健康食品・医薬品

「ハイドロ銀チタンで未来をつくるプロジェクト」が発足、「ハイドロ銀チタン」採用商品を幅広い業界で展開

2017.02.23 21:31 更新

 「ハイドロ銀チタンで未来をつくるプロジェクト」は、花粉/ハウスダスト/カビなどのタンパク質や、汗/ニオイ/不衛生タンパク質を分解して水に変えるハイドロ銀チタンテクノロジーを活用し、人々の健康を守る製品群を世の中に届けていく企業連合活動として、2月22日、12の企業・団体により発足した。同日に行われた発表会では、「ハイドロ銀チタン」の開発者であるDR.C医薬の岡崎成実社長が、「ハイドロ銀チタン」の技術概要について解説した他、プロジェクトに参画する企業・団体の代表者が登壇し、同プロジェクトにおける今後の活動展開について語った。

 「『ハイドロ銀チタン』は、光触媒を進化させた、光がなくても作用するハイブリッド触媒。花粉やハウスダスト、カビなどの微細なタンパク質を分解して水に変える画期的なクリーン技術となっている」と、DR.C医薬の岡崎成実社長が「ハイドロ銀チタン」の特徴についてわかりやすく紹介。「『ハイドロ銀チタン』は、微細なタンパク質を吸着して離さないハイドロキシアパタイト、それらを分解する光触媒の酸化チタン、そして少量の銀の3つの物質で構成されている。銀を加えることで、酸化チタンの電極となり、反応スピードを向上させ、光がない環境でも作用するハイブリッド触媒を実現した」と、ハイブリッド触媒のメカニズムを解説してくれた。

 「22年前、私が救急医療を手がけている時代に、アフガニスタンのペシャワールに医療視察に行ったのだが、難民のキャンプ生活が非常に不衛生であることに驚いた。また、毎日のように子どもが火傷をしてくるのにも関わらず、抗生剤がないために、感染症が重篤化してしまう現場を目の当たりにした。そこで、普段から身につけている服を抗菌化できないかと考えたのが原点になった」と、「ハイドロ銀チタン」を開発するきっかけを語る岡崎社長。「日本に帰り、抗菌化を実現する物質として酸化チタンを発見。医療機器への応用を進めている中で、ある医者が酸化チタンの付いた不織布を鼻に詰めてみたところ、花粉症の症状が軽減した。このことから、細菌やウイルスを溶かすだけでなく、抗原を分解する作用もあることがわかった。『ハイドロ銀チタン』テクノロジーを活用することで、感染症とアレルギーの2つの疾患に対する解決策を提案できると考えている」と、感染症とアレルギーの予防に役立つテクノロジーなのだと訴えた。

 「現在、国内における年間のアレルギー費用は1兆2000億円に達し、全抗がん化学療法費を上回るまでに増大している。アレルギーは、花粉やダニなどの抗原が体内に入り、それに対する抗体が一定量を超えると発症するとされている。そこで今回、『ハイドロ銀チタン』テクノロジーによって、身の回りの抗原を水に変えていく取り組みとして、『ハイドロ銀チタンで未来をつくるプロジェクト』を立ち上げる」と、プロジェクト発足の主旨を説明。「このプロジェクトでは、『ハイドロ銀チタン』を様々な製品に応用していくべく、幅広い業界の企業・団体に参画を呼びかけた。今後、参画企業・団体と協力しながら、衣・食・住などあらゆるものに『ハイドロ銀チタン』を展開すると共に、アレルギー治療に向けた実験や治験を進め、予防と治療の両面から、日本のアレルギー患者を大幅に減らしていきたい」と、日本発の新たなアレルギー予防法および治療法の確立にチャレンジしていくと意欲を見せた。

 ここで、プロジェクト参画企業・団体の代表者11名が登壇。プロジェクトにおける役割や活動内容などを紹介した。アニコムホールディングスの小森伸昭社長は、「当社は、主な事業としてペット保険を提供しており、多くのペットに加入してもらっている。今後、『ハイドロ銀チタン』の効果をペットの健康維持に役立てることで、人もペットもより健康的に暮らしていける世の中を目指していく」と、ペット向け商品に活用していくという。

 タオル美術館グループ一広の越智康行社長は、「当社は今治市で創業し、今年で45年目を迎える。『ハイドロ銀チタン』を配合したタオルを通して、多くの人々の安全な生活とアレルギー対策に貢献していけることをうれしく思う。先月には直営のタオル美術館に、ハイドロ銀チタン専用の研究室を開設した。今後はタオル以外の商品への加工技術も開発していきたい」と、タオルを中心に応用範囲を広げていく考えを示した。

