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国産麦のアンテナショップ「むぎくらべ」が東京・小川町にオープン、料理好きの杉浦太陽さんとスザンヌさんも来店し国産小麦を使った料理に舌鼓

2018.07.03 18:26 更新

 全国米麦改良協会は、国産麦を使用したパン・麺・菓子などの認知訴求を目的に、7月3日から東京・小川町に日本初の国産麦のアンテナショップ「むぎくらべ」をオープンする。オープン前日の7月2日にはオープニングイベントを実施。料理好きとしても知られる俳優の杉浦太陽さんと、タレントのスザンヌさんをゲストに迎え、香川県小豆島の小麦を使用したさぬきうどんや、微細粉の全粒粉を使用したシフォンケーキなどを試食。国産麦の魅力を存分にアピールした。

 「麦は、輸入品に頼ることなく、国産でも良い麦製品を作れるようになってきたことで、需要が高まる一方、生産が追いついていかないという状況となっている」と、全国米麦改良協会の渡辺好明会長が挨拶。「ラーメンの麺や麦茶においても国産の麦を使用する比率が高まる中、今回東京に麦の発信拠点が誕生したことは、さらなる需要拡大の一助になると期待している」と、東京に国産麦のアンテナショップがオープンすることに目を細める。「アンテナショップの誕生が、国産麦をローカルからナショナルに、そしてナショナルからグローバルに発展させていく、ひとつのきっかけになればと思っている」と、国産麦をいずれは輸出できるまでに成長させていきたいと意気込んだ。

 次に、農林水産省の上月良祐農林水産大臣政務官が挨拶した。「これまで農産品を作ることに注力してきた。しかし、農産品を作ることだけでなく、これを加工し販売するという部分についても力を注いでいく」と、農産品から作り出される加工品の育成にも力を入れていきたいのだと力を込める。「今回オープンするアンテナショップは、多くの人々に利用してもらうことで、関係者が活用したいというショップにしていくことが大切であると考えている」と、多くの消費者でにぎわうことで、アンテナショップを活用したい加工業者が増えるのではないかと期待を寄せる。「食料自給率も高まりつつある中、よりよい国産麦の商品をアンテナショップで紹介していくことで、国産麦の生産に拍車がかかればと願っている」と、国産麦の発展に欠かすことができないショップに成長させていきたい考えを示した。

 そして、「むぎくらべ」のオープンを記念して、俳優の杉浦太陽さん、タレントのスザンヌさんが登壇した。すでに「むぎくらべ」の店舗を訪れてきたという杉浦さんとスザンヌさん。

 「日本の農業のすばらしさが感じられる店内になっている」と、杉浦さんが感想を述べると、スザンヌさんも、「店内もとてもきれいで何度でも訪れたくなるお店になっている」と、雰囲気の良い店内を絶賛していた。

 この「むぎくらべ」で提供される商品を試食することになった杉浦さんとスザンヌさん。杉浦さんは、香川県小豆島「おおみね」の「さぬきの夢」という小麦を100%使用した、長命草を練り込んだ手打ちのさぬきうどんを試食した。「食べるととてものど越しがあって夢が弾む」と、「さぬきの夢」にかけた食レポを披露。「長命草の香りが旨味の底上げをしてくれる」と、ビタミンやミネラルが豊富な長命草が練り込まれているため、健康的に食すことができる料理になっていると紹介してくれた。

 一方スザンヌさんは、埼玉県幸手市「前田食品」の微細粉の全粒粉100%のふわふわシフォンケーキを試食した。「今まで食べたことがない柔らかさ。食感はまるで空気のようなふわふわ感が楽しめる。パサつきもなく水がなくてもおいしく食べられる」と、しっとりした柔らかさが絶妙なシフォンケーキであると紹介してくれた。

 また、二人には口直しに、愛知県江南市「福玉米粒麦」の愛知県産の大麦で作られた麦茶が振舞われた。杉浦さんは、「麦茶を口に含んだ瞬間、体の中に浸透していく」と、水分が満たされていくのがわかるとのこと。スザンヌさんは、「夏といえば麦茶。本当に香ばしくて美味しい」と、夏の水分補給に最適な麦茶であると語っていた。

 そして、杉浦さんとスザンヌさんには、国産麦を使ったレシピを考案してもらった。スザンヌさんは、和風ペペロンチーノを紹介。「忙しい時に頼りになるメニュー。子どもも大好きなので、よく作っている」とのこと。「麦は生活にすごく密着している。それだけに、麦にいろいろな場面で助けられていると実感した」と、私たちの食生活に欠かすことのできない麦の魅力を改めて発見したと話していた。

 杉浦さんは、「そうめんを揚げて、これにあんかけを加えて、かた焼きそうめんを作ってみた。茹ですぎたそうめんやうどんは揚げると美味しいので、ぜひ試してみてほしい」と、そうめんやうどんの新たな楽しみ方を提案してくれた。

 最後に杉浦さんは、「家庭に溶け込んでいるのが麦で、どこにでも存在する。それだけに国産の美味しい麦を積極的に食してほしい」と、毎日食べている食材だからこそ、美味しい麦を選んでほしいと述べていた。スザンヌさんは、「『むぎくらべ』はいろいろな人の想いが届く素晴らしい店舗になっている。また、生産者やお店の人の夢が生まれる場所でもあると思っている。ぜひ、多くの人に足を運んでもらい、麦の美味しさを感じてほしい」と、麦の魅力を体感できるショップになっているとアピールしていた。

 「日本の麦のおいしさをもっともっと知ってほしい」「日本の麦をもっともっとたくさん食べてほしい」という想いから生まれたのが「むぎくらべ」とのこと。「むぎくらべ」では、麺類とパン菓子類の2種類の店舗が常に出店しているため、好みやその時の気分に合わせて食べたいものを選ぶことができるという。定期的にお店が変わるため、うどん・ラーメン・パスタ・パン・ピザ・スイーツなど様々なメニューを楽しんだり、東京では味わえない地方の人気店の味を堪能することも可能とのこと。また店舗内で無料で提供される国内産の麦茶も定期的に変わる予定で、品種改良により生まれたパン、中華麺に適した小麦など、消費者に国内産麦の良さやおいしさを様々な形で楽しんでもらうことができるという。

 同事業の実施期間は2018年度~2020年度の3ヵ年を予定しており、より多くの出展者に利用してもらえるよう、出店期間は最短1週間、最長2週間で、出店後の再出店も可能という形にしたという。

 さらに「むぎくらべ」は、出展者の負担を軽減し、より気軽に出店してもらえるよう、出店費・配送費の無料化、箸・スプーン・食器などのカラトリー類の用意、ホール・会計スタッフの事務局側での対応など、出店にともないかかる費用は光熱費として、売り上げの5%と、調理する人の人件費・滞在費のみとしているという。この背景には、事務局側で売り上げを出すというつもりはなく、国産麦のPRのために全国の様々な人に利用してほしいという強い思いがあるとのこと。

[むぎくらべ概要]
名称:むぎくらべ
所在地:東京都千代田区神田小川町2-1-1 檜ビル1F
出店期間:1週間単位(営業日数5日/祝日がある場合は4日)
※最短4日(祝日がない週)、最長2週間の出店も可能(要調整)
営業時間:10:00~18:00 月~金
店休日:土日祝
提供商品:麺類・パン菓子類 2店舗営業体制
主催:一般社団法人全国米麦改良協会
運営:カタボー
問合せ:03-6811-0595
アクセス:東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅/丸の内線 淡路町駅/都営新宿線 小川町駅B7出口より徒歩1分

むぎくらべ=http://mugikurabe.com/


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