その他ニュース

ベネッセ、WEBサービス「ベネッセ 教育情報フォーラム」を開始、「コロナ禍における受験生影響調査」の結果を受けコロナ禍で勉強に向き合う受験生を無償支援

2020.09.07 16:16 更新

 ベネッセコーポレーション(ベネッセ)は、新型コロナウイルス感染症による影響で例年とは異なる状況で勉強と向き合う受験生を応援・支援する目的で、無償サービス「ベネッセ 教育情報フォーラム」を9月2日から開始した。直近では、中3生・高3生向けの「受験対策教材」の無償提供に加え、高校・大学受験に関する最新情報や受験情報セミナーを無料で閲覧できる「ベネッセ 教育情報フォーラムアプリ」(スマホアプリ)の提供を行う。

 今回の新規サービス「ベネッセ 教育情報フォーラム」を開始する背景には、同社が中3生515世帯・高3生515世帯の計1030世帯を対象に8月に実施した「コロナ禍における受験生影響調査」があり、そこで明らかになった「受験生の校外学習費が昨年比で月あたり8000円減」、「受験生の約7割がコロナが受験勉強や志望校選びに影響」といった受験生が抱える課題に対し、解決の糸口になるようなサービス・アプリの設計を行ったという。

 同社の調査によると、受験生である中3生・高3生ともに、8月の1か月あたりの校外学習費用は約8000円程度減少していることがわかった。コロナ影響により塾が休校したことや、世帯年収減の傾向などが影響していると考えられる(数値は回答者の平均値)。また、8月度の比較として、昨年に対して「志望校を決定するための情報が足りない」と感じる人が、中3生で9.7ポイント、高3生で8.9ポイントの増加がみられた。コロナ影響によるオープンキャンパスの中止や、高校・大学見学の機会が減ったことが影響していると推察される。

 さらに、今年度の中3生の69.7%、高3生の73.0%が新型コロナウイルスの影響で受験勉強や志望校選びに支障が出ていると回答していた。フリーアンサーでも回答が多い「授業時間の減少」「模試の減少」「オープンキャンパスへ行けない」ことが支障につながっていると考えられる。「コロナ禍での困りごと」について、フリーアンサー形式の回答を分析すると、43%が「休校による学習の遅れ」に言及しており、26%の人が「オープンキャンパス・学校見学ができない」ことに言及していた。フリーアンサーからも、今年の受験生はコロナ影響を受け、学習面・受験情報面での不安が大きいことがわかった。

 この結果を受け、ベネッセでは、全国のコロナ禍の受験生を無償で支援するべく、「ベネッセ 教育情報フォーラム」のサービス開始を決定した。同サービスではまず、中3生・高3生向けの「受験対策教材」を無償提供する。中3生は、今年は休校の影響により、短期間で全教科の受験勉強を進めていく必要がある。その中でも、特に後回しになりがちな理科・社会の受験対策教材「入試直前FINAL」を提供する。この教材では、約50年の中3生指導歴を元に、入試に出やすい問題を分析・厳選。10分×7回で、入試に出る形で重要単語を暗記できるという。紙での提供となる(郵送)。

 高3生向けには、大学入試センターが実施した試行試験や出題方針を進研ゼミ高校講座が分析して作成した予想問題から、共通テストの特徴的な問題を抜粋した「共通テストトライアル」を提供する。トライアルは、英数国3教科に対応(リスニング含む)。紙での提供(郵送)かPDFでのダウンロードを選択できる。

 さらに、スマホアプリ「ベネッセ 教育情報フォーラム」内で、最新入試情報や受験情報セミナーを無償提供する。「47都道府県別高校入試セミナー」では、都道府県ごとに出題傾向が異なる高校入試情報を都道府県別に提供する。また、「全国8エリア別大学入試セミナー」では、大学入試情報を全国8エリア別にオンラインライブセミナー形式で提供する。いずれも、「ベネッセ 教育情報フォーラム」アプリからオンラインライブセミナーを受講でき、セミナー中に受講者からの質問に講師が回答する。このほか、コロナ影響で今後も変更の可能性がある「受験情報」「入試情報」について、最新情報を迷わず一括で閲覧してもらえるよう、アプリで最新ニュースを配信していく。

[「コロナ禍における受験生影響調査」調査概要]
対象者:全国の中学3年生・高校3年生、昨年度現役合格した高校1年生・大学1年生(本人・保護者)
有効サンプル数:計2060サンプル(中3・高1・高3・大1それぞれ515サンプルずつ)
調査実施時期:2020年8月
調査方法:インターネット調査

ベネッセ=https://benesse.jp/
ベネッセ 教育情報フォーラム=https://benesse.jp/kyouiku/kyouikukaikaku/


このページの先頭へ