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キリン、独自素材「プラズマ乳酸菌」はインナーバリアを強化して身体の内外の脅威から守る機能があることを確認

2018.07.10 21:00 更新

 キリンは、健康志向の高まりによって乳酸菌への関心が集まっていることを受け、同社独自素材「プラズマ乳酸菌」に関するセミナーを7月6日に開催した。同セミナーでは、同社と「プラズマ乳酸菌」に関する共同研究を行った順天堂大学 循環器内科学講座 先任准教授の島田和典先生を迎え、経験的に知られている激しい運動後の体調不良や疲労感と免疫力の関係や、「プラズマ乳酸菌」ならではの働きと、新たな研究結果に関する講演を行った。また、元プロ野球選手の宮本和知氏・奈緒子氏夫婦がゲストとして登壇し、「プラズマ乳酸菌」による体調管理や食生活について語ってくれた。

 島田先生の講演を前に、キリン 事業創造部の藤原大介氏が、プラズマ乳酸菌の働きとスポーツ医学領域における新展開について解説してくれた。「免疫は、様々な脅威から生体を守ってくれている。そんな免疫細胞の司令塔といわれているのが、プラズマサイトイド樹状細胞で、全体を制御している。このプラズマサイトイド樹状細胞を活性化することができれば、免疫も活性化できるのではないかと考えた」と、プラズマ乳酸菌の研究に至った経緯を紹介。「これまで、乳酸菌は、プラズマサイトイド樹状細胞を動かせないとされていた。しかし、当社が2012年に世界で初めてプラズマサイトイド樹状細胞を直接活性化する乳酸菌を発見した」と、プラズマ乳酸菌を同社が初めて見つけたのだと胸を張る。「プラズマ乳酸菌添加で、活性化し突起が発生することも、電子顕微鏡による観察で明らかとなった」と、プラズマ乳酸菌は、プラズマサイトイド樹状細胞を確かに活性化させることが確認できたという。

 「そこで、風邪・インフルエンザに対する効果検証を行った結果、プラズマ乳酸菌摂取で、ヒトにおいてインフルエンザ・風邪のリスクが低下したことがわかった」と、プラズマ乳酸菌の摂取で、風邪やインフルエンザにかかりにくい身体に導いてくれるのだという。「岩手県雫石町の小中学校で行ったインフルエンザの観察研究では、インフルエンザの罹患率が、同様の流行パターンを示した隣接地域と比べて低く、インフルエンザによる児童・生徒の欠席率が低下した」とのこと。「さらに、皮膚の健康における研究では、肌表皮バリアの3要素である、肌フローラ、タイトジャンクション、抗菌ペプチドが向上することがわかった」と、肌の健康を高めることも明らかになったという。「これらの点から、プラズマ乳酸菌はインナーバリアを強化して、身体の内外の脅威から守ってくれる機能があることが示唆された」と、プラズマ乳酸菌の機能について解説。「今後は、スポーツ領域における新たな可能性を探索するべく、順天堂大学大学院 医学研究科 循環器内科学 先任准教授の島田和典先生と順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科 教授の内藤久士先生と共同研究を行っていく」と、プラズマ乳酸菌の新たな可能性について研究を行っていくことも発表した。

 次に、島田先生が、「プラズマ乳酸菌の働きとスポーツ医学領域における新展開」と題した講演を行った。「運動をすると免疫力が低下し、風邪をひきやすくなるといわれているが、そのメカニズムは不明である。そこで、メカニズムの解明と体調管理法を探索した」と、研究の背景と目的について言及。「激しい運動や継続運動によって風邪などの感染症のリスクが増加。とくに、激しい運動をした後は、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)活性が低下する。そして、運動と免疫の司令塔である樹状細胞との関係は不明であったことから、まず、運動と樹状細胞の関係解明を行い、次にプラズマ乳酸菌摂取の運動時の効果の検証を行うことにした」と、2段階で研究を行うことにしたという。

 「運動と樹状細胞の関係解明では、順天堂大学・運動部の被験者22名に対し、単回運動と継続運動を行ってもらった。単回運動後の樹状細胞活性を見ると、運動後に継続的に免疫司令塔の活性が低下していた。運動後の疲労度と活気度については、運動によって、疲労が増加し、活気が低下したことがわかった。そして、継続運動後では、激しい運動の継続で樹状細胞にオープンウインドウ状態が起こることを世界で初めて確認した。また、激しい運動の継続で疲労度は増加。疲労の増加と樹状細胞の活性に関係があることが確認された」と、疲れと免疫に関係があることが示唆されたという。

 「さらに、運動時のプラズマ乳酸菌の摂取の効果検証を行った。その結果、プラズマ乳酸菌が運動後の免疫力の維持に効果があることを確認した。そして、プラズマ乳酸菌を摂取することで、風邪様症状の累積発症日数が低下した。また、プラズマ乳酸菌を摂取することで、激しい運動継続時の体調と疲労が有意に改善した」と、激しい運動時にプラズマ乳酸菌を摂取すると、樹状細胞が活性化され、風邪様症状の累積日数も減り、体調と疲労が改善することがわかったという。「今回得られた試験結果は、激しい運動による体調不良や疲労の蓄積を軽減するなど、プラズマ乳酸菌の健康維持機能の新たな可能性を示唆している。したがって、プラズマ乳酸菌は今後スポーツ分野での活用が期待できる」と、研究成果の活用について言及していた。

 この後、元プロ野球選手の宮本和知氏と妻の奈緒子氏、島田先生によるトークショーが行われた。「プロ野球選手を引退して21年になるが、朝の生番組を担当していることもあり、不規則な生活が続いている。こうした不規則な生活でも、健康的な身体を維持するべく、知人の紹介でプラズマ乳酸菌を昨年9月から摂取するようにした。プラズマ乳酸菌を摂取することで、免疫力を高め、風邪の予防につながるとのことだったため、昨年はインフルエンザの予防接種をせずに、プラズマ乳酸菌のドリンクを1日1本摂取するようにしていた。そうしたら、インフルエンザにも感染せずに、冬を乗り切ることができた」と、プラズマ乳酸菌との出会いについて語る宮本和知氏。

 「主婦の傍ら、ネイルサロンもやっているので、長時間座りっぱなしということも少なくない。そこで、適度な運動を行うと同時に、毎朝プラズマ乳酸菌飲料を摂取するようにしている」と、奈緒子氏もプラズマ乳酸菌で体調を整えていると教えてくれた。

 宮本夫婦の体調管理について島田先生は、「生活習慣はとても重要で、食生活や運動なども重要なのだが、家事などのフィジカルアクティビティを上げることが重要だとされている。しっかりと睡眠をとり、ストレスをため込まないことも大切だ」と、健康的な生活習慣についてアドバイスしていた。

キリン=http://www.kirin.co.jp

 


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