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オーティコン補聴器、「耳鳴り対処機能」を搭載した高性能な補聴器を発売

2016.11.28 18:21 更新

 110余年の歴史を持つ補聴器メーカー、オーティコン補聴器(以下、オーティコン)は、高性能チップ「イニウムセンス」を搭載した耳鳴り対処機能搭載補聴器「アルタ2プロ Ti」「ネラ2プロ Ti」「リア2プロ Ti」、および医療機関向け耳鳴り対処機能搭載補聴器「H110v2Ti」を、11月28日から販売を開始する(Ti=Tinnitus 耳鳴り)。

 日本では、耳鳴りが6ヶ月以上に渡り慢性的に継続するケースなど、医学的な介入を必要とする耳鳴りに悩む人が300万~400万人存在するといわれている。耳鳴りは症状であって、病気ではないという。大音量への暴露、薬の副作用などその原因は多岐にわたる。一方で、明確な原因なく耳鳴りを発症する場合もあるとされている。

 今回発売するオーティコンの耳鳴り対処機能付き補聴器は、高性能な先進クワッドコアチップ「イニウムセンス」を搭載し、高い音質と脳の聞く働きをサポートすることが実証された補聴器シリーズ「アルタ2」「ネラ2」「リア2」の耳かけ型スタイルから登場する。この製品は、耳鳴り対処・治療の現場において広く採用されている音響療法などへ対応した包括的な「耳鳴りサウンドサポート機能」の搭載によって、医師の指導のもと、耳鳴りに悩む患者の人々が耳鳴りと上手に付き合っていくことを助ける。

 耳鳴りは、難聴としばしば結び付けられ、慢性的な耳鳴り症状を訴える人々の多くに何らかの難聴が伴うとされている。このような理由から補聴器の使用によって不足している音響情報を補うことは、耳鳴りに悩む人に有用とされる。この場合、音の増幅は耳鳴りの緩和に向けた効果的な第一歩となる。従って耳鳴り緩和機能を搭載することによる補聴器本来の性能の妥協は許されず、高性能な補聴器が必要となる。

 オーティコンの聴覚ケアのアプローチは、音の意味を捉えて理解する脳の働きについて研究を重ねることから始まり、「脳」の自然な働きをサポートする補聴器を開発しているとのこと。難聴と結び付けられることが多い耳鳴りだが、主には、脳の過度な働きであることが推測されている。難聴のために脳に届きにくい音響情報を補おうとして、脳は不足した部分の音量を強調してしまうため、耳鳴りが引き起こされると考えられる。言い換えると、体外で音が存在しないにもかかわらず音を知覚する現象といえる。オーティコンの実証された音響セラピーのアプローチでは、一人ひとりの好みを反映させた音を届けることで、聴覚脳における耳鳴りによる苦痛を減らすことが可能だという。

[小売価格]
アルタ2プロ Ti:50万円
ネラ2プロ Ti:29万円
リア2プロ Ti:19万円
H110v2Ti:9万8000円
(片耳:すべて非課税)
[発売日]11月28日(月)

オーティコン補聴器=http://www.oticon.co.jp/


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