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Ctrip.com、三井住友カードおよび銀聯国際と提携し「Trip.com グローバルカード」を発行、オンライン旅行の優待サービスを提供する新タイプのクレジットカード

2018.05.16 20:16 更新

 中国最大のオンライン旅行会社であるCtrip.com Internationalは、三井住友カードおよび、「UnionPay(銀聯)カード」を展開する中国の銀聯国際と提携し、6月6日から、日本において「Trip.com グローバルカード」の募集を開始する。5月15日に行われた発表会では、オンライン旅行サービス「Trip.com」の概要を説明したほか、今回の3社提携に至る背景や、新たに発行する「Trip.com グローバルカード」のサービス内容について紹介した。

 「当社は、中国で1999年に創業したオンライン旅行会社で、2003年にはNASDAQへの上場を果たした。現在は、グローバルブランドのオンライン旅行サービス『Trip.com』を13ヵ国語で展開しており、総会員数は3億人を超えている」と、Ctrip.com Internationalの孫潔(ジェーン・スン)CEOが挨拶。「『Trip.com』では、フライトから列車、ホテル、パッケージ、レンタカー、現地ツアーなどまで、一括で予約・手配できるワンストップサービスを提供している。また、カスタマーサービスにも注力しており、24時間年中無休でのサポート対応を行っている」と、世界各国で旅行商品のワンストップ予約サービスを提供しているのだと胸を張る。

 「グローバル戦略の中でも、日本はとくに重要な市場と位置付けている。当社が販売する東京発の航空券の目的地は年々多様化しており、昨年は上海、香港、ソウル、ホノルル、バンコクなどが人気を集めた。今後も、日本の『Trip.com』利用者向けに、さらに多くの目的地の航空券を提供していく予定だ」と、日本向けの旅行商品を拡充していく方針を示す。「そして今回、『Trip.com』を通じて、日本の顧客に様々な体験をしてもらえるよう、三井住友カードおよび銀聯国際と提携し、『Trip.com グローバルカード』を発行する。中国以外で提携クレジットカードを発行するのは今回が初めてとなる。3社の連携プレーによって、日本の顧客に対してより良い旅行商品を開発するとともに、今まで以上に多くの決済サービスを提供していきたい」と、提携3社のノウハウを結集した「Trip.com グローバルカード」を通じて、最高の旅行サービスを提供していくと意気込んだ。

 続いて、銀聯国際の王立新(ワン・リーシン)副総裁が挨拶した。「三井住友カードとは、以前から協業に取り組んでおり、10年前に日本で初めて『UnionPay(銀聯)カード』が三井住友カードから発行された。また、2011年には日本初の『UnionPay(銀聯)プラチナカード』を発行。現在は、日本国内の加盟店舗数は約70万店に達し、約半数のATMで利用可能となっている」と、三井住友カードとの協業によって日本での事業拡大を図ってきたと説明する。「今回発行する『Trip.com グローバルカード』は、『UnionPay(銀聯)カード』の決済に関する様々なサービスを日本に展開する一翼を担うとともに、当社がさらに日本に根付くきっかけになると考えている。また、Ctrip.com Internationalが提携パートナーに加わることで、新たにオンライン旅行の優待サービスや会員特典を提供することが可能となった。当社では今後も、『UnionPay(銀聯)カード』の決済機能を拡充し、カード所有者に向けて、より質の高い決済サービスを提供していく」と、オンライン旅行の優待サービスと高品質な決済サービスを兼ね備えた「Trip.com グローバルカード」の普及拡大に期待を寄せた。

 「Trip.com グローバルカード」の概要について、三井住友カードの久保健社長が紹介した。「『Trip.com グローバルカード』は、日本で『Trip.com』を利用する個人旅行者、および海外への出張を頻繁に行うビジネスマンにとって、非常にメリットのあるカードとなっている。カード会員には、ホテル予約で使える割引コードを継続的に配布するとともに、シーズン割引セールやホテル割引セールなど各種セールの先行配信を行う」と、「Trip.com」をお得に使える会員限定サービスが付帯されているという。「また、ポイントプログラムを導入し、カード利用に応じて『ワールドプレゼント』ポイントが貯まるようになっている。貯まったポイントは、当社が提供する様々な景品やサービスはもちろん、『Trip.com』での宿泊予約や航空券予約時に利用できる最大1万円の割引コードに交換することもできる。さらに、最高2000万円の海外・国内旅行傷害保険がついてる他、提携ホテルでのレイトチェックアウトなど提携施設で様々な優待サービスを受けることができる」と、使うごとに旅の楽しみが膨らむカードになっていると訴えた。

 「今回の『Trip.com グローバルカード』は、『UnionPay(銀聯)』ブランドで発行するが、銀聯国際との長年の協業関係から、同ブランドであれば、『Trip.com』の利用者に高い信用と充実した決済サービスを提供できると確信している。『Trip.com』と『UnionPay(銀聯)』の中国2大ブランドと、三井住友カードが密に連携することで、アジアから世界へクレジットカードの新たな価値を提供していく」と、「UnionPay(銀聯)」ブランドでカードを発行する理由について言及。「日本の旅行市場は、従来はアウトバウンドが中心だったが、現在ではインバウンドが逆転している。『Trip.com グローバルカード』は、日本から気軽に行ける中国やアジアでの旅行シーンで便利に活用できるため、アウトバウンドの活性化にもつながると考えている。このカードを通じて、多くの日本人旅行者が海外で素晴らしい体験ができるよう応援していきたい」と、日本から海外へ旅行するアウトバウンドの拡大に貢献していくとの考えを述べた。

 なお、「Trip.com グローバルカード」の募集開始にあわせて、カード利用額に応じて最大5000円をキャッシュバックする発行記念キャンペーンを実施する。カード入会期間は、6月6日から11月30日まで。カード利用期間は、6月6日から12月31日までとなる。

Trip.com=https://jp.trip.com/
三井住友カード=https://www.smbc-card.com/

 


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