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日清食品、1日に必要なすべての栄養の1/3量を配合した「All-in PASTA」シリーズをWEBチャネルで発売、ゆでたときに流出しやすいビタミンやミネラルを麺の内側に閉じ込める"栄養ホールドプレス製法"を採用

2019.03.26 21:21 更新

 日清食品は、1日に必要なすべての栄養の1/3量(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年度版)」から抜粋「30~40歳男性の推奨量/目安量」をもとに、1日に必要なビタミン・ミネラルの1/3量)を配合した「All-in PASTA」シリーズを、麺とソースがセットになったカップタイプ3品、麺のみの袋タイプ1品の計4品と、別売の専用ソース3品の全7品で、3月27日午前10時から日清食品グループ オンラインストアとLOHACOで発売する。3月26日には新商品発表会を開催し、「All-in シリーズ」のコンセプトや開発背景、製麺技術の特徴、商品概要、今後の展望などについて発表した。

 「当社が1958年に世界初のインスタントラーメンを発売した時代は、栄養失調が多く、栄養豊富なラーメンに高い需要があった。一方現代は、摂取カロリーは足りているのに、たんぱく質やビタミン、ミネラルといった特定の栄養素が不足する『新型栄養失調』が増加。飽食の時代ともいわれている」と、日清食品 マーケティング部の藤野誠部長が挨拶。「そこで当社は、2018年に世界ラーメン協会において、開発七原則を発表。これまでの、おいしい、安心・安全、簡便、長期保存、安価に加えて、栄養、環境保全というワードを盛り込み、消費者に商品を届けていくことを宣言した」と、開発五原則から七原則に変更し、現代社会のニーズにマッチした商品を上市していくと意気込む。「この開発七原則に即した商品として、1食に必要な栄養素がすべて入り、誰でも簡単に作れて、おいしい、理想的な食事を考案。必要なすべての栄養素を茹でた後まで保ちながら、本当においしい麺の開発に成功した」と、栄養を最優先にすると味は犠牲になりがちだが、しっかりおいしく満腹感が得られる商品を開発したと胸を張る。「当社では、時代に合わせて、その時々の社会環境に応じた新商品を提供していくことで、消費者に笑顔を届ける」と、時代のニーズに合った商品を開発し提供し続けていくことで、新たな食文化の創出に貢献していきたい考えを示した。

 次に、日清食品 ダイレクトマーケティング課の佐藤真有美ブランドマネージャーが新商品の概要について発表した。「新商品のコンセプトは、“この1食で、すべての栄養、全部どり”とした。これは、わが国の栄養などの摂取量が脂質を除き減少傾向にあることに加えて、ビタミン・ミネラルの宝庫である野菜類の摂取量は40代以下で慢性的に足りていないことから、1食あたりに必要な栄養がすべて入り、糖質30%オフでたんぱく質24g、食物繊維8.6gが摂取できる『All-in シリーズ』として上市することにした」と、昨今の消費者の栄養不足を補うための新商品を上市すると意気込む。

 「一般的に、食品に含まれる栄養素は長期保存や、茹でる調理過程において失われてしまうといわれている。『All-in シリーズ』は、必要なすべての栄養素を茹でた後までしっかりと保つことにこだわった」と、食べるときの栄養にこだわった商品なのだと教えてくれた。

 「今回、茹でた後でも栄養素をしっかり保たせるべく、新技術『栄養ホールドプレス製法』を開発した。この製法により、ビタミン、ミネラルなど茹でると失われやすい栄養素をパスタの中心に閉じ込めた。また、これらの栄養素を味や食感を生み出す小麦ベースの外層でパスタを包んだ」と、栄養とおいしさを同時に叶えることができた理由について解説。「栄養に関しては、工場生産品の一食一食にすべての栄養素が入り、保存期間中も、茹でた後も、人が食べるタイミングまで、必要な栄養素が保たれる商品を実現した。一方、製麺については、栄養素の成分には、硬いもの、べたつくものなど製麺性を悪くするものばかりのため、栄養素材の組み合わせや配合比率を何度もやり直し、ようやくつながった麺を茹でた後、パスタのような歯ごたえを出すことに成功した。そして、味については、麺に入れる栄養素材はそれぞれ苦み、えぐみ、酸味など食品としては考えられない味のため、栄養素材の構成、マスキング資材の選定を繰り返し、茹で上げた麺の味の改良に成功した」と、難易度の高い商品開発を行うことで「All-in シリーズ」を商品化することができたと説明する。「1年間かけて、約300回の試験を実施し、茹でた後でも、1日に必要な栄養の1/3量をカバーすることに成功した」と、おいしさを加味しながら、1日に必要な栄養素の1/3をしっかりカバーする理想の商品に仕上がったのだと語っていた。

 


 「『All in シリーズ』の第一弾として、『All-in PASTA』シリーズを発売する。主なターゲット層は、30代から40代のビジネスパーソンを想定する」と、日ごろ仕事で忙しく、手間暇かけて料理をする時間がなく、栄養が偏りがちな人を対象に訴求していきたいとのこと。

 


 「社員の健康や柔軟な働き方を尊重する会社で先行試食会を行った結果、“糖質オフのパスタなのに粉っぽさを感じない”や“これがあったらインスタント食品を選ぶかも”、“完全食=まずいのイメージが変わった”、“糖質オフパスタとしての味、食感、満足度がとても高い”、“栄養の偏りを気にしていた自分にとって、まさにほしかった商品。オフィスで買えるとありがたい”、“一人暮らしの独身男性にはとくにありがたい”といった声が寄せられた」と、栄養と味の両面で満足できる商品であると好評を得られたと目を細めていた。

 


 「『All-in PASTA』シリーズから、『粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ』と『国産バジルを贅沢に使った香りとコクのジェノベーゼ』、『完熟トマトに唐辛子をきかせたスパイシーアラビアータ』の3品を、お湯をかけるだけで簡単調理が可能なパスタとソースがセットになったカップタイプとして発売するほか、食べ方のアレンジが自由自在にできるパスタだけの袋タイプと、ソース単品別売りタイプもラインアップする」と、手軽なカップタイプだけでなく、パスタソースは各家庭独自のオリジナルで楽しめるなど、様々なタイプの商品をラインアップすることで、ターゲット層の消費者から支持を得たいとのこと。

  


 「さらに、今年の夏ごろまでには『All-in NOODLE』の発売も予定している」と、今年1年で100万食の販売を達成するべく、シリーズのラインアップをさらに増やしていく考えも示した。

[小売価格]
All-in PASTA:400円
All-in PASTA 粗挽き牛肉のコクと旨みの濃厚ボロネーゼ:600円
All-in PASTA 国産バジルを贅沢に使った香りとコクのジェノベーゼ:600円
All-in PASTA 完熟トマトに唐辛子をきかせたスパイシーアラビアータ:600円
All-in PASTA SAUCE ボロネーゼ:500円
All-in PASTA SAUCE ジェノベーゼ:500円
All-in PASTA SAUCE アラビアータ:500円
(すべて税別)
[発売日]3月27日(水)

日清食品=https://www.nissin.com/jp/


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