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雪国まいたけ、コロナ過の猛暑に負けない身体づくりについてセミナーを開催、外出自粛で不足しがちなビタミンDをまいたけで補い「免疫力」と「血管の健康」のアップを

2020.08.27 18:56 更新

 コロナ禍の健康リスクを取り除くためには、外出自粛によるビタミンD不足を防ぎ「免疫力」を維持することや、猛暑・マスク着用でリスクが高まる水分不足を防ぎ「血流・血管の健康」を保つことがカギとなる。特にビタミンDは、近年免疫機能をサポートする働きなどが明らかになり、コロナ禍において国内外から注目を集めているが、日本人は摂取不足が指摘されており、厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」が今年から大幅に引き上げられた。また、コロナ禍の今夏は、猛暑下でのマスク着用を余儀なくされており、熱中症や水分不足による血栓リスクも高まっている。このことから、日々の食事から免疫力と血流・血管の健康を維持する身体作りが重要となってきている。

 雪国まいたけは、こうした状況を受けて「コロナ禍の猛暑に負けない身体づくり」をテーマとした、セミナーを8月27日に開催した。同セミナーでは、女子栄養大学栄養学部 教授 上西一弘先生に免疫力を維持する「ビタミンDの有益性」や「食事摂取基準が引き上げられた背景」「食事に取り入れる際のポイント」について解説してもらった他、金町駅前脳神経内科 院長 内野勝行先生には「血流・血管の健康維持」について話してもらった。また、いま免疫食材として需要が拡大している「まいたけの健康パワー」と管理栄養士 浅野まみこ氏監修の注目成分を効果的に摂取できる「まいたけレシピ」も紹介した。

 「ビタミンDは、カルシウムやリンなどのミネラルの代謝や、恒常性の維持、骨の代謝などが期待でき、不足すると、子どもでは“くる病”、成人では“骨軟化症”などに罹患する恐れがある」と、ビタミンDについて解説する上西先生。「このビタミンDが今、世界で注目されている」と、ビタミンDに関する論文や臨床試験も増加していると紹介する。「ビタミンDはカルシウムの吸収を促し、骨の健康に役立つことは知られているが、ビタミンDが働く場所が骨以外にも見つかった」と、筋肉の維持や糖尿病、高血圧、循環器疾患、呼吸器感染症、アレルギー、がんなどにも関与している可能性について研究が進んでいるという。「ビタミンDは腸や骨だけでなく、身体の様々な場所で判明。1981年にはビタミンDが免疫細胞に作用することが報告されている」と、体内に侵入してきた細菌やウイルスを撃退する免疫の働きをサポートしてくれることもわかっているのだと力説する。「こうしたことから、ビタミンDを取り続ければ、風邪をひきにくい身体になるとされている」と、ビタミンDを摂取していくことが、健康な身体をキープする上で大いに役に立つのではないかと語っていた。

 「しかし、日本のビタミンD摂取基準は欧米諸国に比べて低い」と、ビタミンDを摂取しなければいけないと定められているのだが、その量は非常に少ないのだと説明する。「そこで、新しいビタミンDの摂取基準を定めて、欧米並みのビタミンD摂取量にすることにした」と、基準値自体は欧米に比べて低いものの、以前に比べて多くの量を摂取しなければならないと定められたのだという。「ただし、国民健康・栄養調査では、半数が新たな摂取目安量以上に達することができないという結果であることがわかった」と、ビタミンDの摂取目安量を引き上げたことで、その基準を満たせなくなってしまったと警告する。「ビタミンDは魚やキノコによる食品からの摂取の他、紫外線に当たり皮膚でビタミンDを合成させるという2つの供給源がある」と、食品以外にも紫外線からビタミンDを摂取できるのだという。「ただし、昨今の日本人の魚離れは顕著となっており、過度の紫外線対策によるビタミンD不足が加速している」と、食生活や生活習慣の変化からビタミンD不足を招いているのだと指摘する。「紫外線からビタミンDを得るには、手のひらを10分間太陽にかざす必要がある。これをコンスタントに行うのは難しいため、食品から摂取することをおすすめする」と、鮭や鰯、サンマ、カレイといった魚類の他、まいたけなどのキノコ類から摂取してほしいとのこと。「特にまいたけは、和洋中いろいろな料理との相性が良いので、1日100gでも無理なく、一年中摂取できる。100gの摂取で、4.9μgのビタミンDを摂取できる」と、まいたけを毎日食べることで、1日に必要とされる量のほぼ半分が摂取できると教えてくれた。

