運動・トレーニング

デサント、ボブスレーチームが国際競技大会などで着用する競技用ウエアを提供

2013.10.11 20:08 更新

 デサントは、日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟が派遣するボブスレーナショナルチームが国際競技大会等で着用する競技用ウェア(レーシングスーツ)をサプライする。これは同連盟とのオフィシャルサプライヤー契約に基づくもので、11月11日から開催されるノースアメリカカップ・カルガリー大会から着用される。

 ボブスレー競技においては、スタートでいかに加速しスムーズにそりに乗り込むかが、勝敗を左右する要素のひとつであり、ダッシュ時の地面を蹴る力が大いに必要とされる。ウェアの開発に際しては、選手のパフォーマンスを効果的に引き出すことをポイントに、同社の持つ「エナジーリターン」のコンセプトに基づき、蹴る力や脚の伸展力アップをサポートする機能を持たせた。高技術を必要とするものづくりのノウハウを持った国内工場である、同社子会社のデサントアパレル 吉野工場(奈良県吉野郡)で生産する。

 このレーシングスーツの一番の特徴は、腰から膝にかけて配置された反発力の強い素材を使用した「パワーライン」。脚が前に振り出された時に「パワーライン」が引き伸ばされ、その戻る反発力を次のキックに再利用することによって、効果的な走りをサポートすることが可能となった。また、選手の声を取り入れ、そりを押す際、特に力のかかる腰の部分には、パワーメッシュ素材を採用して腰をホールドすることで、体幹の安定性を高めている。身生地素材には、運動追従性に優れた、動きやすいストレッチ素材を使用。さらに膝下とふくらはぎの肌面にはグリップ力の高いナノファイバー素材を採用し、運動中の身体とスーツのずれを軽減しフィット感を高めることで、スーツの機能を効率的に作用させることができる。
 同社は、このレーシングスーツのほか、トレーニングウェア等のサプライを通じ、ボブスレーナショナルチームの選手が最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、サポートしていく考え。

 ちなみに「エナジーリターン」は、素材の反発力を次の動作に利用し、出力や精度(パフォーマンス)を向上させる機能コンセプト。2010年、バンクーバーオリンピックでカナダのスピードスケートチーム、およびスキークロスナショナルチームにこの機能コンセプトを採用した「e-ライナー」を提供。次いで2011年には「アリーナ」の水着「アクアフォースインフィ二ティー」にも応用し、ロンドンオリンピックのメダリストらも着用。さらに2012年に発売を開始した「デサント」の速く、美しく走ることを追究したランニングギア「GENOME(ジェノーム)」にも搭載。2013年からサプライをスタートしたスイストライアスロン競技ウェアにも同コンセプトを採用し、同社の培った開発力を様々な分野で活用してきた。

デサント=http://www.descente.co.jp


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