食事・レストラン

グランイート銀座、水産エコラベル認証を受けた食材をビュッフェ形式で提供する「認証水産物直送フェア」を開催、環境に配慮した持続可能な漁業の大切さをアピール

2019.10.25 20:10 更新

 農家直営のビュッフェダイニングであるグランイート銀座は、水産エコラベル認証(MEL・MSC・AEL・ASC)を受けた食材を提供する「認証水産物直送フェア」を10月21日から11月3日まで開催する。初日の10月21日に行われた試食・発表会では、水産エコラベル認証の概要およびフェアを開催する背景について説明すると共に、環境にやさしい方法で調達された水産物を使用したビュッフェメニューが提供された。

 「今回、グランイート銀座で開催する『認証水産物直送フェア』は、国際的なスポーツ大会の食材調達基準を満たしている水産物を使った料理を提供することで、消費者に水産エコラベル認証への理解を深めてもらう取り組みとなる」と、水産資源回復管理支援会の小野誠理事長が挨拶。「水産エコラベル認証は、環境に配慮した漁業・養殖業による水産資源の持続的活用に向けて、国連FAO(世界食糧農業機関)のガイドラインに準拠した認証となっている。国際的なスポーツ大会に認められた水産エコラベル認証として、漁業では『MEL(マリン・エコラベル・ジャパン)』と『MSC(海洋管理協議会)』、養殖では『AEL(養殖エコラベル)』と『ASC(水産養殖管理委員会)』の4種類がある。2020年東京オリンピックの選手村においても、この4つの認証が水産物の食材調達基準となっている」と、水産エコラベル認証とはどのような認証なのかを説明してくれた。

 「水産資源回復管理支援会では、水産エコラベル認証の理解促進のために、3年前から東京・神奈川・大阪・滋賀・奈良のデパートやスーパーの店頭に説明員を派遣し、PRに努めてきた。しかし、思うように浸透していないのが実状だ。そこで、東京オリンピック開催まで1年を切った今、水産エコラベル認証について一般消費者に広く紹介するべく、グランイート銀座との協力によって『認証水産物直送フェア』を実施することとなった」と、「認証水産物直送フェア」を開催する背景について言及。「現在、国産水産物(生産段階)の水産エコラベル認証数は合計100品目余りとなっている。今回のフェアではその中から2割程度をピックアップし、水産エコラベル認証を受けた水産物をふんだんに使った料理を提供していく」と、環境に配慮した水産物を使った料理を存分に味わってほしいと話していた。

 続いて、グランイート銀座の武田泰明社長が、「認証水産物直送フェア」の概要について紹介した。「当店は、今年3月にオープンしたライブビュッフェレストランで、2020年東京オリンピックの選手村の食材調達基準として認められている『GAP』認証の食材をふんだんに使った料理をビュッフェ形式で提供している。実際に選手村で出された料理も提供し、オリンピックの選手村で使われる食材について消費者に知ってもらう場を目指している」と、グランイート銀座のコンセプトを説明。「水産物については近年、乱獲や密漁、気候変動など持続可能な漁業への問題が指摘されている。古くから魚を愛してきた日本国民としては、今後も長く魚を楽しむために、持続可能な漁業についてもっと理解を深めていくことが大切だと思っている。そこで今回、当店も持続可能な漁業の考えに賛同し、水産エコラベル認証を多くの人に知らしめるべく、『認証水産物直送フェア』を開催する」とのこと。

 「フェアでは、全国各地から水産エコラベル認証を受けた様々な水産物を調達し、ビュッフェメニューとして提供する。また、期間中は、持続可能な漁業について紹介したランチョンマットを各テーブルに配置する他、店内に水産エコラベル認証の説明図を掲出し、ビュッフェの料理と共に消費者にアピールしていく」と、フェアを通じて、持続可能な漁業の大切さを多くの人に伝えていきたい考えを示した。

 「認証水産物直送フェア」に水産物を提供する漁業組合を代表して、東京都漁業協同組合連合会の塚本亨専務が挨拶。「東京の海産物は、内湾が主体と考えられがちだが、実は伊豆大島から小笠原諸島まで膨大な海域を持っている。その中で当連合会では、水産エコラベル認証の『MEL』を取得し、持続可能な漁業を守っていくことを認識してもらいながら、販売活動を行っている。今回のフェアは、2020年東京オリンピックを前に、こうした取り組みを多くの消費者に知ってもらう良い機会だと考えている」と、フェアをきっかけに持続可能な漁業への理解が深まることに期待を寄せた。

 養殖業者を代表して、ヨンキュウ 東京営業所の岡本義広代表が挨拶。「当社は、愛媛県宇和島市に本拠を置き、環境にやさしい持続可能な養殖に取り組んでいる。当社グループの養殖管理は、水産エコラベル認証の『MEL』『AEL』に適合しており、マダイ養殖では約600万尾、ブリ養殖では約280万尾で認証を取得している。今回のフェアでは、環境に配慮して育てられた安心・安全な水産物を使った美味しい料理をぜひ味わってほしい」と、環境にやさしい方法で育てられた水産物の美味しさをフェアで実感してほしいと述べていた。

 なお、試食会では、水産エコラベル認証を受けた水産物を使ったフェア限定のビュッフェメニューとして、「トビウオミンチのスターアニス」、「カキのアヒージョ」、「秋刀魚の香草焼き」、「カスベの唐揚げ」、「サバの竜田揚げ」、「ホタテのバター炒め」、「アブラツノザメの蒲焼」、「燻製カンパチ」、「カツオのカルパッチョ」、「もずくの酢の物」、「鮮魚のお刺身」などが提供された。

[「認証水産物直送フェア」概要]
会場:グランイート銀座(東京都中央区銀座西二丁目2番地先 銀座インズ2、2階)
開催期間:10月21日(月)~11月3日(日)
営業時間:
 ランチ 11:00~15:30(最終入店14:30)
 ディナー 18:00~22:00(最終入店20:30)
税別価格:
 ランチ 平日 1950円、土日祝 2300円
 ディナー 平日 3500円、土日祝 3800円

グランイート銀座=https://www.gran-eat.jp/


このページの先頭へ