健康食品・医薬品

様々なカテゴリーに広がる特定保健用食品(トクホ)、ガム・飲料・ヨーグルト・スナックの注目トクホを紹介

2019.12.26 17:11 更新

 近年、消費者の健康意識の向上にともない「特定保健用食品(トクホ)」への注目が高まっている。消費者庁の定義によると、トクホは、「許可等を受けて、食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をする食品」とされている。つまり、からだの生理学的機能などに影響を与える成分を含んでいることにより、特定の保健の効果があることが、国から科学的根拠や有効性や安全性について審査を受けているものとなる。現在、トクホは、様々なカテゴリーに広がり、スーパーやコンビニの店頭で多種多様な商品が展開されている。そこで今回、各カテゴリーにおける注目のトクホ商品を紹介する。

 まず、「ガム」のカテゴリーでは、モンデリーズ・ジャパンが、むし歯の始まりを抑える独自の牛乳由来成分「CPP-ACP」を配合した「リカルデント」を発売している。独自成分「CPP-ACP」は、再石灰化を促進するリン酸カルシウムを含んでおり、「むし歯の始まり(脱灰)抑制」「歯の再石灰化を促進」「耐酸性を増強」の3つの働きで、歯を丈夫で健康に保つという。他社からもトクホのガムが発売されているが、3つの働きでトクホを取得しているのは「リカルデント」だけとのこと。また、日本歯科医師会の推薦も取得している。フレーバーは、「グレープミントガム」「さっぱりミントガム」「ホワイトピーチミントガム」の3種類を用意している。

 「茶飲料」カテゴリーでは、コカ・コーラシステムが「からだすこやか茶W」を発売。植物由来の食物繊維である難消化性デキストリンの働きにより、脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする2つの働きをもつ茶飲料となっている。サントリーの「伊右衛門 特茶」は、トクホ飲料史上で初めて“脂肪の分解”に着目し、“体脂肪を減らすのを助ける”許可表示を取得している。また、花王の「ヘルシア緑茶」は、トクホ飲料史上で初めて“内臓脂肪を減らすのを助ける”許可表示を取得し話題を集めた。

 「炭酸飲料」カテゴリーでは、アサヒ飲料が、食物繊維(難消化性デキストリン)のはたらきにより「食後の脂肪吸収」「食後の糖の吸収」をおだやかにするWの機能を持つ「三ツ矢サイダーW」を発売している。また、キリンビバレッジからも、「食事から摂取した脂肪の吸収を抑え、血中中性脂肪の上昇を穏やかにする」働きを持つ難消化性デキストリンを配合した「メッツ プラス レモンスカッシュ」が発売されている。

 「ヨーグルト」カテゴリーでは、ヤクルトの「ソフール」と雪印メグミルクの「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」をピックアップ。「ソフール」は、生きたまま腸内に到達する乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)の働きで、腸内の環境を改善し、おなかの調子を整えるとのこと。「恵 megumi ガセリ菌SP株ヨーグルト」は、ガセリ菌SP株(Lactobacillus gasseri SBT2055)の働きにより、脂肪の吸収を抑え、内臓脂肪を減らすのを助けてくれるという。

 このほかに、「スナック」カテゴリーからもトクホが発売されている。日清食品の「サイリウムヌードル チキンタンメン」は、麺に天然食物繊維「サイリウム」を練りこんだおなかの調子を整えるトクホ。また、マンナンライフの「蒟蒻畑 ララクラッシュ」は、食物繊維(難消化性デキストリン)が含まれており、腸内環境を整える作用があるとされている。

 仕事や勉強、家事の合間などに、ちょっと息抜きをしたいときや、小腹がすいたときには、こうしたトクホのガムや飲料、スナックを選んで、健康に配慮した体にやさしい間食を楽しんでみては。


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