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ワールドとゴードン・ブラザーズ・ジャパン、埼玉県・西大宮にオフプライスストア「&Bridge」1号店をオープン、多彩なブランドをオフプライスストアを通じて提供

2019.09.13 19:57 更新

 ワールドと、ゴードン・ブラザーズ・ジャパンは、8月1日に設立した新会社、アンドブリッジが、ファッション産業の新業態となるオフプライスストア「&Bridge(アンドブリッジ)」の1号店を、9月14日に埼玉県・西大宮にオープンすると発表した。オープン前日の9月13日に行われた店舗内覧会では、ファッション産業で新たな循環を創るオフプライスストアについて、店舗概要や品揃えなどについて説明した。

 「オフプライスストア『アンドブリッジ』は、郊外型の店舗を1号店としてオープン。約300坪の店内に、インポートアイテムを3割、残りの7割をドメスティックアイテムで商品を構成する。取扱いアイテムは、ファッションのみならず、ファッション雑貨、生活・キッチン雑貨、コスメ・フレグランス、ジュエリーなど多彩で、来店のたびに異なる品揃えで、まるで宝物を探しているような感覚が味わえる店舗となっている」と、アンドブリッジの松下剛社長が挨拶。「ターゲットは、30~40代のファミリー層やカップルなどを想定し、消費者に好まれるブランドを取り扱っていく」と、郊外型店舗ということもあり、家族連れなどに多く足を運んでもらいたいと話していた。

 「販管費を極力抑えることを目指したことから、什器などもこれまでの店舗で使用されていたものなどを活用した」と、店内はシンプルに、既存のものを多数再利用することで、コストを抑え、これを商品価格反映させていくのだと訴える。「また、ゆっくり買い物を楽しんでもらえるように、コーヒーサーバーを設置。来店した消費者は自由に飲用することができる」と、人々が集える仕組みも施していると教えてくれた。

 「また、アート作品も展示することで、ふらっと立ち寄ってもらえるような店舗を目指していく」と、誰もが気兼ねなく回遊できる店内にしていくと語っていた。「今後は、コスメのワークショップなども行い、買い物を楽しむだけでなく、地域のコミュニティを支えるスペースとして、地元の人に愛されるような企画も行っていく」と、地元の人々とのコミュニケーションも積極的に行っていきたいと述べていた。

 「&Bridge」1号店の店内を見てみよう。お気に入りの1点を見つける、ショッピングの楽しさを伝えるため、あえてブランド名の表記は行わず、ブランドミックスでレディース、メンズ、キッズ、ファッション雑貨、生活・キッチン雑貨、コスメ・フレグランス、ジュエリーまで、カテゴリーごとに商品を配置。いずれも、1品番ごとの取り扱い数は少なく、来店の度に異なる品揃えで消費者を迎える店舗レイアウトになっている。

 また、サステナブルをテーマに、少しでも消費者に還元ができるようローコストであることも重視し、リユースやアンティーク什器を活用するほか、古びたブルーマウンテンコーヒーの樽などを使い、趣のある演出を施している。全体ではシンプルに統一感を持たせることで、店内を快適に回遊しながら、ショッピングを楽しんでもらえるようになっている。

 さらに、地元の人とのコミュニティーを大切に作り上げるため、店内にコーヒーサーバーを設置したり、ジャズをBGMにしたくつろげる演出で、ひとりでも、家族とでも、世代を問わずに来店しやすい店舗になっている。

 オフプライスストア「&Bridge」は、今後成長が見込まれる「オフプライスストア」業態の店舗。両社のノウハウを掛け合わせ、ファッション感度の高い消費者に、都市近郊の利便性の高い立地で提案していくという。常に旬で豊富な品揃えを提案する「&Bridge」は、貴重な1点物も多く取り揃え、価値ある商品をお得感を感じながら買い物してもらえる店舗として、ファッション感度の高い消費者をターゲットに、都市近郊の利便性の高い立地で提案するオフプライスストアとなっている。

 米国では、余剰在庫を買い取り、バーゲン価格で販売するオフプライス業態が拡大しており、日本においても、オフプライス業態は、ファッション経験豊富な世代を中心に潜在的なニーズが十分にあるものと捉えている。

 ゴードン・ブラザーズ・ジャパンは、在庫計画の立案・実施および流通販路の最適化、在庫の評価などを通じて、幅広い取引ネットワークとグローバルでの商品調達力を有しているとのこと。また、ワールドグループは、多様なブランド事業展開によって構築してきたプラットフォームを通じ、オフプライスストア業態に最適なストアオペレーションを早期に確立していくという。とくに、グループ企業であるティンパンアレイが展開する高感度ユーズドセレクトショップ「RAGTAG(ラグタグ)」の運営で培った2次流通小売のノウハウを活用し、多品種少量や感度の高さを求める日本の消費者に適したオフプライスストア業態の構築が実現できると考えているとのこと。

 アパレルに限らずあらゆる業種・業態において、製品・商品の大量生産や大量廃棄は国際的に問題提起されており、ファッション産業における余剰在庫や商品廃棄の課題にも大きな社会的な関心が高まっている。「&Bridge」は、過剰となった衣料品を再循環させ、価値あるブランドの商品を魅力的な価格で消費者に提供する持続可能な業態モデルを構築していくとのこと。ファッション産業全体の商品ロスを低減することで、SDGs(持続可能な開発目標)、すなわち企業の社会的責任(CSR)を果たす取り組みにつなげていくという。また、今回は店内の什器やショッピングバッグなどの消費財まで、サステナブルの観点から、リサイクル・リユースを基本に設計し、「&Bridge」全体でサステナビリティある社会の実現に貢献していくとしている。

[「&Bridge(アンドブリッジ)」1号店概要]
所在地:埼玉県さいたま市西区宮前町220 にしおおみやファッションモール1F
営業時間:10:00~19:00 不定休
1層:300坪(990m2)
店頭構成比:レディース(45%)、メンズ(15%)、キッズ(5%)、ファッション雑貨(15%)、生活・キッチン雑貨(15%)、コスメ・フレグランス(3%)、ジュエリー(2%)

アンドブリッジ=http://and-bridge.jp


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