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タニタ、健康寿命の延伸をサポートするべく「フレイル体組成計」「脂肪燃焼モニター」「カード型活動量計」を開発、関根勤さん・麻里さん親子がコンセプトモデルを体験

2019.01.31 19:12 更新

 タニタは今年、設立75周年ならびにヘルスメーター発売60周年を迎える。これを節目として同社では、生涯現役社会の実現に向けた新たな事業戦略と、その要となる新技術を搭載した「フレイル体組成計」「脂肪燃焼モニター」「カード型活動量計」のコンセプトモデルを含む3製品を開発した。これらの新技術を活用した商品やサービスおよび同社が目指す、多世代が継続的に健康づくりに取り組める社会の実現について説明する発表会を1月29日に開催した。発表会では、タレントの関根勤さん・関根麻里さん親子が、新商品やコンセプトモデルのデモンストレーションを体験した。

 「当社は、1959年にヘルスメーターを発売、1992年には体内脂肪計による体脂肪率の計測ができる製品を発売したほか、2001年には内臓脂肪チェック付き脂肪計を、2015年には筋質を点数化してくれるデュアルタイプ体組成計を発売した。そして、今年設立75周年を迎える当社は、新しい“健康指標”で日本の健康づくりをサポートするべく、新たな事業戦略を策定した」と、タニタの谷田千里社長が挨拶。「超高齢社会の到来によって、2065年の我が国の人口は8808万人と予測され、このうち65歳以上の高齢者割合は38%以上に達するとみられる」と、人口の約4割を65歳以上が占めることになるという。「さらに、平均寿命と健康寿命の乖離が叫ばれており、このギャップを埋めることも急務であるといわれている」と、老後を病気や寝たきりで過ごす人を減らしていく必要があるのだと訴える。「そして、国民医療費の約60%を65歳以上が占めている点も改善する必要があるとされている」と、増え続ける医療費の削減も大きな社会問題になっていると説く。

 「そこで、当社では、健康寿命を延伸し、誰もが健康で充実した人生を過ごせる国を目指すべく、人生100年時代を見据えた生涯現役社会を実現していく必要があると考えた」と、一生涯健やかに過ごせる社会の実現に向けて取り組むことをビジョンに掲げたとのこと。「健康寿命延伸のための『フレイル予防』。積極的な体づくりを促す新たな『健康指標』。誰もがそれと意識せずに取り組める健康づくりの『仕組み』から、多世代にわたって誰もが簡単に楽しみながら習慣化できる人生100年時代の健康づくりを提案する」と、継続して健康づくりに取り組める仕組みづくりの実現を目指していくと強調する。「健康づくりを習慣化する新技術としては、『フレイル体組成計』『脂肪燃焼モニター』『カード型活動量計』を開発した。また、健康をはかる計測機器として、体組成計や活動量計、血圧計などの既存製品の進化や拡充を図っていく。そして健康をつくるサービスとしては、タニタ食堂・カフェやフィッツミー、タニタ健康プログラムを展開することで、健康プラットフォームを構築していく」と、既存の製品やサービスだけでなく、新たな技術を駆使した製品を開発することで、継続した健康づくりをサポートしていくと訴えた。

 「今回、新たな技術として展開する『フレイル体組成計』のフレイルとは、加齢とともに心身の活力が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態のことを指す。介護が必要となる主な原因は、このフレイル関連が25%を占める」とのこと。「そこで、適切な介入・支援によって、生活機能の維持向上が可能となる。こうした回復・予防にはスクリーニングが重要であると考えた」と、健康寿命を縮めるフレイルにならないための機器を開発したという。「『フレイル体組成計』は、身体的フレイルの指標を計測してくれる」と、いつでも活動的で、活躍できる社会の実現を目指した製品なのだと説明する。「運動機能分析装置『ザリッツ』と連携することで、総合的な運動機能も評価できる」と、フレイルの状態を点数で見える化してくれるツールなのだと教えてくれた。

