余暇・トラベル

大丸松坂屋、大阪・心斎橋に「大丸心斎橋店 本館」をグランドオープン

2019.06.12 19:24 更新

 大丸松坂屋百貨店は、9月20日に、大阪・心斎橋に「大丸心斎橋店 本館」をグランドオープンする。

 個性溢れる専門店計370店舗(6月11日現在)が出店し、関西初、新業態の店舗がひしめきあう最前線スポットが集結した心斎橋エリアのランドマークとして生まれ変わる。

 幅員44mの御堂筋と週末の歩行者数約15万人の賑やかな心斎橋筋商店街をはじめ、周辺にはアメリカ村や南船場・堀江などの特徴的街区を持つ世界有数の商業集積地「心斎橋」。この街で開業してから約300年の歴史を持つ大丸心斎橋店では、“世界と未来にむけて進化する百貨店”として、現在建て替え中の「大丸心斎橋店 本館」を、9月20日にグランドオープンすることを決定した。

 同プロジェクトでは、品揃え、デザイン、環境などすべてにおいて、百貨店の未来の方向を示す革新的な“新百貨店モデル”を具現化した。多くの富裕層顧客、日本有数のインバウンド顧客の吸引力といった心斎橋店の強みをさらに増幅させる店づくりを目指すとともに、新たなサービスや体験など“リアル店舗でしか味わえない付加価値創造”に取り組んできた。

 同プロジェクトは、本館(地下2階~10階)・北館(パルコ:地下2階~7階、専門店街:8階~14階)・南館の3館体制で2021年まで続く複合開発のさきがけとなるもの。本館と北館をつなぐ大宝寺通りの上空部に増築を行い、両館の2階~10階のフロアが接続され、一体化する。

 大丸心斎橋店が提供すべき価値は何かという根源に立ち返り、各界を代表する方々とのトークセッションを行い、百貨店の意義や目指すべき方向性について議論を重ねた。その成果を「フィロソフィ」として、心斎橋店に関わるすべての人々の拠り所となる原点とした。

 「買取」「消化仕入」「定期賃貸借」という3つの取引形態の展開ミックスを抜本的に見直し、バランスの最適化を実現したとのこと。これによって、ブランドの世界観を色濃く反映した売場デザインや、特徴的なサービス・体験などを提供する特別な店舗形態のショップが多数出店する。こうした手法を使いつつ、消費者には百貨店として期待されるサービスを、取引形態の違いにかかわらず提供できる仕組みづくりに取り組んだ。 
 「5つのフィロソフィ」を具現化した各フロアには、関西初出店37店舗、新業態50店舗(6月11日現在)を含む計370店舗が出店する。B2・B1・10Fは、食物販・レストランフロア、1F~6Fのメインは物販フロアとなる。9Fには、今後北館と一体化し、海外顧客に対応する“インバウンドセンター”を構築。また、訪れる人に憩いの場を提供するべく、 7Fにはテラスを設け、緑溢れる都会のオアシス空間を提供する。

 日本の近代建築に大きな足跡を残したウィリアム・メレル・ヴォーリズ。今回の本館建て替えプロジェクトでは、街の象徴でもあり歴史的価値のある旧本館の採取可能な部材は現物による再利用を行い、困難な部材は原型の型取りの上、最新技術により再現。継承すべき空間の再構築に挑んだ。

 「D-WALL(仮)」は、館の1F~10Fのエスカレーターサイドに設置する高さ約50m、幅約4mの大型LEDモニター装置となっている。ヴォーリズ建築とデジタル技術の融合によって生まれた、新しい本館を表現するシンボルとのこと。また、全フロアに合計42台のデジタルサイネージを設置し、様々な案内表示などスムーズな買い物体験を提供する。 
 大丸松坂屋百貨店を核とするJ.フロント リテイリンググループでは、「持続可能な社会」の実現に向けて、同社が今後優先して取り組むべき「5つのマテリアリティ」を策定している。大丸心斎橋店では、ESG推進のフラッグシップ店舗として、「低炭素社会への貢献」に向けて様々な取り組みを展開していく。「大丸心斎橋店 本館」は、旧本館(2015年度)と比較(建て替えのため、建物構造は同一ではない)し、2020年度CO2排出量を約7000t-CO2削減する。

 プロジェクトの推進にあたって大阪市と姉妹都市であるミラノ市で展開される世界最大のデザインイベント「ミラノ・フォーリサローネ」とパートナーシップを結び、心斎橋の街を舞台に新たなデザインの祭典を立ち上げ、長期的な成長を目指す。初年度となる今年は、本館を中心とした心斎橋の複数エリアに「ミラノ・フォーリサローネ」が本国で行うスペシャルコンテンツを誘致。さらにファッションとデザインを融合した大丸心斎橋店独自の内容をプラスし館内とエリアを盛り上げる考え。 
[大丸心斎橋 本館概要]
施設名称:大丸心斎橋店 本館
所在地:大阪市中央区心斎橋筋1-7-1
延床面積:約6万6000m2(旧本館:4万9000m2)
売場面積:約4万m2(旧本館:3万1000m2)
階数:地上11階、地下3階(高さ約60m)
売場:地上10階、地下2階
開店日:9月20日(金)
営業時間:
 ショップ=10:00~20:30
 フードホール、テラスカフェ、レストラン=11:00~23:00
※店舗により異なる
休業日:元旦・不定休
アクセス:Osaka Metro御堂筋線・心斎橋駅4番出口・地下道直結

大丸松坂屋百貨店=https://www.daimaru-matsuzakaya.com/


このページの先頭へ