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アデランス、病院内ヘアサロン30店舗などでヘアドネーション(毛髪の寄付)が可能に

2018.09.26 16:58 更新

 アデランスが運営する病院内ヘアサロン30店舗とアニーダブレー福岡けやき通り店(福岡市中央区)が、NPO法人 Japan Hair Donation&Charity(JHD&C=ジャーダック)(所在地:大阪市北区)の賛同美容室に登録され、10月1日からヘアドネーション希望ドナーの受け入れなどを開始する。同社の店舗が賛同美容室に登録されるのは、今回が初めてとなる。

 今回、賛同美容室に登録されたことで、該当店舗では公式ステッカーとJHD&C公式募金箱を設置し、ヘアドネーション希望ドナーの受け入れやドネーションカットなどが可能になるという。

 同社では、2015年3月からJHD&Cへの協力を開始し、完全個室を備えるアデランスサロンを採寸(頭のサイズ計測)やウィッグの引き渡しの場所に提供しており、一昨年からはウィッグの製作協力も行っている。今年9月から売上の一部がウィッグ製作費用に充てられるヘアドネーション支援自動販売機を本社ビル等に設置した。

 また、今回の登録に先立ち、当社入社1年目の廣瀬眞優子氏が、都内の病院内ヘアサロンでヘアドネーションを行った。廣瀬氏はドネーションにあたり、「元々ロングヘアが好きで高校生からずっと伸ばしていたのだが、友人がヘアドネーションをしたことを聞き、せっかくアデランスに入ったのだから、会社に貢献できるような活動をしたい、との思いでドネーションを決断した」と、コメントしている。

 JHD&Cの活動は、現役で働く全国の美容師の有志によって支えられているとのこと。ヘアドネーション用のカットや頭の採寸、スタイルカット(ウィッグ用のヘアカット)等のさまざまな作業を美容師が本業の傍ら行っており、現在、約3368店舗(9月25日現在)の美容室が“JHD&C賛同美容室”として登録されている。賛同美容室は、JHD&Cの理念に共感し、その活動にボランティアで協力する理・美容室(サロン)のうち、JHD&Cに登録している店舗をさす。店舗に貼られた公式ステッカーが目印とのこと。JHD&C公式募金箱も設置されている。

 JHD&Cは、ヘアドネーション(髪の寄付)によって製作した人毛100%のオーダーメイドフルウィッグを、病気などでウィッグを必要とする子どもたちに無償提供しているNPO法人。提供対象者は、小児ガンや先天性の脱毛症等でウィッグを必要とする18歳以下の希望者で、2009年の設立以来、これまでに296人(9月25日現在)の子どもたちにウィッグを届けてきた。一方で、現在も約 255人(9月25日現在)の子どもたちがウィッグを必要とし、待機リストに名を連ねている。ウィッグは、ネットを通じた募金活動で集めた資金や助成金によって製作(委託生産)されており、採寸後ウィッグが完成するまで約2ヵ月かかるという。JHD&Cでは、ウィッグの提供を希望される人の異なる状況に対応するために、自宅や、万が一入院中でも病院まで出向き採寸とスタイルカットをする出張サービスも行っている。

アデランス=https://www.aderans.co.jp/


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