睡眠・リラクゼーション

ニュージーランド航空、フルフラットの睡眠エリアを擁するエコノミー「スカイネスト」を発表

2020.02.26 16:08 更新

 ニュージーランド航空は、エコノミークラスの乗客に向けた画期的な試作品として、フルフラットの睡眠エリアを擁するエコノミー「スカイネスト」を発表した。

 エコノミー「スカイネスト」発表までには3年の研究開発期間をかけ、オークランドの「格納庫 22」イノベーションセンターにおいて200名以上の乗客からのインプットを得たという。そして2月26日ニュージーランド航空は、全身がすっぽり収まるスリープ・ポッド6基から成るエコノミー「スカイネスト」の特許および商標を出願するに至ったとのこと。

 ニュージーランド航空チーフ・マーケティング&カスタマー・オフィサーのマイク・トッドは、今年就航する片道約17時間のオークランド-ニューヨーク便など、世界最長クラスのフライトの運航には“乗客を魅了するようなプロダクト”を多く導入していきたいとして、「ニュージーランド航空は、機内の全キャビンにおいて革新的な製品を導入すべく、膨大な量の開発作業を進めている。長距離フライトを利用のエコノミークラスのお客様にとっては、体を伸ばせないことが明らかな苦痛の種だ。エコノミー『スカイネスト』の開発は、この課題に真っ向から向き合った結果となる」とコメントしている。

 ニュージーランド航空は、オークランド-ニューヨーク便就航後の業績評価をした後、2021年にエコノミー「スカイネスト」本格導入の是非について最終決定を下す予定だ。

 カスタマー・エクスペリエンスのニッキ・グッドマン ゼネラルマネージャーは、エコノミー「スカイネスト」開発の最終段階での乗客および客室乗務員から得たフィードバックは大変貴重であり、重要なパートナーたちにも熱心に関与として、「未来の飛行体験として、長距離フライトにおけるエコノミークラスの乗客が、自身の座席に加えてエコノミー『スカイネスト』を予約することで、質の高い休息を得られ、目的地に到着する頃には十分リフレッシュできている、という光景を予感している。これはあらゆるレベルで大変革をもたらす画期的なプロダクトといえる」と語る。

 「この製品開発をお客様とともに行えたことに、大きな喜びを感じている。これは、乗客の健康を第一に考えた3年間の集中作業のハイライトの1つとなる。このイノベーションが、航空業界のゲーム・チェンジャーとなり、長距離路線に大きな改善をもたらすと確信している。エコノミー『スカイカウチ』と同じように、他の航空会社がエコノミー『スカイネスト』ライセンス供与による導入を検討することを期待している」と述べている。

 ニュージーランド航空の航空プログラム責任者ケリー・リーブスは、同社では“can do”(実現できる)を重要な価値の一つとして捉えており、エコノミー「スカイネスト」試作品はその具体例であるとして、「ニュージーランド航空では、継続的に『実現できる』という姿勢を育み続けている。私たちは大胆であること、新しいことに挑戦することを恐れない。問いを投げかける時、『これを行うことはできるか』ではなく、『乗客のためにこれを行うのは正しいか』、そしてそうであれば『どうやってこれを行うか』という姿勢でいる」とコメント。「私たちは優れたアイデアを取り入れ、環境、市場、そして社員や乗客に役立つイノベーションを生み出し、提供している。その力が、私たちに優位性を与えている」と語っている。

 リーブスは、エコノミー「スカイネスト」の開発や、当局から必要な認可が下りるまでに乗り越えるべきハードルは、エコノミー「スカイカウチ」とは比較にならないほど高い、と話す。「しかし、それは追求する価値のある目標であり、世界中すべての航空会社のエコノミークラスで旅をする乗客にとって、ゲーム・チェンジャーになる可能性がある目標だと、私たちは考えている」。

ニュージーランド航空=https://www.airnewzealand.jp/


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