睡眠・リラクゼーション

西川リビング、成長期の小学生を支える"すくすく応援ふとん"「Suu Goo」を発売、蛯原英里さんと共に"子どもの集中力は眠りから"をテーマに「眠育」を提案

2017.08.10 18:09 更新

 西川リビングは、成長期の子どもたちを眠りでサポートする「眠育プロジェクト」を2014年に発足し、ベビーからキッズまで成長に合わせた寝具の提案と共に、正しい睡眠に関する情報を発信するべく、“子どもたちが眠ることが楽しくなる!”をテーマに眠育活動に取り組んできた。今回、この活動の一環として、キッズ用寝具「Suu Goo(スーグー)」<マット・掛けふとん・まくら・カバー・眠育6点セット>を、全国の寝具店、家具店などで発売する。8月10日には、同製品発表および、“子どもの集中力は眠りから!”をテーマに、大阪市立大学大学院医学研究科 疲労医学講座 特任准教授の水野敬先生が講演を行った。また、日本チャイルドボディケア協会代表の蛯原英里さんをゲストに招き、「眠育」の重要性について学ぶトークショーも行われた。

 「創業451年目を迎える当社は、成長期の子どもたちを眠りでサポートする『眠育プロジェクト』を2014年に発足。ベビーからキッズまで成長に合わせた寝具の提案と共に、正しい睡眠に関する情報を発信し、“子どもたちが眠ることが楽しくなる”をテーマに取り組んできた」と、西川リビングの西分平和社長が挨拶。「この活動は、『第8回キッズデザイン大賞』子ども視点の安心安全デザイン子ども部門で、奨励賞『キッズデザイン協会会長賞』および『健康科学ビジネスベストセレクションズ2014』の特別賞を受賞した」と、「眠育」の取り組みが高く評価されているのだと訴える。「今回、眠育活動の一環として、成長期の小学生を支える“すくすく応援ふとん”『スーグー』を8月25日から発売する。この製品を通じて、子どもの睡眠の重要性を伝えていくと共に、子どもの成長を応援していく」と、子どもにとって理想の睡眠環境を追求する製品を発売することで、正しい睡眠習慣の大切さを訴えていくと意気込んだ。

 次に、「スーグー」について、西川リビング 睡眠環境科学研究所の藤田貢次長が説明した。「当社が行ったアンケート調査によると、子どもの就寝中で気になることは、寝汗と寝相であった。この寝汗と寝相を解消するべく、『スーグー』では、寝汗対策として、湿気をぐんぐん吸収する除湿シートを内蔵した。また側地には、吸湿性のある面素材を採用。側地が簡単に外せて、家庭で洗濯も可能な仕様にした。一方、寝相対策については、中芯の上層部を凹凸形状にカット。体圧分散がよいので、寝心地もよい。さらに、柔らかいだけでなく、下層部分はしっかり体を支える設計となっている」と、子どもの就寝中に気になる動作を解消する機能を施したのが、「スーグー」なのだと説明する。

 「そして今回、通気性にこだわった『スーグー マットレス』や、合繊掛けふとん、マットレスカバー、まくら、掛ふとんカバー、ピローケースの眠育6点パックを発売する。この商品を購入した人には、睡眠習慣改善『ぐっすりカレンダー』と洗い替え用マットレスカバーがついてくる」と、お得なセット商品を販売するとアピールしていた。「カラーは、子どもたちにアンケートを実施し、人気のターコイズブルーをキーカラーに選べる2色展開となっている」と、機能性だけでなく、カラーやデザインにもこだわったとのこと。「子どもがふとんに入りたくなる製品となっている」と、睡眠を楽しくしてくれる商品なのだと話していた。

 そして、現代の子どもたちの脳の発達と疲労などについて研究し、子どもの健康増進に資する優れた商品開発のために、同社と共同研究を行っている大阪市立大学大学院医学研究科 疲労医学講座 特任准教授の水野敬先生が、“子どもの集中力は眠りから”をテーマに「眠育」の重要性について講演を行った。「大人の疲労について調査を行ったところ、60%が疲れていると回答し、そのうちの40%が慢性疲労であることが明らかとなった」と、私たちの多くが疲れているのだと指摘する。「この背景には、私たち日本人は、他の国々の人々と比較して、しっかりとした睡眠時間が得られていないことが影響しているものと思われる」と、よく眠れていないことが疲労につながっているのだと指摘する。

