その他ニュース

アクロニス、全方位型サイバープロテクションソリューション「Acronis Cyber Protect」をリリース、リモートワークにおける統合的なデバイス保護・管理を実現

2020.05.13 21:09 更新

 アクロニス・ジャパンは、バックアップ、ディザスタリカバリ、次世代のマルウェア対策、サイバーセキュリティ、エンドポイント管理のそれぞれの機能を単一のサービスに統合した、全く新しいタイプのサイバープロテクションソリューション「Acronis Cyber Protect」を5月12日にリリースした。同日に行われたオンライン発表会では、新製品をリリースする背景や製品概要について説明した。

 「アクロニスは、サイバープロテクションのグローバルリーダーとして、昨年度は企業全体で約30%の成長を遂げることができた。この成長は、クラウド事業が大きく貢献しており、昨年度は200%超の伸びを達成した。今年度は企業成長率50%達成を見込んでいる」と、アクロニス・ジャパンの嘉規邦伸社長がグローバルでのビジネス状況について紹介。「現在、新型コロナウイルス対策として、多くの企業がリモートワーク・ツールの導入を進めている。しかし、急遽導入したことで様々な脅威にさらされるケースも出てきており、セキュリティ確保の重要性が高まっている。また、リモートワークによって管理するべきIT資産が拡散し、情報システム部門による集中管理が困難になりつつある。そして、これらの課題に対する解決策として、クラウドを採用する企業が急増している」と、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、企業のIT環境も大きく変化していると指摘した。

 「クラウドへの移行が加速する中で、当社では、企業のサービスプロバイダーへの転換を支援するべく、統合データ保護ソリューション『Acronis Cyber Cloud 9.0』を提供している。今回、この新たなサービス機能として、デバイス統合管理を実現する『Acronis Cyber Protect』をリリースする。同製品では、バックアップやディザスタリカバリ、アンチマルウェア、パッチ管理、リモート管理などを1つのエージェントに統合。単一のコントローラーから各機能を包括的に管理することが可能になる」と、新たにリリースする「Acronis Cyber Protect」の位置づけを説明。「ターゲットとしては、現在の環境を大きく変えることなくデータ保護能力を拡大したい顧客や、情報システム部門の負担や人数を増やさずにセキュリティを強化したい顧客、多数のデータ保護ソリューションの並行運用が負担になっている顧客、運用している複数のソリューションを統合してコスト低減を図りたい顧客に向けて、企業サイズを問わず提案していく」と、日本市場での販売戦略について述べた。

 続いて、アクロニス・ジャパン セールスエンジニアリング統括部の佐藤匡史統括部長が、「Acronis Cyber Protect」の製品概要を紹介した。「『Acronis Cyber Protect』は、特定・防御・検知・対応・復旧のすべてのサイバープロテクション機能を単一のソリューションで提供できる点が大きな特徴となっている。具体的には、バックアップ、アンチマルウェアプロテクション、URLフィルタリング、Windows Defender Antivirusの管理、脆弱性診断、パッチ管理、データ復旧までの機能をカバーしている」と、デバイスの統合管理機能により効率的な自動保護を実現するという。「また、保護対象デバイスを診断する指標として、新たに『Acronis #CyberFitスコア』を定義した。セキュリティの観点やデータプロテクションの観点からデバイスの状況をスコア化し、管理コンソールに一覧表示する。これにより、各デバイスに必要なセキュリティ対策のアクションをサポートする」と、保護対象のデバイスのセキュリティ状況を管理コンソールから一目で確認することができると話していた。

 「多数のデバイスを管理している大規模企業では、エージェントのインストールに工数と時間がかかるという課題があるが、『Acronis Cyber Protect』は、デバイスのオートディスカバリー機能とエージェントのリモートインストール機能を実装している。これにより、インストールの工程をシンプルにし、オンプレミスとクラウドの混在環境でも、複数のエージェントを一度にインストールすることが可能になる」と、少ないリソースでも簡単かつ迅速に導入できるとアピールした。「リモートユーザーを支援する機能としては、リモートデスクトップ機能を統合しており、Windowsデバイスのエンドポイントを遠隔から操作することができる。この他に、ZoomやWebEX、Microsoft Teamsの保護機能、リモートデバイス消去機能、エンドユーザーから業務マシンへのリモート接続機能、リモートワーク向けの定義済み保護プランなどを提供する」と、急拡大しているリモートワークにおけるデータ保護をサポートする機能も充実していると強調した。

 なお、同社では、新型コロナウイルス対策として、「Acronis Cyber Protect」の財務面への支援策を日本市場でも実施する。具体的には、支払い延滞をする顧客に対して、バックアップを保存しながらも、請求を一時停止する。また、7月31日まで期間限定で、Acronis Cyber Protect利用時の追加料金の無償プロモーションを実施する。

アクロニス・ジャパン=https://www.acronis.com/ja-jp/


このページの先頭へ