 「『脂肪燃焼モニター』は、脂肪の消費量を評価してくれる機器となっており、脂肪の消費量をリアルタイムで把握。ダイエットやトレーニングを効率化してくれる体組成計一体型のコンセプトモデルとなっている」と、変化の過程を見える化する新指標の機器とのこと。「息を吹きかけるだけで、脂肪の消費を簡単に計測することができる」と、今、どのくらい脂肪を消費しているかを見える化することで、脂肪燃焼度がわかり、ダイエット効果を可視化できるのだと強調していた。「例えば、フィットネスクラブなどで、トレーニング前に計測。計測結果に応じてメニューを設定し、トレーニングメニューを実践する。そして、トレーニング後に効果測定を行うといった活用法が期待できる」と、トレーニングの前後に計測してメニューを最適化できるツールであると話していた。

 「健康サービスのキーデバイスとして『カード型活動計』も開発した。カードサイズの機器でありながら、歩数や総消費エネルギー、活動エネルギー、歩行時間も計測。NFC通信機能も搭載している」と、日常生活の中で「はかる」を習慣化してくれるツールとのこと。「社員証として健康経営に活用したり、様々なカードインフラと連携することも可能だ」と、診察券やポイントカードと連動させるなど様々な用途に期待できると語っていた。

 「また、タニタヘルスリンクへ増資し、誰もが楽しみながら健康づくに取り組める仕組みを構築。2021年度からサービス提供を本格化する」と、健康プラットフォーム構築も進めていくとのこと。「女性専用フィットネス『フィッツミー』事業も拡大。タニタの運動ソリューションを提供するべく、全国に64店舗を展開中だ。2020年度までには、異業種との複合店舗展開も視野に、全国120店舗を目指す」と、さらなる拡大を推し進めていくという。「タニタの食のソリューションとして『タニタ食堂』を28店舗、『タニタカフェ』を15店舗展開中だ。2022年度までに『タニタカフェ』を100店舗にまで増やす」と、省スペースでも営業可能な「タニタカフェ」の拡充を図っていくと紹介した。

 「今後については、タニタの次世代健康ソリューションとして、はかる、わかる、きづく、かわるのサイクルを実現させた健康プラットフォーム『タニタ健康プログラム』の実現を目指していく。そして、生涯現役社会の実現に向けて、日本をもっと健康にしていく」と、健やかな健康づくりをトータルでサポートできるようにビジネス領域を拡大させていく考えを示した。

 そして、タレントの関根勤さん・関根麻里さん親子が登場。谷田社長から新商品やコンセプトモデルの説明を受けながら、デモンストレーションを通じてその一部を体験した。まず、「カード型活動計」で出社時の入室イメージを体験。麻里さんは、朝からしっかり歩いて出社できていたため、社員食堂のおすすめメニューも、少しカロリーが高めのものが提案された。一方、勤さんは、出社時の歩数が少なかったことから、カロリー控えめのメニューや退社時にしっかり歩けるルートを提案してくれるなど、午後に向けて新たな活力となる情報を提供してくれた。これを体験した勤さんは、「すごく進化を感じる」と、カード1枚で様々な情報を提供してくれる「カード型活動計」の機能に驚いていた。麻里さんは、「これ1枚あれば、新たにカードを持つ必要もなくなりそう」と、診察券やポイントカードとも連携できる点に魅力を感じているようだった。

 次に、勤さんが「フレイル体組成計」を体験した。まず、体脂肪率を測定した後、椅子を使って立ち上がったり、座ったりする動作を行った。その結果、体脂肪率の他、運動機能も数値化。体脂肪率、運動機能ともに高い数値を示した。この結果について勤さんは、「月3回ゴルフに行ったり、散歩も行うようにしているので、高得点につながった」と、日々しっかり体を動かすように心がけていることが高得点につながったと喜んでいた。

 麻里さんは、「脂肪燃焼モニター」を体験。機器に息を吹きかけて、どのタイミングで体を動かすと、しっかりダイエット効果が得られるかなどの情報を確認した。

 最後に勤さんは、「今までは、体重や体脂肪などの情報が測定できるだけであったが、筋肉量も簡単に測定することができてすばらしいと感心した。筋質も今回計測することができたので、今後はしっかりスクワットもするようにしていきたい」と、足の筋質が低かったことから、足腰を鍛えるトレーニングも導入したいと述べていた。麻里さんは、「息を吹くだけで、脂肪が燃焼しているかどうかがわかる点に驚いた。これであれば、いつ食事をしたほうが良いのかがわかるので、日々の生活に役立つと思った」と、運動もより効果が得られるように、賢く行うことができる「脂肪燃焼モニター」の機能に大きな関心を寄せていた。

タニタ=http://www.tanita.co.jp/


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