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カゴメ、"野菜をとろう あと60g"をスローガンに日本人の野菜不足の解消を、上野樹里さん出演の「野菜生活100」シリーズの新TV-CMもOA

2020.01.17 18:10 更新

 カゴメは、1月17日に、今年から展開する野菜摂取推進運動および同社の中核ブランドである「野菜生活100」シリーズの新CM発表会を開催した。同社は、日本人の野菜不足ゼロを目指すべく、野菜をとろうキャンペーンをスタート。成人1人当たりの野菜摂取量が約60g不足していることから、“野菜をとろう あと60g”をスローガンに企業・団体や有識者と協働していくとアピールした。また、「野菜生活100」シリーズの新CMキャラクターには、女優の上野樹里さんを迎え、「Smart」、「Easy」、「Speedy」に野菜が摂れるということを“ちゃっかり”という言葉を使ってTV-CMで表現していくことを発表した。

 「当社は、“トマトの会社から野菜の会社に”をビジョンに掲げ、野菜のチカラで健康寿命の延伸に貢献することを使命としている」と、今年1月1日付けで就任した山口聡社長が挨拶。「当社は、日本の緑黄色野菜の消費量の内、約18%を供給しているが、この量をもっと増やしていきたいと考えている」と、国内の緑黄色野菜の消費量338万tの内、60万tを同社が供給しているのだと指摘する。「一方、日本の野菜摂取量を見てみると、成人1人当たり1日に350g以上の野菜を摂取する必要があるといわれているが、約290gしか摂取できておらず、実に60gも摂取量が不足している」と、この10年間、野菜の摂取量は平行線をたどり増えていないのだと警告する。「また、野菜を1日に350g摂取しなければならないことを知っている人はわずか16%しかなく、野菜不足の自覚がない人の約70%が野菜の必要性を認識していないこともわかった」と、同社が行ったWEB調査から野菜不足に関する消費者の意識の低さが明らかになったと嘆く。「そこで、当社では日本の野菜不足の解消を目指すべく、“野菜をとろうキャンペーン”を実施する」と、野菜の会社を自負する同社が本気で取り組むプロジェクトなのだと語気を強める。「キャンペーンでは、野菜不足について自覚を促すだけでなく、なぜ野菜が必要なのかを理解させることや、おいしく上手な摂り方を訴求していく」と、キャンペーンの狙いについて言及していた。

 「“野菜をとろうキャンペーン”を広く知らしめるべく、活動のシンボルマークを作成。“野菜をとろう あと60g”をスローガンに、関係各位の賛同、協力を得ながら、今年度から2ヵ年を通じて様々な取り組みを展開する」と、企業・団体や有識者と協働でキャンペーンを盛り上げていくとアピールした。「具体的な施策として、一人ひとりに野菜が足りているかどうかの自覚を促す、全国べジチェック体験を実施する」と、野菜摂取充足度測定機「ベジチェック」を使い、野菜の推定摂取量を見える化していくとのこと。「また、多様な企業との連携によって、今までにない切り口で野菜の魅力を伝えていく」と、企業・団体と連携することで、野菜不足の解消を目指したい考えを示した。「さらに、当社オリジナル『野菜マエストロ検定』を実施する」と、野菜の基礎知識や上手な摂り方を習得できる検定で、野菜の魅力の伝道師を育成していくと意気込んだ。「当社の株主にも教職してもらい、アンバサダー検定も実施する」と、約20万の株主を対象に野菜の魅力を広めてもらうと語っていた。「もちろん、新聞やTV、SNSなどを通じた広告にも力を入れていく予定だ」と、「あと60g」の野菜量をレシピでわかりやすく表現して、“もっと野菜を食べよう”という意欲を高めていきたいと述べていた。

 「展開する商品については、内食向け施策では、手軽に野菜が摂れる商品と野菜をたっぷり摂ることができるレシピによって需要を喚起する」とし、1月31日の「愛菜の日」や、8月31日の「野菜の日」などの催事で需要を最大化していくとのこと。「中食・外食向け施策では、人手不足を解消する商品やこだわりの商品で、中食(惣菜)や外食に『野菜のおかず』を増やす」と、「冷凍グリル野菜ミックス」や「オニオンソテー」、「野菜だし」などを積極的に提案していくと述べていた。「飲料市場向け施策では、野菜生活100シリーズから、豆乳ユーザーの関心を惹く新商品『野菜生活Soy+(プラス)』を導入する。また、野菜生活100の新CMによって需要を喚起する」と、女優の上野樹里さんをCMキャラクターに迎えて、積極的にアピールしていくと語っていた。