 ハンカチやスカーフ、フレグランスなどを取り扱う総合服飾雑貨メーカーである川辺の吉田久和社長は、「ハンカチ業界でも『ハイドロ銀チタン』の機能性は大きな注目を集めている。当社では、『ハイドロ銀チタン』を加工したハンカチなどの商品を今年春夏シーズンから展開し、多くの人にその機能性を届けていきたい」と、ハンカチなどに「ハイドロ銀チタン」を採用していくと話していた。

 国内外の有名ブランド手袋、ベルト、ハンドバッグを扱うサンエースの深田恭史社長は、「ハイドロ銀チタンの画期的なテクノロジーによって、今まで以上によりよい製品を消費者に提供できる可能性があると感じている。現在、素材と商品の開発を平行して進めているので期待してほしい」と、新商品開発を進めている最中のこと。

 老舗タオルメーカーである成願の仙波一昌代表取締役は、「当社は、タオル発祥の地といわれる大阪・泉州で昭和21年に創業。『ハイドロ銀チタン』については、約1年半前から商品化に取り組んできた。そして、各社に先駆けて昨年6月から『ハイドロ銀チタン』を配合したタオルや関連商品、ギフトの販売を開始している」と、いち早く商品化に成功したと胸を張っていた。

 信州セラミックスの櫻田理代表取締役は、「医療分野で約20年間、感染症対策の質向上を目指し、セラミックス複合機能材料の開発を手がけてきた。今回のプロジェクトでは、DR.C医薬と協力して、ハイドロ銀チタン原料の共同開発、共同試作および実験を行っていく」と、医療分野での応用を図っていくと述べていた。

 靴下の製造販売メーカーである助野の助野一郎社長は、「当社は、昨年創業60周年を迎えた。現在は、市況の変化に合わせて、通常の靴下だけでなくギフト用商材など、さまざまな商品提案を行っている。その中で、今回『ハイドロ銀チタン』のプロジェクトに参画し、靴下を通じて、多く人にその機能性を紹介したいと考えている」と、生活に欠かせない靴下から普及拡大を図っていくという。

 センコーの長谷川幸治社長は、「当社では、バストイレタリー製品やインテリアスリッパなどの企画・製造・販売を手がけており、安心安全な品質重視を第一に考え、モノづくりを行っている。今後、『ハイドロ銀チタン』を活用し、ホコリや菌がたまりやすいバスルームやトイレルームへの不安を解消する新たな商品を開発・販売提案していく」と、「ハイドロ銀チタン」があるインテリア空間を提案すると話していた。

 一般財団法人 日本繊維製品品質技術センター(QTEC)の奥田利治理事長は、「QTECは、アパレル、服飾雑貨、産業資材など多種多様な製品の品質を評価する、日本を代表する試験検査機関となっている。とくに、微生物試験や機能性試験に力を注いでいる。今回のプロジェクトでは、『ハイドロ銀チタン』加工商品の品質性能に関する試験・検査を担当する。長年蓄積してきた検査の技能・技術を最大限発揮して、プロジェクトの成功に貢献したい」と、プロジェクトにおける品質試験・検査機関を担っていくと説明した。

 全国に約500店舗のスーツ専門店を展開する、はるやまホールディングスの治山正史社長は、「当社は昨年から“スーツで日本を健康に”というテーマを掲げて事業を推進している。ビジネスパーソンにとって、1日で最も長く着用するのがワイシャツやスーツであり、その品質が健康や業務効率にも影響を及ぼすと考えている。『ハイドロ銀チタン』の画期的な機能性は、ビジネスウェアに新たな可能性をもたらすと確信している」と、「ハイドロ銀チタン」を配合したビジネスウェアに期待を寄せた。

 ミズノ グローバルアパレルプロダクト本部の宇野秀和副本部長は、「当社は、総合スポーツ用品メーカーであるが、昨今の健康志向の高まりに合わせ、健康・生活関連商品の展開も拡大している。その中で今回、『ハイドロ銀チタン』プロジェクトに参画することで、当社が持つスポーツ用品づくりのノウハウを活用し、幅広い人々がよりよい生活を送れる商品を開発していく」と、スポーツ用品だけでなく幅広い商品に「ハイドロ銀チタン」を採用していく計画を明らかにした。

ハイドロ銀チタンで未来をつくるプロジェクト=http://hydagtio2.com



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