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VSN、技術系人財サービスを展開する「Modis」とブランド統合し事業ブランド名を「Modis VSN」に変更、技術者派遣事業におけるコンサルティング領域のさらなる強化へ

2020.01.22 19:07 更新

 人財サービスのグローバルリーダーであるアデコグループのグループ会社で、エンジニア人財サービスを提供するVSNは、7月1日にグループ内で技術系人財サービスを展開する「Modis」とブランド統合し、事業ブランド名称を「Modis VSN」に変更する。1月22日の発表会では、Modisブランドへの統合の背景や今後の事業戦略について説明した他、エンジニアのキャリアの多様化をいかに促進させていくかについて紹介した。

 「アデコは、スイスのチューリッヒに本社を構え、世界最大級の人財派遣会社として展開。全世界に約3万3000名の従業員がいる」と、アデコ 兼 VSNの川崎健一郎社長が挨拶。「エンジニア技術者派遣ブランドのModisとVSNを展開。Modisは200ヵ国、3万5000名のエンジニアが働き、クライアントは8000社に及ぶ」と、グローバルに展開するエンジニア技術者派遣ブランドModisについて詳しく紹介。「今回当社では、先を見通しにくい時代に突入していることを受けて、エンジニア領域の5つの主要産業では、技術的変化による多大な影響により、著しい変化と成長が生じると判断した」と、国内のGDP成長率は2%に満たないながらも、失業率は低水準で推移、有効求人倍率は高止まりするなど、生産年齢人口の減少からIT人財需給のバランスが乱れているのだという。「そこで、Modisでは6つのキーテクノロジーに注力し、高度なスキルを習得したエキスパートの提供や、テクニカルな教育研修の提供、コンサルティングチームの提供といったサービスを融合させた独自の提案を行っていく」と、新たな提案を図っていくとのこと。「Modisの日本における事業領域としては、登録型、無期雇用型で2018年10月にModisを立ち上げた。そして今回、ソリューション型として7月にModis VSNを立ち上げる」と、Modisにブランドを統合すると説明する。

 「VSNの売上高は二桁成長を維持している。この背景には、VSN独自のバリューチェーン・イノベーター(VI)として、派遣エンジニアがコンサルティングまで行っているからと分析している」と、高い問題解決力を備えたVSNエンジニアが経営と現場、双方の視点から企業の本質的事業課題を解決するサービスを提供しているのだと力説する。「VI提案合意件数は昨年317件に達した」と、コンサルティングもやる派遣サービスとして実績を積み重ねているのだと胸を張る。「そしてこれからは派遣契約を通じた新サービスとして、コンサルティング市場と技術者派遣市場との隙間を埋める領域にチャレンジする」と、新たなマーケットの創出を図っていく考えを示した。「新サービスを提案していくために、エンジニアへ新たなキャリアパスを提供。エンジニアがキャリア開発を行いやすい環境を整えていく」と、エンジニア向けキャリアマップで、どのポジションにいるかがわかるようにするなどしていくと語っていた。

 「さらに、キャリア開発を促進する教育設備の強化も図っていく」とのこと。「人が成長するには、経験7割、コーチング2割、研修1割といわれている。当社では、研修と教育機会の充実を図るなどしている」と、研修と教育の機会を通じて、実践による経験が得やすい環境を整えていると述べていた。「今後は、コンサルティング専門部署を新設し、メガトレンドにかかわる人財育成も行っていく」と、データサイエンティストの育成やAI講座の開講(第四次産業革命スキル習得講座に認定)も行うと話していた。「また地方創生VIも展開。全国10地域・全地方を網羅し活動を拡大していく」と、自治体も含めた国全体を元気にする取り組みも積極的に行っていくと意気込んだ。

VSN=https://www.vsn.co.jp/


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