運動・トレーニング

24時間年中無休のフィットネスジム「ANYTIME FITNESS」を運営するFast Fitness Japan、スペシャルオリンピックス日本のトップパートナーとして協賛

2016.10.19 18:38 更新

 24時間年中無休のフィットネスジム「ANYTIME FITNESS(エニタイムフィットネス)」を運営するFast Fitness Japan(以下、FFJ)は10月19日、知的障害のある人たちの社会参加をスポーツを通じて支援する「スペシャルオリンピックス日本」への協賛を発表した。同日行われた発表会には、FFJの事業戦略とスペシャルオリンピックスへの協賛に至った背景を説明した他、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本の有森裕子理事長が、スペシャルオリンピックスの概要と、今後行われる大会などについて紹介した。また、スペシャルオリンピックス日本のドリームサポーターで日本障害者サッカー連盟会長の北澤豪氏がゲストとして登壇し、第1回ユニファイドサッカー大会について説明した。

 「米国で15年前に立ち上がったエニタイムフィットネスを日本で展開する当社は、店舗157店を展開。会員数は10万人を超える」と、世界で急成長を続けるエニタイムフィットネスを日本においても多くの人に利用してもらえる環境整備に余念がないのだと、FFJの加藤薫社長CEOは訴える。「フランチャイズランキングにおいても2年連続でNo.1を獲得し、多岐にわたる点で高評価を得た」と、フランチャイズブランドのトップとして評価されていると胸を張る。「首都圏でスタートしたが、現在では地方都市へも積極的に出店している」と、店舗数と会員数のさらなる増大を目指すと力説する。

 「順調な成長曲線を描くことができた背景には、24時間年中無休のフィットネスジムであること。また、7000円から8000円程度と低価格な会費に加え、マシンジムに特化して展開することで、コスト減、会費減を実現した。さらに世界中の店舗が利用可能なため、仕事先や出張先でも利用できる点に、大きな評価を得ている」と、大手のフィットネスジムにはない営業スタイルが消費者に受け入れられたのだと話していた。

 「エニタイムフィットネスを利用する会員は、20代から40代で全体の80%を占める。また、ジム利用の未経験者、初心者が会員の中心となっており、世界中の店舗が利用可能なことから外国人の比率が25%と高くなっている。男女比については、7:3となっているが、今後は女性の比率が高まっていくものとみられる」と、会員の属性についても詳しく紹介してくれた。「また、エニタイムフィットネスはFCオーナーにも高い評価を得ている。その理由は、安定収益が見込める他、高い安全性の実績も有し、ワーク・ライフ・バランスにも優れ、地域貢献につながる点が高評価につながっている」と、FCオーナーが自信をもって仕事ができるブランドであると話していた。

 「今後も、誰もが健康的に暮らせる心豊かな社会実現を目指し、2020年には会員数35万人、店舗数500店舗を目指す」と、すべての人を健康に導く手助けを行っていく考えを示した。「そして、当社では、知的障害のある人たちの社会参加をスポーツを通じて支援するスペシャルオリンピックス日本への協賛も行う」と、すべての人々を健康に導く活動の第一弾として、スペシャルオリンピックスを支援していくのだと訴えた。

 次に、スペシャルオリンピックス日本の有森裕子理事長が挨拶した。「日常的に本来持っている能力を引き出すことがない知的な障害をもつ人々に対し、スポーツの機会を提供することによって、その能力を最大限に引き出してもらいたいとの理念のもと、2001年から日本でも活動がスタートした」と、スペシャルオリンピックスがスタートした経緯などについて説明。「知的な障害をもつ人は、スポーツを行う機会さえ与えられていないという現状に愕然とし、ドリームサポーターを経て、理事長に就任した」と、有森理事長が、スペシャルオリンピックスに係わることになったきっかけを紹介してくれた。「知的な障害をもっていても、やろうと思う心は持ち合わせているのに、その機会やチャンスを与えられないことは不幸なことであると思っている。それだけに、スポーツを通じて、機会やチャンスを与えていきたいと思っている」と、知的な障害を持つ人への偏見をなくし、お互いに共感しあえる環境を作り上げたいと訴えた。

 「パラリンピックの認知度が大いに高まる一方で、スペシャルオリンピックスへの理解は、道半ばであると感じている。公益財団法人スペシャルオリンピックス日本は、スポーツ団体に属しているのだが、スポーツ関係の人たちへの認知度は低いように感じている」と、スポーツ業界の参加が少ない点を嘆く。「今回、エニタイムフィットネスがトップパートナーになってくれた。この社会でともに生きていくという流れを作っていくためにも、最強の協力者を得ることができたと考えている」と、エニタイムフィットネスの協賛で、スペシャルオリンピックスへの環境も変わっていくことを期待していた。

 スペシャルオリンピックスへの協賛について説明するFFJの土屋敦之副社長COOは、「スペシャルオリンピックスの認知向上をサポートしていく上で、店舗やメディアを通じて、告知の訴求を図る」とのこと。「また、店舗自動販売機の売上の一部を寄付する。そして、当社の従業員をボランティアサポートとしてイベントに参加させる」と、認知度向上、寄付、ボランティアについて詳細を説明してくれた。「さらに、スペシャルオリンピックスのアスリートには施設を使ってもらうサポートも行っていく」と、試験的に施設を利用してもらう計画も教えてくれた。

 再び登場した有森理事長は、第1回ユニファイドサッカー大会の概要について説明した。「ユニファイドスポーツとは、障害をもつ人と健常者が一緒にスポーツを行うこと。12月17日、18日の2日間、大阪でサッカーによる大会を開催する」と、詳細について発表する有森理事長。「海外からは韓国のチームが参加する。被災地である福島および熊本からもチームが参加する」と、多くのチームが参加予定なのだと説明する。「もっと一緒に何かができるかもしれないという気づきを与えられる大会にしたい」と、意気込んだ。「今後は、サッカーだけでなく、他のスポーツにも広げていきたい」と、障害者と健常者が一緒に行うスポーツの素晴らしさを伝える大会に拡大させたい考えを示した。

 この第1回ユニファイドサッカー大会について、スペシャルオリンピックスのドリームサポーターで日本障害者サッカー連盟会長の北澤豪氏がゲストとして登場した。北澤氏は、「今回、初めて大会を行うことによって、いろいろなことが生まれると思っている。そして、第2回では全国に参加チームを広げ、そして世界大会にまで発展させたい」と、年々規模を大きくしていきたいと意気込む。「障害者サッカーの現状は、施設や環境、金銭面の問題もあり、なかなか前進できていないのが現状だ。もちろん認知度向上も必要だが、彼らのすごさを感じてほしいと思うし、それが健常者によるサッカーのレベルアップにもつながる」と、健常者のスポーツにも好影響をもたらすことができると、北澤氏は訴える。「ユニファイドスポーツは、障害者も健常者も、自分にもできるという勇気が伝えられるスポーツであると考えている。こうした人々が、今回の大会を通じて増えることを願っている」と、これまでにはない感情が得られる大会になるのではないかと期待を寄せていた。

Fast Fitness Japan=https://www.anytimefitness.co.jp/
公益財団法人スペシャルオリンピックス日本=http://www.son.or.jp/


このページの先頭へ