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ニッスイグループの金子産業、養殖スマを出荷開始

2018.11.06 18:24 更新

 日本水産(以下、ニッスイ)の連結子会社である金子産業は、同社の石田事業所(長崎県壱岐市)で養殖したスマを11月から出荷開始した。

 金子産業では、長崎県内に5事業所(6漁場)および鷹島栽培センターを持ち、クロマグロ(天然種苗および人工種苗)やマダイなどの養殖を行っている。

 同社では、今年度からスマの試験生産に着手した。4月にニッスイ大分海洋研究センター(大分県佐伯市)で孵化した人工種苗を6月に同社の石田事業所の漁場に導入、5ヵ月と比較的短期の生育期間で1尾平均1.5kgに達し、約6000尾を11月から出荷する運びとなったという。活締めのラウンドで生鮮として出荷し、ニッスイが全国の外食、量販店などに販売する。

 ニッスイグループがスマの養殖に成功し、販売するのはこれが初めてで、来年度以降も定期的に出荷の見込みだ。

 スマはスズキ目サバ亜目サバ科スマ属の魚で、インド・太平洋の温帯・熱帯域に分布している。日本近海では南日本で稀に漁獲され、「スマカツオ」「ヤイトガツオ」などと称されている。身質は、背側はマグロの中トロ、腹側はマグロの大トロに似ており、稀に水揚げされる天然のスマは高級すし店などで珍重されている。

日本水産=http://www.nissui.co.jp/


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