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国内外のチームがよさこい演舞を披露するイベント「2020よさこいで応援 inお台場」を開催、2020東京大会と同会場で行われるトライアスロン大会をよさこい演舞で応援

2019.08.15 18:15 更新

 2020よさこいで応援プロジェクト実行委員会は、東京・お台場のシンボルプロムナード公園で、国内外のよさこいチームによる演舞を披露するイベント「2020よさこいで応援 inお台場」を8月15日に開催した。イベントでは、同日から開催されるITUワールドトライアスロンオリンピックオリフィケーションイベント(以下、トライアスロン大会)のレースを、全6チーム・約120名の踊り子による、よさこいの演舞で応援した他、2004年アテネオリンピックトライアスロン日本代表の中西真知子(現姓:山脇真知子)さんと、2000年シドニーオリンピック水泳日本代表の田島寧子(現姓:山内寧子)さんをゲストに迎えたトークセッションが行われた。

 「2020よさこいで応援プロジェクト実行委員会は、全国のよさこい祭りを運営する団体で構成され、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開閉会式でのよさこい演舞の実現を目指すと共に、選手をよさこいの演舞で応援し、同大会を盛り上げていくことを目的に活動している」と、高知県 観光振興部の辻和生副部長が挨拶。「今回の『2020よさこいで応援 inお台場』は、この活動の一環として開催するもので、本番と同じ会場で行われるトライアスロン大会のレースをよさこい演舞で応援する」と、イベントの開催趣旨について説明した。

 「よさこいは、1954年に高知県で誕生し、全国各地の伝統や文化と融合しながら発展を続けている。現在では、国内の200ヵ所以上でよさこいが踊られている。また、近年では、国内だけでなく、世界の29の国と地域でよさこいが踊られるようになっている」と、よさこいは日本を代表する祭りの一つとして海外にも広がっているのだとアピールした。「このイベントを通じて、よさこいの魅力を多くの人に感じてもらいながら、世界各国からレースに参加しているトライアスリートに応援を届けていきたい」と、会場一体となってトライアスロン大会を応援していくと意気込みを語った。

 イベントではまず、“よさこい応援団”として参加している全6チーム・約120名の踊り子が集い、よさこいの総踊りを披露。さらに、会場を訪れた人によさこいの鳴子を提供し、誰でもよさこいを踊れる「よさこい体験」も実施し、多くの来場者がよさこい演舞を楽しんだ。

 


 そして、トライアスロン大会のレース開始に合わせて、各チームのよさこい演舞による応援がスタート。4世代で活動する地域密着の「わかば連」(埼玉県)、埼玉を中心に活動する多世代、多地域の人々で組織された「舞人(まいんど)」(埼玉県)、東京を拠点とする法政大学公認の「法政大学YOSAKOIソーランサークル鳳遙恋(ほうようれん)」(東京都)の3チームが、それぞれオリジナリティあふれるよさこい演舞を披露した。

 3チームの演舞が終わったところで、ゲストとして2004年アテネオリンピックトライアスロン日本代表の中西真知子さんと、2000年シドニーオリンピック水泳日本代表の田島寧子さんが登場し、トークセッションが行われた。

 よさこい演舞を見た感想について、中西さんは、「力強くて迫力があって、素晴らしい踊りだと感じた。見ているだけでパワーをもらうことができた」と、圧巻のパフォーマンスだったと絶賛。田島さんは、「他の踊りと違って、鳴子をもって踊るのが楽しい。音も特徴的なので、オリンピックでも日本の応援であることが伝わると思う」と、鳴子を使ったよさこい演舞の応援はオリンピックで活躍する日本選手に確実に届くのではないかと述べていた。

 現役時代の印象的な応援について聞いてみると、中西さんは、「海外のレースでは、日本語で名前を呼んでもらったり、音を鳴らした応援が印象に残っている。また、日本では、地元の伝統的な踊りなどでチーム一丸で応援してくれた時はすごく力が湧いてきた」とのこと。田島さんは、「私は、海外で自国の選手しか応援してくれないレースを経験した。私が出るレースでは会場がシーンとなっていて、とても悲しい気持ちになった。2020東京大会では、海外の選手を温かく迎えて応援しながら、日本の選手に対してはもっと大きな声で応援するようにしてほしい」と、観客の応援マナーについて言及していた。では、2人にとって、応援はどのような存在だったのだろうか。中西さんは、「応援はお守りのようなもの。自分一人で走っているのではなく、みんなからの応援をもらうことで頑張ることができた」と、応援がレースの支えになっていたと教えてくれた。田島さんは、「応援はパワーそのもの。応援がプレッシャーに変わることもあるが、純粋に受け入れることができれば、これほど力になるものはない。ぜひ、『頑張れ』の一言で、選手にパワーを分けてあげてほしい」と、応援があるからこそ、レースでいつも以上の力を引き出すことができたと話していた。

 


 トークセッションの後には、高知県よさこいアンバサダーを中心に世界中の踊り子が参加する「高知県よさこいアンバサダー絆国際チーム」(海外)、北本よさこいに参加するよさこいチームによって結成された「北本よさこい合同チーム」(埼玉県)、横浜を拠点に活動している老若男女、幅広い年齢層が参加する「横浜百姫隊(びゃっこたい)」(神奈川県)の3チームがよさこい演舞を披露。

 イベント会場前のコースをバイクで疾走するトライアスリートを全力で応援し、大会を盛り上げた。

 なお、イベント会場では、よさこい情報を発信する展示ブースも設置。全国のよさこい祭りの連携を高め、応援機運を盛り上げるために2018年から展開している「よさこいフラッグリレー」で、約1年間全国の祭りをめぐってきた5本の「よさこいフラッグ」が集結し、来場者の注目を集めていた。

2020よさこいで応援プロジェクト実行委員会=https://yosakoi-nippon.jp/c_index.html


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