 「子どもの疲労についても調査した結果、小学生の約30%、中学生の約46%が、1ヵ月以上疲れていると回答した」と、大人と同様、子どもも疲れているのだと説明する。「子どもの疲労も睡眠時間と密接に関係しており、学年が上がるにつれて睡眠時間が短くなっている」と、年を追うごとに睡眠時間は短くなる傾向にあるのだと話していた。「また、睡眠時間が短い子どもほど、学習意欲が低下する傾向にあることもわかった」と、睡眠が短くなると、自発的に学習したいと思う意欲が低下してしまうのだと警告する。「疲労が強く、学習意欲が低いと注意制御力も低下することが明らかとなった。注意制御力が高いほど、授業の理解度も高いといわれているだけに、睡眠時間の減少は、学力低下を招く恐れがある」と、「小中学生の慢性疲労が学習意欲を低下させ、脳機能低下にもつながるだけに、睡眠は成長期の子どもにとって非常に重要なのだと力説していた。

 では、子どもに十分な睡眠時間を確保するには、どうしたらよいのだろうか。日本チャイルドボディケア協会代表の蛯原英里さんをゲストに招き、蛯原さんが「眠育」について疑問に思うことを、水野先生に問う形式のトークショーが行われた。「3歳になる娘がいるのだが、小学生になると睡眠のリズムが変化してしまうのではないかと心配。リズムを崩さないようにするにはどうすればよいのか」と、水野先生に質問する蛯原さん。「必要な睡眠時間は、発達過程で変化する。小学校に上がる前は、フレキシブルに睡眠時間を確保できるが、小学生になると、朝8時には学校に行かなければならず、この時間に起きていないといけないという状況になる。この点を考慮しながら、入学前に睡眠習慣を訓練させておくとよい」と、小学生になる前に、決まった時間に起きて寝るというスタイルを確立しておくことを推奨していた。

 「では、具体的にどのくらいの睡眠が必要なのか」と蛯原さんが問うと、水野先生は、「3歳の子どもであれば、10~13時間程度の睡眠時間が必要になる」とのこと。蛯原さんは、「夜は9時間程度しか寝ていないが、昼寝を含めると10時間程度になる」と、安心した表情を浮かべると、水野先生は、「主睡眠が何時間であるかが重要になる。それだけに夜の睡眠時間を、あと1時間増やす工夫をしてほしい」と、最低でも10時間は確保してほしいとアドバイスしていた。

 「多くのママたちと接していると、なかなか子どもが寝つけないと悩んでいる人も多い。寝られない子どもを上手く寝かすにはどうしたらよいか」と質問する蛯原さん。「夜に光を浴びると、寝つきが悪くなる。夜のテレビゲームやスマートフォンの使用は控えて、絵本を読んであげることで気持ちを落ち着かせることが大切となる」と、水野先生は、絵本を効果的に使うことを推奨していた。

 「現在は、家族3人で同じ部屋に寝ている」という蛯原さん。「今後、子ども専用のふとんや1人寝はいつごろから始めた方がよいか」と、疑問を投げかけると、「いつから1人寝を始めればよいという明確なタイミングはない。子どもが寝ることに対して、快適で楽しいと感じられるようになることが重要となる」と、1人寝には、あまり神経質になる必要はないとのこと。「それよりも、睡眠時間が足りないと、疲労が蓄積してしまう。家族と話し合いながら、子どもに睡眠時間を確保することの重要性を伝えていってほしい」と、寝ることを押し付けるのではなく、自発的に睡眠時間を確保できるように、習慣化させていくことが大切なのだと話していた。

 水野先生から、「眠育」の重要性を学んだ蛯原さんは、「実際に、しっかり寝ている方だと思っていたが、まだ足りないということを知ることができてよかった。娘とよく話し合いながら、睡眠を楽しいと思ってもらえる方法を見つけ出していきたい」と、睡眠を楽しくするために、家族でしっかり話し合っていきたいと述べていた。

[小売価格]
眠育6点パック:4万円(税別)
[発売日]8月25日(金)

西川リビング=https://www.nishikawa-living.co.jp/


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