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アフラック、がん経験者コミュニティアプリ「tomosnote」を提供開始、ブランドムービー『「ひとりじゃない」と感じられる場所を。』も公開

2018.10.01 20:18 更新

 アフラック生命保険(以下、アフラック)は、がん治療中の人を含めがん経験者の人々が、より充実した人生を歩むために必要な支援を実現する、がん経験者コミュニティアプリ「tomosnote(トモスノート)」を提供開始した。また、サービス開始にあわせて、ブランドムービー『「ひとりじゃない」と感じられる場所を。』を公開した。

 国立がん研究センターが公表した「2017年のがん統計」(国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(2017年))によると、2017年に新たにがんに罹患する人数は101万4000人と予測されている。がんの死亡数は男女ともに増加し続けており、2015年のがん死亡数は、1985年の約2倍となっている。さらに、がんの罹患数も1985年以降増加し続けているという結果が出ており、国民病とも言えるくらい身近にある病気ということがわかる。

 2014年にアフラックが行った「がん経験者の心の変化に関する調査」によると、がんと診断されてから心の状態に変化があったと、75%の人が回答。がん患者には診断後、不安や動揺によるストレスなどの負担がかかっている。そうした中、がん診断後、心の状態が好調な人は周りの支えが大きく影響していることもわかった。多くのがん経験者は、家族や医療者、友人に続き、“同じ病気の患者さん”が心の助けになったと答えている。

 こうした背景の中で、2015年に保険だけでなく、アフラックとして新たに始めるべき新しい事業サービスを考えるプロジェクトが発足し、社内からアイデアを募集。日本で初めてがん保険を発売して以来、幅広いがん啓発活動やがん対策に取り組んできた同社だからこそできるサービスとして「tomosnote」を開発したという。

 「tomosnote」は、がん経験者を、自分と近い環境の人や半歩先をいく経験者とつなげ、支援していくということをコンセプトにしたコミュニティアプリ。機能やデザインは、実際のがん経験者や医療関係者にヒアリングを行いながら、使う人の気持ちの波に寄り添えるようなものとしている。具体的には、治療中も治療後も充実した人生を歩むために必要な支援サービスを、がん経験者目線に立って提供する。“仲間を見つける”、“記録する”、“情報収集する”という3つの基本機能を目指しており、現在はがん経験者同士による情報発信や意見交換が気軽にできるようになっている。これにより、がんを経験した人が自分の状況に近い人を見つけたり、想いや経験をつぶやくことができる。「tomosnote」では、今後もがん経験者に“信頼できる”“使いたい”と思ってもらえるようにアップデートを重ねていく予定。そして「tomosnote」が、がん経験者の人、がんに関わる人々の支えになれることを目指している。

 また、「tomosnote」のサービス開始に合わせてブランドムービー『「ひとりじゃない」と感じられる場所を。』を公開した。このムービーでは、何の前触れもなく突然やってくる「がん」という病気の治療の道のりを、マラソンに例えつつ、こころの不安を持って進むがん経験者が、その道のりの中で同じように進むランナーと次々と出会うことで、がん経験者は決してひとりではないということを表現している。ランナーが身につけているゼッケンが年間の新たにがんと診断される人数と同じ規模の桁数であったり、沿道でランナーを応援する撮影に社員が参加したりと細部にも想いを込めたムービーとなっている。

 がん治療経験者で、がん患者の就労支援活動を行うキャンサー・ソリューションズの桜井なおみ代表は、「現在のがん治療は昔に比べて、患者が“孤独”になっている」と話す。「現在は外来での治療が中心となり、他の患者の情報が入ってこず、患者同士で情報共有をする機会がなくなってしまった。また昨今は、個人情報保護の意識も高くなっており、同じ治療を受けていても共有ができなくなっているようだ」と、がん治療環境の変化を指摘している。また、「自身ががん患者であるということを発信できず、参考になる情報を入手できていない人は全体の3割、その層に十分な支援ができていない。その人たちも『tomosnote』を通して、支え合えるようながん経験者とつながってほしい」との想いを込めて、「tomosnote」の開発を支援しているという。

 アフラックは、1974年に日本で初めてがん保険を発売して以来、幅広いがん啓発活動やがん対策に取り組んできた。1981年以降、がんが日本人の死因の第1位であり続ける一方、がんの治癒率が向上するなど、がん治療中の人々をはじめとする「がん経験者」を取り巻く環境が大きく変わるなか、がん経験者自身の「身体」「こころ」「お金」「仕事」に関する不安や悩みなど、さまざまな課題が新たに認識されるようになってきた。同社では、こうしたがん経験者を取り巻く社会的課題の解決に向けて積極的に取り組むべく、がん経験者支援プラットフォームを立ち上げており、その具体的なサービス提供の第一弾として開始するのが「tomosnote」なのだという。

 同社は、ブランドプロミスとして掲げる顧客の「『生きる』を創る」を実践すべく、新しい価値の提供を通して、社会的課題を解決するCSV経営に取り組んできた。がん経験者支援プラットフォームを通じて、がん経験者が本当に必要とする支援を提供していくことによって、これからもがん経験者を取り巻く社会の課題を積極的に解決し、がん経験者の「『生きる』を創る」に取り組んでいく考え。

アフラック生命保険=https://www.aflac.co.jp/
ブランドムービー『「ひとりじゃない」と感じられる場所を。』=https://youtu.be/6dMdm0aROBI


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