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東急不動産、「世田谷中町プロジェクト」で「認知症にやさしいデザイン」のケアレジデンスが完成

2017.04.11 18:42 更新

 東急不動産は、分譲マンションとシニア住宅の複合開発を行う「世田谷中町プロジェクト」において、超高齢社会の大きな課題である「認知症」の「予防とケア」、両方のサポートを充実させるプログラムの構築を目指しており、4月には「認知症にやさしいデザイン」のケアレジデンスが完成した。

 同ケアレジデンスは「グランクレール世田谷中町」内に位置し、我が国の医療・看護の草分け的存在である順天堂大学との包括的連携、および、その研究が世界的にも注目されている英国スターリング大学認知症サービス開発センター(Dementia Services Development Centre 以下、DSDC)と日本初となる業務提携を行い「認知症の人にやさしいデザイン」を取り入れている。

 様々な世代が多様な暮らし方を実現して住み続けることができる“世代循環型”の街づくりを目指す「世田谷中町プロジェクト」では、超高齢社会の課題である「認知症」への取り組みを強化し、心地よい上質な暮らしと日々の健康をサポートすることで、将来の介護にも安心して人生を愉しむことのできる、シニアのための住まいづくりの実現を目指していく考え。

 そのため、認知症の「予防」という観点では、順天堂大学と業務提携を行い、健康寿命を伸ばす“認知症予防プログラム”を入居者に提供する。認知症の「ケア」という観点では、上述の通りDSDCと連携し、ソフトとハードの両面から、この大きな社会課題解決に向け取り組んでいく考え。

 東急不動産は、2016年8月18日にDSDC、メディヴァとの3社で「認知症にやさしい環境づくり」を進めていく覚書を締結の上、取り組みを進めてきた。建築・工事においては「DSDC認証」取得を目指し、DSDCの認知症にやさしいデザインのコンセプトに沿った内装デザイン、家具の検討を行っている。開業後は、同様のコンセプトを運用面においても取り入れ、入居者の人々が安全にかつその人らしく生活していけるように継続的な検証と改善を行っていく予定だ。

 DSDCの考える認知症にやさしいデザインとは、住んでいる人をより満足・自立させるものであり、「転倒の危険性や、ストレス、興奮、混乱、不穏、見識障害等本人が不安や混乱する状態を減らすもの」。これまでに導入された施設の結果から、認知症の人に良い影響をもたらすという効果が出ている。

東急不動産=http://www.tokyu-land.co.jp



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