余暇・トラベル

今年3月に定期運行が終了した寝台列車カシオペアの貸切運行ツアーが人気に、豪華な客室や食堂車で優雅な鉄道の旅を

2016.07.28 20:34 更新

 北海道にも新幹線が開通し便利になっていく一方で、寝台列車の多くが廃止されている。しかし、旅行として「楽しむための手段」として寝台列車への需要が拡大している。今年3月に定期運行が終了した寝台特急「カシオペア」は、1999年に運行を開始して以来、予約が取りづらい列車として知られ、定期運行終了まで人気を博した。すべてが個室というこだわりの客室、銀色に輝くボディとカラフルなラインの優美な外観、寛ぎのラウンジカーなど、「列車」そのものが楽しめる豪華寝台列車となっている。

 KNT-CTホールディングスのグループ会社であるクラブツーリズムでは、「信州カシオペア紀行~寝台特急「カシオペア」貸切運行ツアー」(9月17日出発、4コース設定、2泊3日~3泊4日、旅行代金:12万円~20万円)を7月20日から発売した。今回同社は、東日本旅客鉄道の多大な協力のもと、「カシオペア」の貸切運行ツアーを企画した。「カシオペア」で上野駅を出発し、通常の旅客列車では利用しない貨物列車用の路線を駆使する特別ルートで長野駅まで案内する。列車内の滞在時間は17時間以上で、「カシオペア」ならではの特別なひとときを過ごすことができる。「カシオペア」の乗車後は、初秋の上高地に宿泊するコースや、能登方面で美食を楽しむコースなどを用意している。

 JTBグループのJTB国内旅行企画は、主力商品である「エースJTB」において、6月からツアー専用臨時列車として運行している人気寝台列車「カシオペア」車両を使用した団体臨時列車プラン「カシオペア紀行」を発売。エースJTBでは、7月30日に上野駅発~札幌駅着のカシオペアの下り列車を1日限りの貸切列車として特別運行する。「プレミアムスペシャル 彩の大地4日間」コースでは、2名でゆったりと乗車できるハイグレードジャンボを用意し、専用車で小樽や富良野、美瑛、旭山動物園など北海道の人気観光地を訪れる。宿泊は、JTB宿泊アンケート総合評価90点以上の厳選された宿を用意し、上質な寛ぎを演出する部屋と、北海道ならではの山海の味覚や旬の食材を心ゆくまで楽しめる。「でっかい大地 北海道7日間」コースでは、専用ハイヤーを利用し、世界自然遺産「知床」をはじめ、釧路や旭山動物園、富良野を7日間でぐるりと周遊する。2~5泊目の宿泊は十勝川温泉や層雲峡温泉など北海道を代表する温泉地での宿泊を用意し、道内の名湯を満喫できる。また最終泊は札幌宿泊となり、札幌での観光も楽しめる。「ドライバーガイド同行プラン」の他にも、添乗員付きで観光を楽しめる「現地添乗員同行プラン」3コースや、自由気ままな滞在が好きな人に「個人型フリープラン」を用意しており、希望に合わせて選択可能となっている。

 JR東日本グループのびゅうトラベルサービスでは、3月に定期運行を終了した「カシオペア」車両をチャーターした特別ツアーを実施する。人気の「カシオペア」車両をチャーターし、北海道・東北を4日間で周遊。特別な日本海ルートを走行、カシオペア車内では沿線各地のシェフが腕によりをかけた食事やトレインクルーによるきめ細かいサービスで、この旅だけの特別な時間、今までにない列車の旅を届ける考え。旅行の特徴は、日本海から東北・北海道を周遊するオリジナルルートを3泊4日で巡る列車のクルーズ旅行。移りゆく車窓を眺めながら、地域の食材を活かした地元シェフによる今回限りの特別料理をすべての旅行者がダイニングカーで堪能できる。トレインクルーが全行程同行し、きめ細かなおもてなしをするとのこと。今までで忘れることができない、旅行を届けるという。

クラブツーリズム=http://www.club-t.com/
ジェイティービー=http://www.jtbcorp.jp/
びゅうトラベルサービス=http://www.v-travels.co.jp/


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