医療最前線

ヤンセンファーマ、HIV感染症治療薬「プレジコビックス配合錠」の製造販売承認を取得

2016.11.24 18:14 更新

 ヤンセンファーマ(以下、ヤンセン)は11月22日、抗HIV感染治療薬 抗ウイルス化学療法剤「プレジコビックス配合錠(一般名:ダルナビルエタノール付加物/コビシスタット配合錠)」の日本における製造販売承認を取得した。

 同剤は、HIVのプロテアーゼ阻害剤であるダルナビル800mgおよび薬物動態学的増強因子(ブースター)のコビシスタット150mgの2成分を固定用量で配合した製剤で、プロテアーゼ阻害剤としては日本で初めてのコビシスタットとの配合剤(コビシスタット単剤では日本において未承認)となる。海外では、欧州で2014年11月に、米国で2015年1月に承認されている。

 「プレジコビックス配合錠」の承認によって、患者に新たな治療の選択肢が提供されると同時に、服薬する錠剤数を減らし、患者の服薬時の負担軽減に寄与する考え。従来は、「プリジスタナイーブ錠」とブースターであるリトナビルに核酸系逆転写酵素阻害剤(NRTI)を併用し、1日1回3錠の服用が必要でだったが、ダルナビルとコビシスタットを1回1錠で服用可能な同剤を開発したことによって、1日1回2錠の服用となる。

 「平成27年エイズ発生動向年報」によると、日本国内における年間の新規HIV感染者および新規AIDS患者報告数は約1500人で、2015年には累計で2万5995人と報告されている(平成27年エイズ発生動向年報から)。新規HIV感染者は2007年以降年間1000件以上報告されており、新規AIDS患者は2006年以降年間400件以上となっている。

 ヤンセンファーマは、HIV領域において、複数の治療オプションを提供することで、HIV感染患者さんとその家族の多様なニーズとQOL向上に引き続き貢献していく考え。

ヤンセン ファーマ=http://www.janssen.com/japan


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