その他ニュース

U19クリケット日本代表がワールドカップに出場、メジャースポーツへと駆け上がる布石を担った選手たちを激励

2019.07.25 17:00 更新

 U19クリケット日本代表は、佐野市国際クリケット場において開催された「ICC U19 クリケット W杯東アジア太平洋予選」で見事に優勝し、全世代を通じて初のワールドカップ出場が決定した。日本クリケット協会では、来年1月に南アフリカで行われるワールドカップ本戦に出場する若き日本代表を活躍を祝うべく、祝賀会を7月24日に東京・原宿のMIZUcafe PRODUCED BY cleansuiで開催した。

 佐野市国際クリケット場で開催されていたU19ワールドカップ東アジア太平洋予選で、同大会を無敗で優勝した日本代表は、来年1月17日から2月9日まで南アフリカで開催されるワールドカップの切符を手に入れた。U19日本代表は、これまで国際大会での勝利は1勝のみで、ワールドカップ予選への出場も2011年以来のことだったという。しかし、日本では近年「クリケットブラスト」プログラムを中心としたジュニア選手の育成に力を入れてきた。今大会に出場したU19日本代表選手のほとんどが、この「クリケットブラスト」の出身とのこと。また、U19、U15世代の国内リーグを整備し、試合経験を増やすなどの取り組みを進めてきた結果、同大会において日本代表は見事優勝を飾ることができたという。

 こうした若い世代の活躍に、クリケットに支援する企業が続々と手を挙げているとのこと。今回の祝賀会では、新たにダイヤモンドパートナーに就任した三菱ケミカルと、ゴールドパートナーのアクロディアが紹介された。三菱ケミカルの鈴木氏は、「当社は、『クリンスイ』という浄水器ブランドを展開しており、水をテーマとしたカフェ『MIZUcafe PRODUCED BY cleansui』も東京・原宿に出店している。クリケットというスポーツにおける地域創生や日本で盛り上げていくビジョンに深い感銘を受けて、今回ダイヤモンドパートナーとして支援させてもらうことになった。クリケットというスポーツが成長し羽ばたいていけるように、長期的なサポートを行っていく」と、今回ダイヤモンドパートナーに就任した経緯を説明すると共に、U19クリケット日本代表選手に同社の携帯型浄水タンブラーを贈呈した。

 アクロディアの大原氏は、「当社は、野球のボールにセンサーを入れて、ボールの回転軸などを計算し解析することで、競技の支援を行っている。今回、クリケットで使われるボールにもセンサーを組み込み、様々なデータをフィードバックしていくことで、さらなる競技の発展に役立ててもらいたいと思っている」と、データ解析などの視点からクリケットを支援していくと話していた。

 また、U19ワールドカップ東アジア太平洋予選でも選手たちをサポートしてきた、サングラスブランド「SMITH」を展開するエス・エム・ジェイの太田氏は、「予選に続いてワールドカップ本戦でも当社のサングラスをかけてもらえることになり、大変光栄に思っている。南アフリカではぜひ活躍してほしい」と、選手たちにエールを送っていた。

 そして、U19クリケット日本代表選手が東アジア太平洋予選の優勝メダルとカップを手に登場。日本代表のキャプテンを務めるサーゲート真亜春選手は、「東アジア太平洋予選で優勝できたのは、選手のみならずコーチ、スタッフなどみんなの頑張りがあったからこそだと思っている。本戦ではさらに厳しい戦いになると思っている。今後も気を緩めることなく、勝利を目指して頑張っていきたい」と、ワールドカップに向けて決意を語ってくれた。

 また、プロ野球選手からクリケット選手へと転向した元横浜DeNAベイスターズの山本武白志選手が、U19クリケット日本代表選手を激励した。「全世代を通じて日本代表選手がワールドカップに参加することは初めてとなるだけに、すごいことを成し遂げてくれたと感動している。僕自身も佐野に拠点を移してから、クリケットへの理解に励んでいる。選手たちにはぜひ南アフリカで暴れてきてほしい」と述べていた。

 最後に、日本クリケット協会のアンソニー・アラム代表理事が挨拶した。「日本におけるクリケット選手たちの活躍は、昨年から今年にかけて想像を超えており、未来への希望を指し示すことができたと思っている。そして、U19日本代表の選手たちが、ワールドカップに出場することで、良い意味でのプレッシャーになるものと期待している。今回のワールドカップ出場は、日本クリケットのベンチマークとなり、大会で得られた経験が他の世代へ培われていくと思っている。選手たちには、自分自身の限界を超えるという強い意志をもって、南アフリカの地で悔いのないプレーを行ってほしい」と、日本クリケットにとって、U19日本代表がワールドカップで活躍することは、大きな試金石になると熱いエールを送っていた。

日本クリケット協会=https://cricket.or.jp/


このページの先頭へ