余暇・トラベル

ソニー・エクスプローラサイエンス、アプリとつなげるブロック形状の電子タグ「MESH」のワークショップを開催、子どもたちがMESHと身の回りのアイテムでアイデアを具現化

2017.06.12 18:14 更新

 ソニーの体験型科学館「ソニー・エクスプローラサイエンス」は6月10日、ソニー主催による、アプリとつなげるブロック形状の電子タグ「MESH(メッシュ)」のワークショップを開催した。メッシュは、誰でも簡単にデジタルなものづくりができるツール。メッシュを組み合わせることで、“あったらいいな”と思うIoT(モノ・コトのインターネット化)を活用した仕組みをつくることができる。今回のワークショップでは、子どもたちがメッシュを使って多くのアイデアを具現化。シャワーブラシが電動マッサージ機になったり、マッシュポテトを冷ましてくれて、なおかつその最適な動作時間を教えてくれる機能を盛り込むなど、“あったらいいな”と思うモノを創作した。

 ソニー・サイエンスプログラムとは、未来を生きる子どもたちが、科学のチカラを応用し、より良い社会づくりに貢献するための力を培うことができるプログラム。ソニーは、その“きっかけ”となる体験の機会を提供している。今回のワークショップで活用したメッシュは、誰でも簡単にデジタルなものづくりができるツール。無線でつながる小さなブロック形状の電子タグ(MESHタグ)を組み合わせることで、難しい電子工作の知識やプログラミングの知識がなくても、“あったらいいな”と思うIoT(モノ・コトのインターネット化)を活用した仕組みをつくることができるという。

 たとえば「ボタンを押した時にLEDを点灯させたい」時は、MESHアプリでボタンタグのアイコンと、LEDタグのアイコンをドラッグ&ドロップし、“ピキーン”と軽快につなぐ。これだけでボタンが押された時に、LEDが点灯する仕組みが完成する。MESHアプリには「MESHタグ」だけでなく、通知したり、メールを出したり、他の機器をコントロールするなど、その他の「ソフトウェアタグ」がたくさん用意されている。MESHタグは、それぞれ動きセンサー/ライト/ボタン/明るさセンサーなどのさまざまな機能を持ち、無線でMESHアプリとつながることができる。何かに貼り付けたり、組み込んだりしやすいように小さく軽く作ってあり、組み合わせることで可能性は無限大に広がる。

 今回のワークショップで用意された「MESHタグ」は、いろいろな色に光らせることができるLEDライトの「LEDタグ」。色や点滅パターンでお知らせしたり、暗い場所ではちょっとしたライトとして使ったりすることができる。ボタンスイッチとして使える「ボタンタグ」は、ボタンが1回押されたら、長押しされたら、2連続で押されたら何かが起こる、そんなシンプルなアイデアをカタチにできる。人の動きをスイッチとして使う仕組みがつくれる「人感タグ」は、人がタグの感知エリア内(目安として2~3m以内)で動いた時に何か面白いことが起こるような仕掛けづくりや、家の中でちょっと気になった時に、アプリ経由で指示を出して人がいるかいないかをチェックするようなことにも使える。「動きタグ」は、タグが動いたことをスイッチとして使える。例えば、「動きタグ」が振られたら、ひっくり返されたら、振動を感知したら、向きが変わったらなどの動きがあった時に何かが起こる、そんなアイデアをカタチにできる。「明るさタグ」は、例えば箱の中にタグを仕込んでおいて、開けた時に通知する仕掛けなど、周りの明るさの変化をスイッチとして使える。また、タグの目の前に近接物があるかないかをチェックすることもできる。ワークショップでは、これらの「MESHタグ」を駆使して、子どもたちが数多くのユニークなアイデアを具現化した。

 


 今回のワークショップの参加者は、ソニー・エクスプローラサイエンスのホームページから応募のあった小学3年生以上の生徒と保護者10組20名。5つのMESHタグとタブレットを使い、ワークショップで用意した身の回りにあるものを使って、生活を変えるようなモノをつくってみた。子どもたちは、宝箱に「明るさタグ」をセット。箱を開くと、警告音がなるようにアプリをセットし、防犯グッズに早変わりさせていた。

 


 さらに、電子工作の無線化や、できることを拡張する「GPIOタグ」を参加者に配布。「GPIOタグ」は、少し上級者向けの「MESHタグ」で、コネクタに市販のモーターをつないだり、他のセンサーをつないだりすることで、アイデアをさらに拡張することができる。今回は、モーターにつなげた状態で、子どもたちにさらなるアイデアを促してみた。すると、シャワーブラシにモーターを取り付けて、マッサージ機を作ってみたり、マッシュポテトを作る道具にプロペラと「GPIOタグ」を取り付けて、ポテトを素早く冷ましてくれるモノを制作。さらには、「動きタグ」を使って、プロペラの最適な動作時間を教えてくれるなど、様々なアイデアを駆使して、思考力や創造力を養う術を学んだ。

 これら発明した内容は、アイディアシートに記入。子どもたちは、自宅でアイデアの内容を振り返ったり、家族や友達など、周りの人にどんな発明をしたのかを説明する際に役立てたりするなど、今回のワークショップで得られた体験を、思い思い記入した。

 ソニー・エクスプローラサイエンスは、ソニーの創業者のひとりである故・井深大によって起草された会社設立目的(ソニーの設立趣意書)にある「国民科学知識の実際的啓蒙活動」を具現化する場として、2002年7月6日に開館した。現在では、ソニーグループの科学教育に関するCSR活動「ソニー・サイエンスプログラム」の拠点として、自らワークショップや企画展などを実施すると共に、これらを国内や海外のソニーグループ会社を通して、世界中の多くの子どもたちに、科学体験学習の場を提供している。【PR】

ソニー・エクスプローラサイエンス=http://www.sonyexplorascience.jp/


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