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東京電力エナジーパートナー、家庭向け初の水力発電による料金プラン「アクアエナジー100」を販売開始、電気使用でのCO2排出量ゼロを実現

2017.06.05 13:28 更新

 東京電力エナジーパートナーは6月1日、家庭で再生可能エネルギーの電気を使いたいという消費者の声を受け、東京電力グループの一般水力発電(揚水発電およびFIT電気を除く)を電源とし、関東エリアの家庭の消費者を対象とする料金プラン「アクアエナジー100」を創設したと発表した。同日から電話とWEBサイトで受付を開始した。

 「アクアエナジー100」は、発電の際にCO2を排出しない水力発電の電気のみを販売する、家庭向けでは国内初の料金プラン。同社では、「再生可能エネルギー」について、全国1000人を対象にインターネット調査(2016年7月5日~7月11日)を実施した結果、環境にやさしい再生可能エネルギーへの関心が高いことが明らかになった。今回、こうした家庭でも再生可能エネルギーの電気を使いたいという消費者からの声を受け、新プランの創設に至ったという。

 消費者は、「アクアエナジー100」に加入することで、個人レベルでCO2排出量ゼロの水力発電による電気を使用することが可能となる。例えば、ひと家庭の1ヵ月あたりの電気使用量を260kWhと仮定し、この電気量を使用すると、通常の火力などによる発電では、年間約1.5tのCO2が排出される。しかし、この家庭が同プランに加入すれば、CO2排出量ゼロの水力電気を使用できるとのこと。

 現在、各家庭の電気はさまざまな発電方法でつくられた電気が流れているが、「アクアエナジー100」では、あらかじめ同プラン用に水力の電源を割り当てることで、契約者の電気を、水力だけで発電しているものに変換する。具体的には、「水力発電で発電する電力量」が「契約している消費者が使用する電気量」を常に上回っていることを確認しながら運用するという。契約者が使用する総電気量と水力発電の発電量は、月に1回、同社WEBサイト上で通知し、契約者の使用する電気が水力で発電された電気の中でまかなわれていることを確認できるようなっている。

 また、同プランで得られた売り上げの一部は、東京電力グループの水力発電の設備改良による高効率化や水源涵養林の育成など、水力電源の維持・拡大へ活用する。さらに、水力発電所立地地域の魅力ある名産品・地元イベントなどのPRや同プラン加入の消費者を対象とした体験イベントの開催などを、地域と一体となって展開していくという。

 なお、同プランの加入者に対して提供する最初の特典として、水力発電所立地地域の一つであり尾瀬国立公園を有する群馬県片品村の農業収穫や文化体験、尾瀬ヶ原での木道整備やシカの生息実態調査体験などを案内していく予定だ。

 これまでも東京電力グループでは、再生可能エネルギーの普及拡大に取り組むなど、持続可能な社会づくりに貢献してきた。同社はその一環として、Eco&Cocologyのコンセプトのもと、自然が生み出すエネルギーの利用を通じて立地地域と消費者を結び、環境への貢献をさらに進めていく考え。今回の「アクアエナジー100」および法人向け料金プラン「アクアプレミアム」(3月2日発表)を、その第一弾として、環境や地域への貢献を目的とした新たな商品・サービスを検討していく。

 同社では今後も、総合エネルギーサービス企業として、消費者の暮らしと企業の成長を強く支えるとともに、社会の多様なニーズに応える新しい価値の創造に挑戦し続けていく方針。【PR】

[「アクアエナジー100」プラン概要]
基本料金:10Aにつき550円80銭
電力量料金:最初の300kWh 23円40銭/1kWh
      上記超過 30円02銭/1kWh
※水力のみの電源を使用しているため燃料費調整額は適用されない(再生可能エネルギー発電促進賦課金は別途適用される)
利用条件:関東エリア[栃木県、群馬県、茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県および静岡県(富士川以東)]に在住の消費者
契約期間:料金適用開始の日以降1年目の日まで(消費者または同社からの申し出がない限り同一条件で自動更新)
※水力発電の電気には限りがあることから2017年度は3万軒をめどに提供

東京電力エナジーパートナー=http://www.tepco.co.jp/ep/index-j.html
アクアエナジー100特設サイト=http://www.tepco.co.jp/ep/eco/index-j.html



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