医療最前線

テルモ、消毒しやすい体温計「テルモ電子体温計C207/C217」を発売

2020.04.28 16:21 更新

 テルモは、感染管理に配慮したワキ下で測定する電子体温計を、5月12日から全国の医療機関向けに販売する。

 今回の新製品「テルモ電子体温計C207」、「テルモ電子体温計C217」は、消毒のしやすさにこだわり、医療機関向け体温計として感染管理に配慮し開発した。

 医療機関では、患者の治療・診断に輸液ポンプや電子体温計など多くの医療機器が使用される。ワキ下にはブドウ球菌などの常在菌が存在し、免疫力が低下しているなど、患者の状態によっては感染症を引き起こす可能性があるとのこと。また、現在、世界的に拡大している新型コロナウイルスなどによる感染症が発生した場合は特に、使用後の医療機器に対して病原体を排除するための消毒が重要だという(2016年2月発行の日本臨床工学技士会「医療機器を介した感染予防のための指針」)。

 体温計を介した院内感染を防ぐために、体温計本体だけでなく、体温計の収納ケースの消毒も行われている。今までの収納ケースは構造上、内側の清拭消毒が難しいという課題があった。

 新製品のC207とC217では、収納ケースをオープン形状の「ふきとるんケース」として刷新した。開口式であるため、拭きとりが簡単で、汚れも視認しやすい構造となっている。また、使用できる消毒薬を拡充し、消毒のしやすさにこだわっているとのこと。

 これらの特徴に加えてC217は、通信機能付き測定機器シリーズ「HRジョイント」対応タイプの体温計となっている。従来のHRジョイント対応タイプの体温計「テルモ電子体温計C215」と比べて、重さは約半分(従来品C215の重さ約26g、C217の重さ約14g)になった。

 テルモは、「患者への想い」や「イノベーションの追求」を大切な価値観として掲げている。これからも、価値ある製品を医療現場に届け、患者のより良い未来の実現を目指す考え。

テルモ=https://www.terumo.co.jp/


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