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ANAインターコンチネンタルホテル東京、日本料理「雲海」で「佐賀の恵み×うれしの茶」フェアを開催、特別賞味会で嬉野の茶葉生産者によるティーセレモニーを披露

2020.02.10 16:58 更新

 ANAインターコンチネンタルホテル東京は、2月1日から5月31日まで、日本料理「雲海」(3FL.)において、佐賀県の旬の山海の幸と500年以上の歴史を誇る銘茶「うれしの茶」との調和を意識した繊細な料理を提供する「佐賀の恵み×うれしの茶」フェアを開催する。2月5日には、「嬉野茶時」プロジェクトに属する茶葉生産者を招聘し、新感覚なティーセレモニーの実演とともに、独創性あふれる会席コースを堪能できる「佐賀・嬉野特別賞味会」が行われた。

 「佐賀の恵み×うれしの茶」フェアは、九州・佐賀県とその南西部に位置する「嬉野」の自然豊かな環境で育まれた山海の味覚と銘茶「うれしの茶」に焦点を当てたコラボレーション企画。日本料理「雲海」の吉安健料理長が、うれしの茶や佐賀県産の日本酒の個性と響き合うように、佐賀の食材の一品一品を吟味し、伝統的な会席料理の技法を用いて、お茶の風味の豊かさを生かした特別料理に仕立てた。佐賀牛の炭火焼きをはじめ、近海の魚介類、嬉野温泉湯どうふ、茶振りをした海鼠(なまこ)料理、そして挽き茶(粉末茶)と旬の果物を使った独創性あふれる水菓子などを組み入れ、季節の彩りと味わいを届けるという。

 2月5日に開催された特別賞味会では、嬉野の茶葉生産者が、セレモニー台と専用の茶器を使い、各々が丹精を込めて育てたお茶を自らの手で淹れるティーセレモニーを披露。あわせて、日本酒「東長」の蔵元・瀬頭酒造の瀬頭平太氏から、佐賀の日本酒の特徴や魅力を紹介するとともに、会席コース「佐賀の宵」の料理と合わせて4種の日本酒「東長」「東一」「虎之児」「鍋島」が提供された。

 この特別賞味会に先立ち行われたプレスプレビューでは、佐賀県嬉野市の村上大祐市長が挨拶。「嬉野市は、長崎県と国境を接する人口2万5000人の小さな町だが、霧深い山奥で育てられた銘茶のうれしの茶、そして1300年の歴史を誇り日本3大美肌の湯に数えられる嬉野温泉を有しており、人々を長年にわたって癒し続けてきた」と、嬉野市の魅力を語る。「うれしの茶は、高温の釜で茶葉を炒る『釜炒り茶』が原点とされており、若い芽で摘むことで非常に凝縮された香りと味わいが特徴となっている。今年度の全国茶品評会では、釜炒り茶の部で農林水産大臣賞を受賞すると共に、産地賞1位も受賞した」と、日本一の称号を獲得している銘茶なのだとアピールした。「今回のフェアでは、うれしの茶だけでなく佐賀県全域の食材を生かした料理、さらには佐賀県の日本酒も用意しているので、ぜひこのマリアージュを楽しんでほしい」と、フェアを通じて多くの人に嬉野市の癒しを体感してほしいと話していた。

 ここで、特別賞味会で行われるティーセレモニーを実演で披露してくれた。ティーセレモニーでは、「嬉野茶時」プロジェクトの茶葉生産者が、その季節に一番美味しいお茶を提供するために、入念な準備と調合を重ね、お茶を自ら淹れ、接客し、サーブするという特別な時間と空間を提供する。お茶を淹れる所作や、最適な湯温・抽出時間などの工程にこだわり、凛とした空気感のもと、特別な一杯を生み出すという。

 「ティーセレモニーの所作は、家庭でお茶を淹れる動作をもとにして、嬉野オリジナルで考案したものとなっている」と、ティーセレモニーについて説明するのは嬉野茶生産者の副島仁氏。「所作には、上皿天秤で茶葉の量を正確に測る、砂時計で茶葉に合った抽出時間を計るなど、お茶を美味しく淹れるコツが盛り込まれている。そして、一番のポイントとなるのが、5つある湯冷ましの器を使って、お湯の温度を適温にしていく所作。茶釜のお湯は約100度で、器に移すたびに温度が10度前後下がる。そのため、煎茶の場合は、5回器を移すことで適温の約60度に調節することができる」と、ティーセレモニーの見どころを教えてくれた。

 


 「佐賀の恵み×うれしの茶」フェアのメニューとしては、昼の会席コース「佐賀の空」と夜の会席コース「佐賀の宵」の2つを提供する。各コースの献立は季節によって替わるとのこと。また、これに加えて、「うれしの茶3種のティーペアリング」と「5種の日本酒ペアリング」のオプションメニューを用意している。

 


 プレスプレビューでは、昼の会席コース「佐賀の空」と夜の会席コース「佐賀の宵」からピックアップした特別メニューとして、 雨水(食前茶)「お茶の出汁」、茶時(八寸)「立春升盛り 季節の一口いろいろ」、春寒(御椀)「みつせ鶏すーぷ 笋羹仕立て」、東風(造り)「南からの恵み 芽物いろいろ」、伝統(焼物)「佐賀牛炭火焼きと雲丹 柚子胡椒」、名物(豆腐)「嬉野温泉湯どうふと佐賀の野菜」、春霞(食事)「竹崎蟹のおこわ 雲海自家製唐墨 白石蓮根のかすみ餡掛け」、夢(水菓子)「うれしの挽き茶の五倍あいすくりーむと 佐賀の果実 濃茶そーす」が振る舞われた。

 


 また、うれしの茶3種のティーペアリングとして、「立春升盛り 季節の一口いろいろ」に青ほうじ茶、「佐賀牛炭火焼きと雲丹 柚子胡椒」にレモン緑茶冷茶、「うれしの挽き茶の五倍あいすくりーむと 佐賀の果実 濃茶そーす」に有機紅茶が提供された。

 


 青ほうじ茶は、厳選された一番茶のみ使用し、ほうじ茶特有の香ばしさと緑茶の風味が織りなす新製法のお茶となっている。レモン緑茶は、うれしの茶(煎茶)に佐賀県武雄市産のレモングラスと天然レモンピールをブレンド。爽やかなレモンの香りと緑茶の余韻が楽しめる。有機紅茶は、6月中旬頃の二番茶を使用し、さわやかな香りに優しい甘みが味わえる。科学肥料、農薬、除草剤は一切使っていないという。

[「佐賀の恵み×うれしの茶」フェア概要」
店舗:日本料理「雲海」3FL.
期間:2月1日(土)~5月31日(日)
時間:11:30~14:30(L.O.)/17:00~20:30(L.O.)
提供メニュー:
 (昼)会席コース「佐賀の空」8500円
 (夜)会席コース「佐賀の宵」1万6000円
 うれしの茶3種のティーペアリング 3000円
 5種の日本酒ペアリング(銘柄:東長/東一/虎之児/鍋島)5000円
(すべて税・サービス料別)

ANAインターコンチネンタルホテル東京=http://anaintercontinental-tokyo.jp
嬉野茶時=https://www.ureshinochadoki.com/


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