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8組のアーティストが「耳」に優しいスピーカーを活用したライブを開催、世界の若者の11億人に難聴リスクがある時代に"聞こえ"の大切さを知るきっかけを

2019.03.13 18:50 更新

 NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会および耳フェス実行委員会は3月12日、世界で一番「耳」に優しいユニバーサルライブ「mimifes Vol.1~SAVE THE EAR LIVE~」をTOKYO FM HALLで開催した。ライブでは、今や世界の若者の11億人に難聴リスクがあるといわれる現代社会において、“聞こえ”の大切さを知るきっかけを後押しし、また音楽好きな人たちの耳を守りたいという想いから、8組のアーティストが登場し、「耳」に優しいスピーカーを活用したライブを行った。

 ライブを前に、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会で約3年にわたる研究の末、スピーカーシステムによる聴覚障害者の情報アクセシビリティという新しい分野を確立し、一般的な補聴器のように単純に音や声を大きくするのではなく、言葉の明瞭度を極限まで高める独自技術によって、耳に装着せずに聞こえの改善を可能とした「COMUOON」の開発にともない2012年にユニバーサル・サウンドデザインを設立した、NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会の中石真一路理事長が挨拶した。「『mimifes Vol.1~SAVE THE EAR LIVE~』では、耳を大事にしようというコンセプトに共感してくれたアーティスト8組が集まり、ライブを行ってくれることになった。実は、老化や病気で耳が不自由になるケースの他に、イヤホンやヘッドフォンを着けて大音量で音楽を聴くことで難聴になる若者が増えている。こうした日常的なことが、耳に大きな負担をかけているということを知るきっかけとして、今回フェスを開催することにした。ライブでは、『耳』に優しいスピーカーを使用することで、みんなの耳を守ることがいかに大切であるかという点をアーティストと共に伝えていきたい」と、イヤホンやヘッドフォンの大音量で耳を酷使することで、難聴リスクが高まるという点を広く知らしめるフェスとして、今後も定着させていきたいと話していた。

 フェスのトップバッターを務めた団長&Kyrie(from NoGoD)は、「耳に優しいスピーカーを使ったライブだとは知らず、アコースティック編成で優しい音によるライブをしよう考えた」と、フェスの趣旨をはき違えていたようで、照れ笑いしていた。「ライブには、耳の不自由な人も来ると思うので、視覚的にもエンターテインメントしようと思った」と、派手なメイクと衣装で、音が聴きづらくても楽しめるライブにしたいと意気込んだ。「普段は、どちらかというと耳に優しくない演奏をしている。それだけに、アコースティックで優しい演奏もできるという点も知ってもらいたい」と、アコースティックの弾き語りでライブを行うことはあまりないので、注目してほしいと呼びかけた。

 シンガーソングライターの麦野優衣さんは、「1日中ヘッドフォンを着けて、曲を作ったり演奏したりしている。ずっと音を聴いていて、耳を酷使しているだけに、少し低めの音量で聴くように心がけている」と、耳に負担がないように気をつけていると語っていた。

 今回のフェスで使用された「耳」に優しいスピーカー「SONORITY F804(ソノリティ)」は、聴こえの改善を「拡声」ではなく、「明瞭度」によって実現した画期的なシステムを採用したスピーカー。高い音源分割能力を有し、明瞭度を極限まで高めて、歪みの少ないクリアな音を実現するという。誰もが聴き取りやすい、ユニバーサルな音環境を叶える。

mimifes Vol.1~SAVE THE EAR LIVE~=https://u-s-d.co.jp/mimifes2019/
NPO法人日本ユニバーサル・サウンドデザイン協会=http://u-s-d.jp/


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