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江崎グリコ、ご当地限定プリッツ「ジャイアントプリッツ」11種類と「和ごころプリッツ」8種類をリニューアル発売、お土産プリッツの開発秘話を紹介

2017.08.03 20:08 更新

 江崎グリコは、地域限定の「ジャイアントプリッツ」11種類と、「和ごころプリッツ」8種類を8月8日からリニューアル発売する。どちらにも地域限定のおいしさが楽しめる新味が加わった。8月3日には、お土産プリッツ大リニューアル座談会と題し、各地のお土産プリッツの試食や、新食感を実現するためのエピソードなどを紹介した。

 「お土産菓子全体の市場売上規模は、年々拡大傾向にある。とくに、空港売店は訪日外国人が増加している影響もあり、伸長率が高く、お土産菓子全体の市場をけん引している」と、江崎グリコ プリッツ企画グループ 製品担当の小澤杏奈氏が挨拶。「お土産プリッツは、1994年に北海道限定で、『ジャイアントプリッツ<北海道バター>』を初めて発売。翌年には信州地区限定の『ジャイアントプリッツ<信州りんご>』や九州地区限定の『ジャイアントプリッツ<博多明太子>』を発売した。その後、他のエリアでも展開しアイテム数を増やしていった。発売当時は、『ジャイアント=ビッグ』であることが驚きをもって受け入れられた」と、大きなサイズでお土産プリッツを販売したことが、消費者に大きなインパクトを与えたのだと振り返っていた。「一方、『ちっちゃなプリッツ』としても展開。2003年に近畿地区限定で『ちっちゃなプリッツ<なにわグリコネオン>』と沖縄限定で『ちっちゃなプリッツ<沖縄黒糖>』を発売した。『ジャイアントプリッツ』と同様、他のエリアに拡大していき、東北地区限定の『ちっちゃなプリッツ<ずんだ>』や広島限定の『ちっちゃなプリッツ<広島お好み焼味>』などを発売した。大きい『ジャイアント』に対して、小さくて可愛らしいということで『ちっちゃな』という名前がついた」と、「ちっちゃなプリッツ」の歴史について語ってくれた。

 「今回、お土産プリッツをリニューアルするにあたり、お土産商品について調査を行った。その結果、お土産の約半数は、友人・会社用として購入されている。また、購入用途によって、1人あたりにかける価格帯が異なり、会社用土産は1人あたり50円以下、友人用土産の約6割は1人あたり100~200円であった」と、用途によって、かけるお金も違っているのだという。「そして、会社用は『個包装・量・価格』を重視し、友人用は『地域のわかりやすさ・パッケージの見た目』を重視している」と、用途によって選び方も異なることが明らかになった。

 


 「そこで、今回のリニューアルでは、『ジャイアントプリッツ』の価格を1000円から600円に改定した。また、厚みを薄くし、ビジネスバッグにも入るサックサイズに変更した」と、よりビジネス用途に特化したお土産プリッツに進化させたという。「新たに沖縄地区限定の『ジャイアントプリッツ<黒糖>』と『ジャイアントプリッツ<紫いも>』を追加し、計11種類で展開する」と、ラインアップを拡充してお土産需要に貢献すると意気込む。

 「『ちっちゃなプリッツ』は、『和ごころプリッツ』と改名した。日本のふるさとのお土産を上市するべく、“和”をテーマにしたお土産が完成。日本人の主食である“お米”にヒントを得て開発。普通のプリッツでは味わえない、お米によるおかきのようなカリカリ食感が楽しめるお土産プリッツとなっている」と、地域の名産品との相性が良いお米を原料として焼き上げ、旅先の美味しさを再現したという。「『和ごころプリッツ』は全部で8種類を展開する」と、「ちっちゃなプリッツ」からアイテム数を絞り込み、日本ならではの素材を活かした新たなプリッツをアピールすると話していた。

  


 次に、江崎グリコ 商品開発研究所 ビスケットグループの川村仁美氏が、新しいお土産プリッツの開発秘話について語ってくれた。「『和ごころプリッツ』では、和素材の味を再現するため、親和性の高いお米を使用した。またおかき食感を実現するべく、うるち米を50%以上配合した。米粉、でん粉、小麦たんぱくのベストな配合比率を見出し、おかき食感をプリッツの形状で実現した」と、米粉を使った「和ごころプリッツ」の特徴について紹介。

  


 「『和ごころプリッツ』の試作品では、オーブンで焼成すると、メッシュに張り付かず、長さが揃わなかった」と、完成品となるまでに、試行錯誤を繰り返したのだという。「そこで、メッシュに貼り付かせ、固定することでプリッツの長さを実現した」と、プリッツを焼くための網であるメッシュへ貼り付かせることで、難点を克服したのだと語る。

  


 「『ジャイアントプリッツ』では、生地表面にクープ処理することで、美味しそうな見た目を加えた。今回、目に見える粒が残るように、調味液にも工夫した」と、クープと呼ばれる溝と、調味液を工夫することで、これまでとは異なる食感が味わえる「ジャイアントプリッツ」へリニューアルしたとのこと。「クープ部分に調味液をたっぷりしみ込ませることで、味わいを感じやすくすると共に、見た目にも味わえるように進化させている」と、各地区独自の味わいがしっかり堪能できるようにしたのだと話していた。

  


 「『ジャイアントプリッツ』の軸が太い理由としては、ご当地の味を1本で満足してもらえる濃厚な味わいを実現するために採用した」と、濃い味わいを実現させるために、長くて太い軸を採用したのだと説明する。「各製品の中には、素材原料を多く配合している」と、同じ軸に表面の味だけ変えているのではなく、地区ごとに特別な軸を作っているのだと教えてくれた。

 


 ちなみにお土産プリッツの中で、「ジャイアントプリッツ」は、近畿地区限定<たこ焼味>、「ちっちゃなプリッツ」では、東北地区限定<ずんだ>が売上1位を獲得しているとのこと。小澤氏曰く、「<たこ焼味>は、中味を変えずに販売してきたロングセラー商品。パッケージの裏面には、グリコネオンがデザインされ、お土産感が伝わる商品であることが人気となっている。一方、<ずんだ>は、甘い味わいのずんだ商品が多い中、甘くないずんだとして、リピーターを中心に人気を得ている。東北に行ったら<ずんだ>を買って帰ると決め打ちしている人も少なくない」と、それぞれの人気の理由についても教えてくれた。

[小売価格]オープン価格
[発売日]8月8日(火)

江崎グリコ=https://www.glico.com/jp/



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