食事・レストラン

六本木ヒルズ、ミシュラン星付レストランなど9店舗や「とっておきのおいしいもの」だけを揃えた関東初出店のフードホールがオープン

2018.09.11 20:11 更新

 今春開業15周年を迎え、2020年に向け大規模リニューアルを進める六本木ヒルズに、9月13日、新たな食文化の発信拠点が誕生する。ウェストウォーク5Fでは、世界的に注目される「東京の食文化」の発信を目指し、ミシュラン星付の銘店をはじめ素材や新たな調理技術にこだわりを持つ、様々なジャンルでトップクオリティを誇るレストラン9店舗がオープン。リニューアルする既存店を含め、料理はもちろん、一流の料理人との対話や空間、器、プレゼンテーションなど、シェフの世界観も体感できる全17店舗を集積する「プレミアムダイニングフロア」が誕生する。また、ヒルサイドB2Fには、芦屋で絶大な信頼を得る「グランドフードホール」が関東初出店。「とっておきのおいしいもの」だけを求め続けてたどりついた、安心できる食品・食材と、それらを用いて一流シェフが店内で作る惣菜を販売するフードホールが登場する。9月10日に行われた内覧会では、レストラン9店舗とフードホールの全貌が明らかとなった。

 ウェストウォーク5Fは、六本木ヒルズの「東京の食文化」発信拠点化の集大成として、ミシュランの星を獲得した銘店をはじめ、新業態の店舗や六本木ヒルズでしか味わえないメニューを提供する店舗など、国内トップレベルのレストランを集積する「プレミアムダイニングフロア」に生まれ変わる。今回は9店舗がオープンし、今後新たに誕生する2つの新店舗とリニューアルする既存店を含め来年11月までに計17の上質なレストランが揃う。また、共用部のデザインも全面リニューアル。国内外のラグジュアリーホテルや商業施設、ミラノサローネでの展示などで知られる乃村工藝社の小坂竜A.N.D.クリエイティブ ディレクターと同社の佐々木啓資デザイナーが手掛けた。

 「鰻處 黒長堂(ウナギドコロ クロチョウドウ)」は、南平台「鰻 季節料理 瓢六亭」による新たな鰻店としてオープン。六本木ヒルズでは鰻職人歴38年、実家は山梨でうなぎ屋を営む鰻職人・中村寿氏が料理長を務める。鰻本来の旨味や脂の乗り、身の歯ごたえを感じてもらえるよう、東京では珍しい、蒸さずに焼く“地焼き”で提供する。

 良質な国産の鰻にこだわり、貴重な天然ものも使用。“地焼き”用に厳選された鰻は脂が乗って、焼き上げるとふっくら、皮はパリッと香ばしく、しっかりとした食感がある。消費者の来店に合わせて鰻をさばき、焼きたてを丸ごと一本、コース仕立てで提供する。

 「よし澤 (ヨシザワ)」の店主は、京都および東京の日本料理店で14年間修業し、2010年に「ぎんざ 一二岐」、2014年には「銀座 よし澤」をオープンし、ミシュランの星を獲得し続けている気鋭の料理人・吉澤定久氏。まずは食材ありきという考えを体現し、素材の持ち味を最大限に引き出すよう、余計な手は加えない料理を提供するのが特徴とのこと。

 多くの顧客を抱える予約困難店「銀座 よし澤」が、吉澤定久氏自ら料理長として腕をふるう店として六本木ヒルズにオープンする。ランチ、ディナーは食材の走り・旬・名残を描きだした季節感あるコースメニューを展開予定だ。

 2011年に「焼鳥」でミシュラン1ツ星を獲得した「目黒 鳥しき」。2017年には、分店「鳥かど」のオープンも話題になった。この「鳥しき」の新たな分店であり、新業態の「鳥おか(トリオカ)」が六本木ヒルズに登場する。「目黒 鳥しき」店主・池川義輝氏の直弟子である黒崎法行氏が焼き場に立ち、世界中のゲストに感動してもらえる最上級のおもてなしを提供する。

 店内は、伝統の漆喰、大暖簾、無垢カウンターで、日本ならではのシンプルでモダンなミニマリズムを表現した。特別なダクトを設けて、煙が店内に充満しないよう工夫も施されている。

 「串の坊(クシノボウ)」は、六本木ヒルズ開業時から「串カツの文化を世界に発信する」と云うコンセプトのもと、多くの消費者に愛されてきた「kushinobo1950」が、「食とArt」をテーマにオープン。1950年創業の伝統的な串の坊の串カツのみならず、キャビアやアワビなど意外な食材で革新的なメニューを展開。世界中の蔵、畑を巡って厳選したワイン、日本酒、焼酎も提供する。

 内装は、世界で活躍する森田恭道氏がデザイン。満寿泉コレクションの檜の一枚板を使ったテーブルやカウンター、日本を代表する彫刻家・岩崎努氏による玄関の暖簾の留め木や、店内を飾る新進気鋭の硝子工芸作家・安田泰三氏の24点の作品など、当代一流の工芸品が並ぶ、美術館さながらのレストランに変貌する。

