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UCC上島珈琲、ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」のカプセルをリニューアル、"世界のコーヒー"が楽しめるバラエティ豊かなラインアップを展開

2020.03.06 19:41 更新

  UCC上島珈琲は、プロがハンドドリップで淹れたような本格的なコーヒーがいつでも味わえるドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」のカプセルをリニューアルし、3月2日から発売した。新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を鑑み、WEB動画でドリップポッド誕生の背景や炒りたて、挽きたてを楽しめるカプセルへのこだわり、産地によるコーヒーの味わいの違いについて紹介した。

 「当社では、農園開拓から指導、生産支援を行い、コーヒー豆を買付けし、品質検査を行っている。この豆を焙煎・粉砕し製品化するまで一気通貫で行ってきた。しかし、コーヒーを各家庭で抽出するという部分においては、アドバイスのみとなっており、本当の意味での美味しいコーヒーを提供するには至っていなかった」と、ソロフレッシュコーヒーシステムの柳原優樹社長が挨拶。

 「そこで、鮮度や計量、蒸らし、抽出速度、カタチというコーヒーを美味しく楽しむために必要な、プロの抽出技術を再現する製品として『ドリップポッド』を開発。1月24日の発売から多くの消費者の支持を得ている」と、いつでも最高の一杯を届けるべく開発したのが、「ドリップポッド」なのだと説明する。「そして、3月2日からコーヒー豆をリニューアルし、様々な味わいのコーヒーを提供していく」と、その時の気分やシチュエーションなどで選べるコーヒー豆をラインアップすることで、消費者の豊かなひと時をサポートしていくと意気込んだ。

 コーヒー豆のリニューアルについては、ソロフレッシュシステムの小牧美沙ドリップポッドブランドマネージャーが紹介した。「“世界のコーヒーが旅するように味わえる”をテーマに、多彩な味わいを通じて、コーヒーの世界が広がるラインアップを展開。従来と同じく全14種類でありながら、新製品として『マンデリン&ブラジル』を追加し、コーヒーは10種から11種に増やした。また、価格帯を従来の5ラインから、2ラインに統合することにした」と、あえて種類を増やすことはせず、価格帯をシンプルにすることで、消費者に多くの味わいを試してもらえるようにしたと胸を張る。

 「さらに、サスティナビリティな社会に向けた取り組みも強化。包装形態を見直し、原料も環境に配慮したものを採用した」と、プラスチックの削減や環境にやさしい原料の採用を行っていると強調する。「そして、UCCの焙煎技師によって導き出された独自の焙煎プロファイルを採用。農園からこだわった、コーヒー豆本来の味わいを引き出した」と、味覚を全面刷新したのだとアピールした。

 次に、コーヒー豆本来の味わいと焙煎について、UCCコーヒーアカデミー専任講師で、ジャパンブリューワーズカップ2015準優勝の村田果歩UCCコーヒーアドバイザーが説明した。「コーヒーは産地によって味わいが異なる。それは、栽培環境が異なるだけでなく、人の手が入ること(栽培方法)で、味わいがさらに多彩になる」と、産地によってコーヒーの味わいに違いがある理由について言及。「そして、コーヒー豆が本来持つ味わいを引き出し、豊かな風味をもたらす大切な工程として“焙煎”がある」と、産地のコーヒーの美味しさを引き出すためには焙煎がカギを握っているのだと力説する。「コーヒー豆本来の味わいには、香り、甘味、酸味、苦味があり、これを焙煎で引き出したいのだが、適切に焙煎ができないと、渋みやえぐみといった味わいまで引き出してしまう」と、甘味、酸味、苦味を引き出しバランスを整えて、いやな味わいを抑え込むことで、コーヒーをより美味しく感じられるのだと説明する。「実は、温度と時間によって、それぞれの味わいが最大化するタイミングは異なる。甘味、酸味、苦味がベストに調和するタイミングで焼き上げる味わいの設計図である焙煎プロファイルの決定が味わいを左右する」と、変化する味わいでベストなタイミングを導き出すことが重要なのだと訴える。「そこで、消費者に最高の味わいを届けるために、まず焙煎プロファイルを決定。焙煎豆のサンプルからプロファイルとぶれがないかをチェックする。最後のパッケージングでは、鮮度を保つため、窒素充填をして1杯分ずつ密封包装する」と、多彩な味わいを届けている理由について教えてくれた。

 「さらに、農園からこだわったスペシャルティカプセルも展開する」と、信頼できる生産者から、同社が美味しいと思ったこだわりのコーヒー豆を、適正な価格で仕入れ、販売を行うという。「この取り組みによって、生産者の経済の安定にもつながる」と、こだわりの味を消費者に届けるだけでなく、農園経営の安定化のサポートにつながる取り組みなのだと説明する。「3月は『ルワンダ フイエマウンテン』、4月は『ホンジュラス ラティナ農園』、6月は『ブラジル ラゴア農園』のスペシャルティカプセルを発売する」とのこと。「『ホンジュラス ラティナ農園』は、ホンジュラス国内の品評会で優勝したこともあり、オレンジやライムのような明るい酸味とブラウンシュガーのような甘さが長く続く味わいが特長となっている」と、明るくクリアな飲み口はこの農園だからこその味わいなのだと語っていた。

 最後に、小牧マネージャーがコーヒーマリアージュの楽しみ方についてアドバイスしてくれた。「コーヒーマリアージュとは、コーヒーと相性の良いスイーツを選び、一緒に食べること。コーヒーを楽しむ時間を何倍も豊かにしてくれる」と、コーヒーマリアージュで豊かなひと時を楽しんでもらいたいと強調する。「相性の良いスイーツの見つけ方は、同調と補完が基本となる」と、コーヒーの味わいと似た味わいを選ぶ同調と、お互いに足りない味わいを補い合う補完が基本の合わせ方なのだとか。「同調では、隠れていた味わいが引き立ち、補完では味わいに複雑さが増して奥行きが生まれる」と、コーヒーマリアージュによって生まれる味わいについて解説した。

 では、どんなコーヒーマリアージュがおすすめなのだろうか。「モカ&キリマンジァロ」を例に紹介してくれた。「『モカ&キリマンジァロ』は、フルーティーで滑らかな味わいとなっており、柑橘を思わせるすっきりとした酸味と、果実のような甘味が特徴となっている。これに甘みを際立たせたい場合は、レモンケーキがおすすめ。フルーティーな酸味が同調し、酸味に隠れていた甘味が引き立つ。一方、香りを際立たせたい場合は、シナモンクッキーがおすすめ。スパイシーなクッキーがコーヒーの香気とともに鼻に抜けて、豊かな香りが楽しめる」とのこと。「大地のような香りと力強い苦味、どっしりとしたコクのあるコーヒーらしい味わいの『マンデリン&ブラジル』では、コクを調和させたい場合に、ダークチョコレートなどどっしりしたチョコレートを推奨したい。逆に酸味を引き立たせたい場合は、レーズンバターサンドがおすすめとなっている」と、世界の多彩なコーヒーの味わいを楽しむために、スイーツと合わせるとさらに味わいが豊かになるとレクチャーしてくれた。

[小売価格]
ドリップポッドカプセル(12個入り):756円~1800円
スペシャルティカプセル(12個入り):1500円
(すべて税別)
[発売日]3月2日(月)

UCC上島珈琲=https://www.ucc.co.jp/


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