余暇・トラベル

東京150年を記念したイベント「東京150年祭」を浜離宮恩賜庭園で開催、潮入の池を舞台に初音ミクが名曲を歌うプロジェクションマッピングショーを実施

2018.10.26 20:55 更新

 東京都は、平成30年(2018年)が江戸から東京への改称、東京府開設から150年の節目であることを記念し、「Old meets New 東京150年」事業を展開している。今回、同事業のメインイベントとして、東京の魅力「伝統と革新」を実感してもらい、記念の節目を都民と共に祝う「東京150年祭」を10月26日から28日に浜離宮恩賜庭園で開催する。この開催に先駆け、10月25日に行われたプレオープンイベントでは、「東京150年祭」のメインプログラムである、潮入の池を舞台にしたプロジェクションマッピングショー「刻をあそぶ 時空の旅 ~初音ミクLinks Tokyo150~」が初公開された。

 「東京150年祭」のメインプログラムとなる「刻をあそぶ 時空の旅 ~初音ミクLinks Tokyo150~」は、潮入の池に、幅30m、高さ15mのウォータースクリーンを設置。中島の御茶屋や背後の木々にもプロジェクションマッピングを投影し、夜の浜離宮の素晴らしい景観と合わせて、これまでにない空間を創出する。プロジェクションマッピングショーには、バーチャルシンガーの初音ミクが登場し、時代とともに移り変わるファッションで39曲の楽曲を歌い、東京の魅力を発信していく。「東京150年祭」プレオープンイベントでは、同プログラムの音楽監督を務めたジャズピアニスト兼作曲家の佐藤允彦氏がピアノの生演奏を披露。東京150年を彩ってきた名曲をジャズピアノの旋律に乗せて、東京の歴史を振り返った。

 そして、主催者を代表し、東京都の小池百合子知事が挨拶した。「『東京150年祭』の会場となる浜離宮恩賜庭園は、日本的な美意識と現代の都市景観が融合した、まさに“Old meets New”を象徴する場所となっている。この素晴らしい夜景とともに、最新の技術を駆使したプロジェクションマッピングショーを楽しんでほしい」と、「東京150年祭」のメインプログラムにふさわしい内容に仕上がったと目を細める。「東京オリンピック・パラリンピック2020大会を目前にした今こそ、歴史・文化・テクノロジー、そして伝統と革新が共存する東京の魅力をさらに高め、世界に広く発信していきたいと考えている」と、「東京150年祭」を機に、世界に向けた発信力をさらに高めていくのだと力を込める。「江戸が東京に改められて150年、幾多の苦難に直面しながらも、先人たちが心血を注いで今日の東京を築き上げてきた。東京が次の100年、200年と輝き続けるためには、これからも人の力が不可欠になる。人と人がつながることで生まれるシナジーが、東京のエナジーを大きくし、東京が元気になることで、日本全体が元気になると確信している。今後も、都民の人々と手を携えながら、愛着と誇りを持つことができる“New東京”を作り上げていきたい」と、都民一人ひとりの力をつなげることで、次の世代に向けて東京を輝かせていくと語った。

 続いて、東京商工会議所の三村明夫会頭が挨拶。「東京は、政治・経済・産業・教育・文化など、多様な機能が集積する世界有数の国際都市として、日本の持続的成長を支えてきた。しかし現在、世界では反グローバリズムや地政学的な不安、国内では人口減少など大きな課題を抱えている。そうした中で、東京が激化する国際的な都市間競争を勝ち抜き、日本の成長エンジンとしてこれからも機能できるよう、小池都知事の強力なリーダーシップに期待している」と、国内外で様々な問題を抱える中、さらなる国際競争力向上に期待を寄せた。「東京商工会議所は、1878年の創立以来、今年で140周年を迎えることができた。民の繁栄が世の中の繁栄につながるという、初代会頭・渋沢栄一の創立の精神に立ち返り、企業の繁栄、首都東京の発展、日本の経済社会の発展に向けて邁進していく。2020年だけでなく、その先に向けて、東京都民とともに、東京および日本を大いに盛り上げていきたい」と、東京の持続的な発展を全面的にバックアップしていく考えを述べた。

 ここで、特別パフォーマンスとして、孝藤流(孝藤右近氏、左近氏)による歌舞伎舞踊連獅子が披露された後、潮入の池を舞台にしたプロジェクションマッピングショー「刻をあそぶ 時空の旅 ~初音ミクLinks Tokyo150~」が初公開された。

 潮入の池に巨大なウォータースクリーンが出現すると、バーチャルシンガーとして世界で人気の初音ミクが登場。明治、大正、昭和、平成と、時代とともに移り変わるファッションで39曲の名曲を歌い、東京150年の過去、現在、未来を表現する演出とともに、国内外に東京の魅力を発信した。

 なお、「東京150年祭」では、この他にも東京150年を楽しめる多彩なコンテンツを用意している。最新技術を活用した体験コンテンツとして、全身スキャンで撮影した来場者の3Dアバタ―が、初音ミクと東京2020音頭を踊る「デジタル盆踊り~東京2020音頭を初音ミクと踊ろう~」や、全身スキャンで撮影した来場者の3Dアバタ―が東京の街を散策する「THE TOKYO TRAVELLERS」、150年前にタイムスリップしたデジタル記念写真を撮影できる「三百年の松 フォトスポット」を展開する。

 また、組紐、江戸切子、東京産食材や江戸東京を感じさせる料理などの素晴らしさを実感できる参加型プログラム「江戸東京きらりプロジェクト~伝統の技の饗宴~」、爽やかな秋の空の下で本格的な茶道を体験できる「野点体験」、パラリンピックの魅力を体験できるプログラム「NO LIMITS CHALLENGE」、「未来のTOKYO」をテーマに募集した「東京150年記念絵画コンテスト」の入賞作品展示などを実施する。

[「東京150年祭」開催概要]
日時:
 10月26日(金)17時~21時
 10月27日(土)9時~21時
 10月28日(日)9時~21時
場所:浜離宮恩賜庭園(東京都中央区浜離宮庭園1-1)
入園料:一般300円、65歳以上150円(カッパバッジ提示で無料)
「刻をあそぶ 時空の旅 ~初音ミクLinks Tokyo150~」上映スケジュール:
 各日4回上映予定 第1回18:30/第2回19:10/第3回19:50/第4回20:30
上映時間:約18分

東京150年祭 公式ホームページ=https://www.tokyo-150.jp/


このページの先頭へ