食事・レストラン

旬を迎える岡山県産ぶどうの魅力や店頭プロモーションを紹介、大粒・種なし・甘いと三拍子そろった「ピオーネ」や「シャインマスカット」などが食べごろ

2018.08.21 18:42 更新

 岡山県には、大粒・種なし・甘いと三拍子そろった「ピオーネ」や「シャインマスカット」、ピオーネを超える大粒で、皮ごと食べられる「オーロラブラック」など、多彩で個性豊かなぶどうが豊富に揃っている。先の7月豪雨(西日本豪雨)に見舞われた岡山県だが、農産物出荷への影響は限定的で、これから旬を迎えるぶどうは順調に出荷されており、都内高級果物専門店でも店頭プロモーションや販促イベントが本格化する。これに先立ち岡山県では、8月20日に「岡山県産ぶどうセミナー・試食会」を開催した。セミナー・試食会では、岡山県産ぶどうの紹介や特長説明、そして、旬の甘くてジューシーなぶどうの数々の食べ比べを行った。

 岡山県産のぶどうについて解説してくれたのが、岡山県農林水産部 大田市場在中の大塚雅子氏。「岡山県は、果物王国と呼ばれている。その理由は、晴れの日が多いため、大きな実が甘く育つ」と、岡山県産の果物が豊富な所以を紹介。「とくに、桃とぶどうが有名で、国内第4位の生産量を誇る」と、山梨県や長野県の生産量が高いものの、西日本ではNo.1の生産量を誇るのだという。「国内で生産されているぶどうのほとんどが巨峰とデラウエアなのだが、岡山県産のぶどうは、74%がピオーネ、12%がシャインマスカットと全国で生産されているぶどうとは異なる品種を届けている」と、岡山県ならではのぶどうを全国に出荷しているのだと教えてくれた。「美味しいぶどうは、果軸が明るい緑色をしており、果粉が濃く厚いこと。黒ぶどう、赤ぶどうは色が濃く、緑ぶどうは黄色い。また粒のハリ、冴えがあることも重要」と、おいしいぶどうの見分け方をレクチャー。「冷やしすぎず、皮ごと丸ごと食べてもらうのがベスト」とのこと。「なるべく早く食べたほうがよいのだが、短時間なら涼しい室温保存で問題ない」と、美味しい食べ方や保存方法についてもアドバイスしてくれた。

 そして、旬の岡山県産ぶどうを食べ比べるべく用意されたのが、「ピオーネ」と「オーロラブラック」「シャインマスカット」「瀬戸ジャイアンツ」の4品種。「『ピオーネ』は、岡山県が全国に先駆けて種無し処理を開発。ピオーネとはイタリア語で開拓者を意味し、まさに岡山を代表するぶどうといえる。『オーロラブラック』は、皮は剥きにくいものの皮の渋みが少ないので、皮ごと食べられる。岡山からしか出荷されていない希少なぶどうとなっている。『シャインマスカット』は、マスカットの香りがあり、非常に高糖度で食味が良い。種無しで皮も食べられる。『瀬戸ジャイアンツ』は、皮が全く口に残らず酸味も少ない。サクサクとした食感も特徴となっている」と、4品種の特徴について説明してくれた。

 岡山県では、岡山県産のぶどうの美味しさを首都圏の人々に知ってもらうべく、岡山ぶどうフェアを開催する。このフェアの概要について、岡山県 農林水産部の山下裕氏が紹介した。「9月5日から11日の1週間、銀座三越地下2・3階のキンザフードガーデンにおいて『岡山フェア』を開催する。生産者によるぶどうの試食PRの他、野菜ソムリエによるぶどうセミナーや岡山県農水産物および加工品等の販売も行う」とのこと。「9月14日から30日には、新宿高野本店地下2階で『おかやま葡萄フェア』を開催する。ぶどうおよび果物などの加工品の試食PRだけでなく、キャンペーンスタッフやおかやま応援TOKYO隊とキャラクター『ピオーにゃ』によるPRも行う。さらに、岡山県産のぶどうを使った期間限定スイーツの販売も行う」と、新宿高野でしか味わうことができないパフェなどを提供すると教えてくれた。

 「9月15日から24日には、千疋屋の13店舗で、生産者、キャンペーンスタッフ、おかやま応援TOKYO隊によるぶどうの試食販売を実施する。また、岡山県産のぶどうを使った期間限定スイーツも販売する」と、ぶどうのタルトなどを提供する予定であると話していた。「サン・フルーツ4店舗では、9月30日まで『おかやまフルーツ・ギャラリー』を開催する。ぶどうや農産物加工品の販売、岡山県産ぶどうを使った限定スイーツの提供を行う他、岡山県の伝統工芸品である備前焼と岡山フルーツの競演も楽しめるようになっている」と、首都圏で行われるフェアについてアピールした。

 最後に岡山観光連盟の松野氏が、観光キャンペーン「おかやま果物時間」について紹介した。「7月豪雨に見舞われた岡山県だが、現在、災害などの影響で営業していない観光施設はない。安心して、岡山県の観光スポットを周ることができる」と、観光客が激減している現状を打破するべく、最新の情報を提供する。「岡山県のお店ごとの個性が楽しめる岡山県産果物の絶品パフェを提供している」と、旬のフルーツを中心に、様々な種類のフルーツパフェが岡山市内のホテル、カフェ、洋菓子店などで味わえるとのこと。「倉敷市では、趣向を凝らしたスイーツや軽食と、こだわりのドリンクで優雅なティータイムを楽しむ『倉敷アフタヌーンティー』を開催している。倉敷市内のホテルや飲食店で、岡山県産白桃やぶどうを使ったスイーツや軽食と2杯以上のドリンクが楽しめる」と、9月30日まで開催しているので、ぜひ足を運んでほしいとアピールしていた。

 「総社市では、旬のご当地パン巡りが楽しめる『パンわーるど総社』を開催中だ。地元のフルーツを使ったシューケーキやアイスパンなどを市内のパン店で販売している」と、地域ごとに岡山の果物を楽しめるイベントを開催しているという。「大粒の極上ぶどうを手軽にテイクアウトできるように、駅構内のショップで、カップ入りのぶどうを販売している。インスタ映えもするので、ぜひ旅のお供に手に取ってみてほしい」と、シャインマスカットやピオーネなど岡山県産ぶどうを手軽に味わえるようにお土産品として用意しているので、ぜひ多くの人に岡山を訪れてほしいと訴えた。

岡山県=http://www.pref.okayama.jp


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