 金町駅前脳神経内科 院長 内野勝行先生は、猛暑時の血流・血管の健康維持についてビデオメッセージによる講演を行った。「暑さが厳しい季節には血液がドロドロになってしまう。これが進行すると、心筋梗塞や脳梗塞など死を招く病気につながることがある」と、コロナ禍の夏は血液ドロドロに注意が必要と警告する。「脳梗塞については、65歳以上の人で、気温が27~29℃の時と比べて32℃の時は、死亡率が66%上昇するという結果もある」と、高齢者にとって、気温が30℃を超えると、健康リスクが一気に高まるのだと指摘する。「さらに今年の夏は、新型コロナウイルス感染症の影響で、マスクを着用し続けなければならない。気温・湿度が高い中で着用を続けると、マスク内の湿度が上がり、のどの渇きが感じにくくなる」と、水分補給がしづらくなってしまうのだと警鐘を鳴らす。「また、在宅ワークにおいても、長時間のデスクワークで同じ体勢でいることで、足の血流が悪くなり、血栓リスクが高まる」と、日本人は座位時間が世界最長ともいわれているだけに注意が必要なのだと話していた。

 「コロナ禍の血流・血管の健康維持には、こまめな水分補給が大切となる。基本的にヒトは1.2~1.5リットルくらいの水を1日に必要としている。そこで、起床後、朝食後、昼食後、夕食後、入浴後、就寝前の6回に分けて水分を補給するようにしてほしい」と、アドバイスしてくれた。「その他、座ったままできる体操もおすすめしたい。ふくらはぎを意識しながら膝を上下に動かす。これを2時間おきに20回1セット行ってほしい」と、ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれているだけに、しっかり動かしてほしいと語っていた。「最後にまいたけもおすすめしたい。まいたけにはβグルカン、αグルカン、ビタミンDが含まれており、これらが免疫アップにつながる」と、栄養素が豊富に含まれるまいたけを積極的に摂取することで、血流・血管の健康維持に努めてほしいと述べていた。

 雪国まいたけ 研究開発室の田中昭弘氏が、猛暑に負けない身体をつくるまいたけの健康パワーについて解説した。「まいたけは、栄養素充足率スコアが身近なキノコの中で一番となっており、生でも茹でても油炒めでもトップスコアの栄養素充足率となっている」と、まいたけの栄養素は非常に豊富なのだと力説する。「まいたけに含まれる注目成分は、ビタミンDの他、ビオチン、ナイアシン、食物繊維、MD-フラクション、MX-フラクションとなっている」と、βグルカンを含有したMD-フラクションや血液をサラサラにするMX-フラクションも含有している点が特徴であると語っていた。

 「こうした栄養素を含有しているため、免疫力をキープすることができ、血糖値の上昇を緩やかにする作用もある。また血中コレステロールを上げず、すっきりした毎日を過ごすこともできる。つまりトータルバランスを良くして健康長寿に導いてくれる食品となっている」と、まいたけで健康になってもらいたいとアピールした。

 この後、ビデオメッセージで管理栄養士の浅野まみこ氏がまいたけを活用したレシピ「まいたけ炊き込みごはん」「作り置きまいたけそぼろ」「まいたけそぼろのスパイシー春雨サラダ」の3品を紹介した。

雪国まいたけ=https://www.maitake.co.jp/


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