保険・ライフ

HealtheeOne、東京海上日動火災保険と共同で医療機関に特化したサイバーリスクへの備え「HealtheeOne 医療情報リスク補償」を開始

2019.02.21 19:50 更新

 モバイルとアナログで地域医療を支援するサービスを開発・提供するスタートアップ、HealtheeOneは、東京海上日動火災保険と共同で、医療機関に特化したサイバーリスクへの備えとして「HealtheeOne 医療情報リスク補償」を開始する。

 近年のIT化やスマートフォンの普及によって、医療機関でも、ITサービスの利用が徐々に広がっており、電子カルテにおいては導入病院数が増え続け、ここ数年間で見ても毎年、約11~15%ほど導入率が増加している(JAHISオーダエントリ・電子カルテシステム導入調査報告)。ITサービスは、医療機関の業務効率化や生産性の向上へとつながり、労働者不足など医療機関で起きている課題解決に導く一つしてとして考えられている。今後も、スマートフォンを使用した職員間のコミュニケーションやIoTを活用した患者モニタリングなど、ITの技術革新はより拡充すると予測されている。

 しかし、その恩恵を受ける一方で、医療機関が取り扱う患者の個人情報や医療記録などはセンシティブな情報が多く、様々なサイバー攻撃の脅威にさらされている。「ランサムウェアに感染し電子カルテが利用できない」、「不正アクセスによる個人情報の漏えい」、「医療機関のサプライチェーンへの攻撃」なども確認されており、情報や金銭だけでなく社会的な信用失墜にもつながりかねない。また、サイバー攻撃は、飛躍的なスピードで、手口も巧妙化、多様化しており、サイバー攻撃のリスクをゼロにすることは困難ともいわれている。

 HealtheeOneは、2015年の創業以降、クリニックの医事業務および経営の効率化を支援するサービス「HealtheeOneクラウド」、紙カルテの電子化サービス「HealtheeOneスキャン」、キャッシュレス決済を外来・往診時やネット経由でできる「HealtheeOne コレクト」など、地域医療や地域包括ケアシステムの実現に向けて、様々なサービスを提供してきた。このような背景から、今回、HealteeOneでは、東京海上日動火災保険と共同で、医療機関に特化したサイバーリスクに備える「HealteeOne医療情報リスク補償」を開始することとしたという。「HealtheeOne 医療情報リスク補償」は、HealtheeOneが提供するクラウドサービスに自動付帯となるが、HealteeOneが「HealtheeOne 医療情報リスク補償」を新たに導入することで、サービスの導入から万一への備えまできめ細かくサポートし、医療機関がITサービスを活用することへの安心を提供し、ITサービスの利活用を促進していく考え。

 HealtheeOneの小柳正和社長は、「医療に従事している人々が、現場で人間が必ず行わなければならない仕事に集中することを進めるため、当社はデジタルとアナログを活用することで医療現場を支援している。今回の東京海上日動と共同で展開する『HealtheeOne医療情報リスク補償』は、医療現場の人々に“安心”してデジタルを活用するために開始した。昨今の『働き方改革』は、都市部・地方を問わずに労働人口の急激な減少がその背景の一つとなっている。限られた人材で現場を運営するためには、デジタルの利活用が不可欠であると当社は考えている。多くの事業者が便利な医療ITサービスやIoTなどを提供している。また、各ITサービス事業者は情報セキュリティ対策を実施していると思う。しかしながら、全国の医療現場で様々な年代の人々と議論をしていく中で、医療情報取扱リスクへの『不安』が、現場での医療ITの利活用を躊躇させている大きな要因であると実感した。万一の事故に備える『HealtheeOne 医療情報リスク補償』が、医療従事者や患者の人々の『ITに対する不安を和らげる』ことでITの利活用を促進し、日夜医療現場で従事する人々の業務を直接的・間接的にさらに支援していく」とコメントしている。

HealtheeOne=https://www.HealtheeOne.com/


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