医療最前線

マイクロブラッドサイエンス、トータルヘルスチェック&ソリューション「Lifeeサービス」の事業説明会を開催、メイプル超合金が微量血液検査を体験

2019.01.29 21:25 更新

 マイクロブラッドサイエンスは、同社が事業化を進めている、微量血液検査サービスを基盤としたトータルヘルスチェック&ソリューション「Lifeeサービス」に関する説明会を1月29日に開催した。説明会では、「Lifeeサービス」の概要および事業の進捗状況と今後の計画について発表した他、ゲストとしてお笑いコンビのメイプル超合金を迎え、実際に微量血液検査を体験してもらい、血液検査推進による健康管理の重要性を訴えた。

 「当社は、微量血液検査サービスを基本として、革新的な世界規模のヘルスケアサービス・プラットフォームを構築することを目指して『Lifeeサービス』事業を推進している」と、マイクロブラッドサイエンスの岩澤肇社長が挨拶。「『Lifeeサービス』では、いつでもどこでも誰でも、簡便に一滴の血液で高精度の検査が受けられる体制を整備するとともに、血液検査データおよび関連データを利用者が自分自身で主体的に100%管理できるシステムを提供する。そして、血液検査データおよび関連情報を様々なヘルスケア分野で積極的に活用する仕組みを作り、“後手に回る医療から、先回りの医療へ”とヘルスケアサービスを変革していく」と、事業コンセプトについて説明した。「ICOの進捗としては、昨年12月に香港拠点の仮想通貨取引所にMBS Coinの新規上場を行った。今後は、事業展開を予定している各国の取引場にMBS Coinを適宜上場していく」と、ICOの進捗状況について言及。「一滴の血液から得られる生命情報は、今後も様々な研究を通して急速に進化していくと考えている。当社では、この研究成果を新しいヘルスケアサービス・プラットフォームによって、誰もが簡単に利用できる実用的なサービスとして提供していく」と、「Lifeeサービス」の今後の展開に期待してほしいと話していた。

 続いて、マイクロブラッドサイエンスの島田舞取締役が、「Lifeeサービス」の事業概要と進捗状況について説明した。「当社は昨年1月に『Lifeeサービス』の事業化を発表し、独自開発した微量採血デバイス『Lifee Tube』を使って自己採血ができる専用拠点の展開・支援、および微量血液による高度検査を行う小規模な専用検査ラボの開設・支援に取り組んできた。また、血液検査データをスマートフォンで管理できる『Lifeeアプリ』を開発し、提供している」とのこと。「採血専用施設については、主にジムチェーン、ボディケアチェーン、ドラッグストアチェーンなどと提携し、拠点の拡大を進めており、今年度末に約300ヵ所、今後5年で約1500ヵ所まで拠点数を増やしていく。これにともない、『Lifeeサービス』の個人利用者数も、今年度末までに約10万人、今後5年で約300万人に増加すると見込んでいる」と、より多くの人が身近に微量血液検査を受けられるよう、採血専用施設をさらに拡大していく考えを示した。「また、当社では、中国、米国、欧州を3大マーケットとして海外展開にも力を注いでいる。今年度は、とくに中国、シンガポール、韓国、米国にフォーカスし、事業を拡大していく」と、海外での事業計画を発表した。

 「システム面の強化では、『Lifeeアプリ』のアップグレードを実施した。ユーザーが血液検査の結果を理解しやすくするとともに、様々なヘルスケア関連サービスにアクセスしやすいようインターフェイスを改善した」と、『Lifeeアプリ』を機能強化したという。「さらに、微量血液検査システムについても、大幅なアップデートを行う予定だ。現行のシステムをブロックチェーンを活用した新システムに移行することで、オープンなデータシステムを構築する。これによって、様々なヘルスケア関連事業者のサービスをユーザーに提供できるようになる。例えば、検査結果に基づいて、一人ひとりにあった運動プログラムや食事のアドバイスを提供することも可能となり、ユーザーがより健康的に毎日を過ごせるようサポートしていく」と、健康管理だけでなく毎日の健康維持に役立つシステムへと進化させていくと意気込んだ。

 ここで、ゲストとしてお笑いコンビ メイプル超合金の安藤なつさんとカズレーザーさんが登場。今回、二人には「Lifeeサービス」の微量血液検査を実際に体験してもらったという。安藤さんは、「血液検査の時には、血管を探すのに時間がかかったり、何度も針を刺されたりするので、あまりいい印象がなかった。しかし、微量血液検査では、指先から採血するだけで、簡単に検査を行うことができた」と、今までの血液検査のイメージが一変したとのこと。カズレーザーさんは、「血液検査は、採血の注射が痛くて嫌だという人も多いと思うが、微量血液検査は指先がチクッとするだけで、ほとんど痛みを感じなかった」と、注射の痛みを感じることがないのも微量血液検査の特徴であると教えてくれた。

 今回二人が体験したのは、生活習慣病に関する微量血液検査で、1回の採血で、肝機能、脂質代謝、糖代謝、腎機能、尿酸の生化学13項目をチェックすることができる。検査結果は、スマートフォンの「Lifeeアプリ」に送られてくるため、病院などに行かなくても個人で管理することが可能となっている。検査結果を見た安藤さんは、「肝機能のγ-GTPの項目が『D』(要医療・要治療・要精研)判定になっていた。脂肪肝になっているかもしれないので、食生活を改善していきたい」と、肝機能検査に異常値がみられたとのこと。一方、カズレーザーさんは、「肝機能のGOTの値が少し高いくらいで、ほとんど『A』(異常なし)だった。この検査を通じて、健康体であることがわかってよかった」と、忙しい毎日の中でも健康を維持できている点にホッとしている様子だった。

 最後に安藤さんは、「『Lifeeサービス』は、コンビニに行く感覚で手軽に血液検査を行うことができる。『Lifeeサービス』の検査結果を活用して、毎日の健康管理に役立ててほしい」と、多くの人に「Lifeeサービス」が広がることを願っていた。カズレーザーさんは、「これからは、自分の健康データは自分で管理することが当たり前の時代になってくると感じている。その第一歩となる『Lifeeサービス』を、ぜひ体験してみてほしい」と、自分自身で血液検査のデータを管理していくことが、日々の健康維持にもつながっていくのではないかと話していた。

マイクロブラッドサイエンス=http://www.microbs.jp/


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