 次に、「野菜生活100」の今年の展開について、カゴメ マーケティング本部飲料企画部の西田裕実部長が説明した。「『野菜生活100』は、1995年の発売から25年が経過。手軽においしく野菜のある生活を実現できるブランドとして進化を続けてきた」と、2010年からは地産全消の季節限定シリーズを展開するなどラインアップの拡充を図ってきたという。「バラエティ豊かな商品を展開するに至った背景には、仕事に家事に忙しい女性が増える中、子どもの野菜嫌いや、自身の朝食時間、運動や健康に配慮した食生活もままならないという人が増加傾向にあるからだ」と、食生活・健康習慣の変化が大きく影響していると説く。「さらに、たんぱく質の摂取意向が高まっており、『野菜』『栄養バランス』など、たんぱく質だけでない効率性を求めている」と、身体づくりニーズの高まりも背景にあると語っていた。

 「こうした忙しい女性自身の身体づくりニーズに対応し、新商品『Soy+(ソイプラス)』を発売する」と、手軽においしく野菜のある生活をサポートするべく、身体づくり・たんぱく質ニーズに対応した商品を発売すると訴える。「『野菜生活Soy+(ソイプラス)』は、砂糖・甘味料不使用で、まるごと大豆を絞り、まろやかで飲みやすいのが特徴となっている。さらに植物性たんぱく質と食物繊維を含有し、1/2食分の野菜を使用した」と、美味しく機能性も高い野菜飲料とのこと。「便利なリキャップを採用した容器のため、持ち運びもしやすくなっている」と、どんな場所でも楽しめる野菜飲料だとアピールした。

 「『野菜生活100』の新コミュニケーションについては、『野菜生活100』で“ちゃっかり”悩みを解決し、健やかな生活を送る等身大の女性像を上野樹里さんに演じてもらう」と、CMキャラクターに上野樹里さんが就任したとのこと。「TV-CMでは、第一弾『ちゃっかり野菜 LOVE。』篇を1月20日からOA。2月下旬には新商品『野菜生活Soy+(ソイプラス)』を紹介する第二弾、3月上旬には『野菜生活100 Smoothie』を紹介する第三弾の放映を予定している」と、毎月新たなCMを放映することで、「Smart」、「Easy」、「Speedy」に野菜が摂れるということを“ちゃっかり”という言葉を使って伝えていくと意気込んだ。

 そして、新TV-CMを放映後、女優の上野樹里さんが登場。「CMでは、“ちゃっかり”“しっかり”野菜を取り入れて生活する姿が多くの人に伝わってほしいと思っている」と、「野菜生活100」で健やかなママを演じているので注目してほしいとアピールした。「野菜生活100」シリーズを普段から愛飲しているという上野さん。「ドラマの撮影が始まると、野菜ジュースやトマトジュースで野菜を補給するようにしている」と、野菜不足の解消に「野菜生活100」を利用しているとのこと。「ロケ先でも野菜ジュースを欠かさず摂取するようにしている」と、外食ばかりだと偏った栄養バランスになってしまうため、これを整えるために「野菜生活100」を愛飲していると語っていた。

 そんな上野さんは、1日に必要な野菜量をしっかり摂取できているのだろうか。野菜摂取充足度測定機「ベジチェック」で、野菜がどれだけ摂取できているかを見える化してもらうことになった。計測を行ったのは、山口社長。「『ベジチェック』は手のひらをセンサーに乗せると、野菜がどれだけ摂取できているかがわかる」と、20秒ほどで簡単に計測できるという。

 その結果、上野さんの野菜摂取量は6.3という数字が表示された。この数値について山口社長は、「8点以上が理想的だが、平均は5.5となっている。それだけに、上野さんの6.5はほぼ合格点といってもよい」と、野菜が不足しているということはないと話していた。この結果に上野さんは、「今後は7を目標に野菜をしっかり摂取していきたい。『野菜生活100』シリーズは、様々な種類の商品があるので、足りていない野菜を賢く補っていこうと思う」と、いろんな野菜を摂取するための手助けとして「野菜生活100」シリーズを上手く活用していきたいと述べていた。

カゴメ=https://www.kagome.co.jp/


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