 「澄まし処 お料理 ふくぼく(スマシドコロ オリョウリ フクボク)」は、神楽坂の人気店「ふくぼく」が六本木ヒルズに移転オープン。「ふくぼく」は「技術を磨いた先にある朴(何も企まない境地)」を指す荘子の言葉、彫琢復朴(ちょうたくふくぼく)という言葉からきている。「美味しいものを少しずつ」「こってりでなくて、ご免なさい」という料理の考え方のもと、料理の優しさと心地よさ、キレイな「澄まし」をつくりだすことに心と技を尽くす。

 店内は神楽坂と同様、おひとり様でも優しい気持ちで舌鼓を打ち、「食は心とつながるもの」と考える「ふくぼく」の心を持ち帰ってもらえるよう、カウンター席と落ちついたテーブル席で構成されている。

 「てんぷら 天蒼々(テンプラ テンソウソウ)」は、「てんぷらと和食 山の上」と銀座の「てんぷら近藤」で経験を積んだ佐藤啓太氏を料理長に迎えた新店。中国漢詩で「天は青々として曇りがない」という店名にこめられた想いと同様、素材と向き合い、消費者の目の前で丁寧に気持ちを込めて揚げる。

 食材は日本全国から厳選し、衣は卵を使わず小麦粉のみを使用。素材の旨さと共に四季を感じてもらえるとのこと。侘び寂びの精神が息づく数寄屋造りの落ち着いた和空間で、ゆったりと過ごすことができる。

 「赤身専門にくがとう(アカミセンモンニクガトウ)」は、赤身肉の本来の肉の味と脂の旨さを追求し、新しい「焼肉&肉創作」スタイルを提案。「肉ちゃん」の愛称で知られるオーナー・三浦剛氏は自ら牛を育て、新たなブランド牛も生産しているほど肉への想いが強く、全国の牛舎をめぐって生産者と対話し、選りすぐったこだわりの赤身肉を購入している。

 全国各地の最高品質のブランド牛を提供することが評判となりメディアに多数取り上げられ、日本橋をはじめとした各店舗ともに著名人にも愛される予約困難な超人気店になっている。六本木ヒルズ店では、人気の裏メニューの一部を定番メニューとして提供するという。

 「老四川 飄香小院(ラオシセン ピャオシャンショウイン)」は、麻布十番に本店を構える四川料理の銘店。店主の井桁良樹氏は本場で研鑽を積み、中国の伝統四川料理松雲一門から継承人の称号を授かった日本を代表する四川料理の料理人とのこと。

 中国で「老」には「歴史を重ねた、昔からの」、「飄」には「揺く、漂う」という意味があり、「飄香」には、昔の四川省「old 四川が漂い香る」という意味が込められている。古き良き四川が広がる六本木ヒルズ店から、香辛料を巧みに使った、香り高く、深く複雑な味わいとスッキリとした後味が特徴の四川伝統料理を発信していくという。

 「BIKiNi sis(ビキニ シス)」は、スペイン料理のミシュラン1ツ星店舗「小笠原伯爵邸」で初代総料理長を務めたジョセップ・バラオナ・ビニェス氏による「BIKiNi」の新業態。2008年赤坂にオープン、3年連続でビブグルマンに選出されている人気のスペイン料理店6軒目のこの店は、六本木ヒルズへの想いを込めて、カタルーニャ語で「6」を意味する「sis」を加えた店名とした。

 新鮮な山と海の幸を使ったスペイン・カタルニア伝統の味と、日本の四季の食材が融合した、色とりどりのピンチョスや、美しい色彩の料理の数々など、家族での食事から会食まで様々なシーンで活用できるコース料理を提供する。日本におけるスペイン料理界の第一人者ジョセップ・バラオナ・ビニェス氏が生み出す、モダン・カタラン・スパニッシュを楽しんでほしい考え。

 11月29日からは、寿司「鮨 みつ川(スシ ミツカワ)」と松阪肉 すき焼・あみ焼「柿安 花れ(カキヤス ハナレ)」もオープンする。

 関東初出店となる「グランドフードホール」は、百貨店の食品卸として活躍し、欧州や米国の食文化にも精通した岩城紀子氏が運営する、日本ならではの“フードホール”。長い歳月をかけて食を学んだバイヤーが、日本中を飛び回り「とっておきのおいしいもの」を求め続けてたどりついた、安心できる食品や食材を厳選。食の持つ力を多くの食卓に届けたいという情熱から、2014年芦屋にオープンした。

 六本木ヒルズ店は、食物販と一流のシェフをはじめ約15名の調理スタッフが店内のキッチンで作る惣菜や、栄養バランスが良く、毎日食べても飽きのこないセットメニューを販売、加えて料理を店内で楽しめるレストランも併設する。また、六本木ヒルズ店のオープンを機会に、芦屋で絶大な人気を誇る卵・添加物を一切使用しない「点心の食パン」も、東京に工場を新たに設置し、焼きたてを提供。食に関心とこだわりを持ち、時間を大切にする都心型ライフスタイルを持った人々に豊かで健やかな食のライフスタイルを提案する。

六本木ヒルズ=http://www.roppongihills.com

 


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