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ポッカサッポロ、ビフィズス菌含有の豆乳ヨーグルトならではの健康効果を発表、「SOYBIO苺豆乳ヨーグルトストロー付き」の販売エリアを全国に拡大

2020.09.09 18:21 更新

 美容や健康意識の高まりや、手軽にタンパク質を摂取したいというニーズから、豆乳ヨーグルト市場は順調に伸びているが、乳のヨーグルトに比べても未だその市場は小さいものとなっている。理由の1つに豆乳ヨーグルトの認知率の低さが挙げられており、まずは消費者に知ってもらう、手に取ってもらうことが必要となる。そこで、ポッカサッポロフード&ビバレッジでは、大豆イソフラボンや豆乳ヨーグルトについてやさしく解説する「豆乳ヨーグルトオンラインセミナー」を二部制で9月9日に開催した。一部では、大豆イソフラボン研究の第一人者である、東京農業大学の上原万里子先生を迎え、これまでの研究成果をふまえ大豆イソフラボンや豆乳ヨーグルトについてやさしく解説した。二部では、コロナ禍での販売状況を含めた同社の豆乳ヨーグルト事業について説明した。

 「イソフラボンは、主として大豆に含まれるポリフェノール。食品としては、豆乳、豆腐、納豆などから摂取でき、女性ホルモンと似ている。この大豆である豆乳を発酵させる(ヨーグルトにする)と、糖鎖を切る酵素の活性が上がり、アグリコン型のイソフラボンが増えて吸収量がアップする。そして生体内のイソフラボン量が増える」と、上原先生が大豆を発酵させるメリットについて解説。「また、エクオールも増えることがわかっている。エクオールとは、主要イソフラボンであるダイゼインの腸内代謝物。ダイゼインに比べて女性ホルモンに近い構造で、更年期症状の改善や抗酸化作用、骨粗しょう症の予防に効果が期待できる」とのこと。「脂肪、骨、皮膚、血管、認知機能などの機能も上がるとされ、ミネラルの吸収も上げることがわかっているという」と、豆乳を発酵させることによる利点を紹介する。「エクオールによる前立腺がんの予防の可能性も期待できる」と、男性にとってもメリットが高いのだと話していた。

 ポッカサッポロフード&ビバレッジ 基礎技術研究所 基礎研究グループの脇田義久氏は、ビフィズス菌含有の豆乳ヨーグルトが腸内環境とエクオール返還に及ぼす効果を確認したことについて発表した。「当社では、ビフィズス菌を含む豆乳ヨーグルトを1日に10g摂取するヒト試験を行った。その結果、生きて腸に届き、増えることを確認した他、エクオール産生者において増加傾向にあることもわかった。このことからビフィズス菌入り豆乳ヨーグルトならではの健康効果が期待できることが明らかになった」と、試験結果を報告してくれた。

 第二部では、ポッカサッポロフード&ビバレッジ レモン・プランツミルク事業本部 事業企画部の大久保正孝部長が豆乳ヨーグルト事業について説明した。「新型コロナウイルス感染症の影響によって、ヨーグルト市場は好調に推移するも、直近では鈍化傾向にある。一方、豆乳ヨーグルト市場は130%とヨーグルト市場を上回る伸び率で推移している」と、市場動向について解説する。「新型コロナウイルス感染症によって家庭内料理と買い物に変化がみられており、免疫力のアップや健康を意識する意見が上昇している」と、健康意識が高まっていると指摘する。「また、新型コロナウイルス感染症で実施している対策では、衛生管理対策として、手洗い・うがいに集中しているものの、ヨーグルトや野菜、納豆が免疫対策として積極的に摂取されている」と、食べ物に対する変化も見られていると語っていた。

 「こうした状況を鑑み、豆乳ヨーグルト『SOYBIO』を積極展開していく。『SOYBIO』は、おいしさ丁寧搾り製法で作った豆乳を使ったクセのない美味しさが特長で、ビフィドバクテリウム属を含む4種の生きた乳酸菌を配合する。吸収しやすいイソフラボンも含有。低脂肪、コレステロールゼロの商品となっている」と、「SOYBIO」について紹介。「また、食物繊維入りとなっており、ストロー付き製品には、レモン果汁を加えてすっきり美味しく仕上げている」と、美味しさにこだわった製品なのだとアピールした。「ただし、『SOYBIO』の認知率、トライアル率は他社と比べて低いが、リピート率は高いため、一度トライさえすれば、半数以上はユーザーになる」と、50%を超えるリピート率があるだけに、何とかして試してもらえるように販促を行う必要があると分析していた。

 では、なぜ豆乳ヨーグルトを食べないのか。「豆乳ヨーグルトを知らない・わからないという声は多く、それだけにどんな味がするのかイメージできない・おいしくなさそうという発想になる。また、どんな効果があるのかわからないという意見も多い」と、豆乳ヨーグルトに対してネガティブな意見が多いのだと嘆く。「豆乳ヨーグルトを知らないからこそ、味覚や効果のイメージがわかず、トライアルにつながらない。そこで、カテゴリーおよび商品の認知、トライアルを上げていくことで、市場拡大を狙う」と、認知度向上を最優先事項として施策を行っていくと述べていた。

 「まず、ラインアップの強化策として、首都圏エリアでのみ先行販売していた『SOYBIO苺豆乳ヨーグルトストロー付き』を、9月14日から沖縄を除く全国に販売エリアを拡大する」と、ラインアップを増やすことでカテゴリーとしての訴求を強め、トライアルを喚起するという。「『SOYBIO苺豆乳ヨーグルトストロー付き』は、苺の果肉を加えて甘酸っぱくおいしく仕上げており、大豆商品が苦手な人や豆乳ヨーグルト未経験の人にも手に取ってもらいたい商品となっている」と、特長について解説。「さらに、トライアル喚起を目的とした消費者キャンペーンも実施する」と、消費者との接点を高めるための施策も行うとのこと。「キャンペーンではハローキティとコラボし、ターゲットである女性に広く訴求していく」と、ハローキティとのコラボクオカードが当たるキャンペーンでトライアル喚起を促したい考えを示した。

[小売価格]
SOYBIO苺豆乳ヨーグルトストロー付き:140円(税別)
[発売日]9月14日(月)

ポッカサッポロフード&ビバレッジ=https://www.pokkasapporo-fb.jp/


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