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リクルートライフスタイル、「じゃらんリサーチセンター」が「新型コロナウイルス感染症の旅行市場への影響」を調査、夏休み前までは「宿にこもる旅」「屋外型旅行」が人気に

2020.07.03 19:32 更新

 リクルートライフスタイルの観光に関する調査・研究、地域振興機関「じゃらんリサーチセンター」は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の旅行業界への影響度を旅行者の視点から測り、地域および宿泊施設を主とした今後の回復期に向けた具体的施策に役立ててもらうために、「新型コロナウイルス感染症の旅行市場への影響」調査を実施した。その結果、夏休み(7月中旬~8月頃)前までは「宿にこもる旅」「屋外型旅行」が人気で、夏休みはファミリー旅行の需要が増加。本格的な国内宿泊旅行の回復は今年秋以降と予測する。

 夏休み前は、男性20代で旅行を希望する人が17.1%と高い。希望する旅行スタイルは「自家用車で移動する旅行」が最も高く56.2%。他の時期と比べて「居住地の都道府県内の旅行」(32.6%)や、「宿泊施設にとどまり外をあまり出歩かない旅行」(22.5%)が高い。

 旅行目的は「地元の美味しいものを食べる」(52.8%)、「温泉や露天風呂」(46.1%)「宿でのんびり過ごす」(40.4%)が上位。他の時期と比べて「まちあるき、都市散策」(25.8%)や「花見や紅葉などの自然観賞」(21.3%)など、屋外型旅行が人気だった。

 夏休み中は、若年層に加えてファミリー旅行の需要が高まり、夏休み前と比べて「テーマパーク」(24.3%)目的の割合が高くなるようだ。

 秋~年末では、男性60歳以上、女性50代で旅行を希望する割合が高まった。「宿泊施設にとどまりあまり出歩かない旅行」の割合は減少する一方、「自家用車で移動する旅行」はいずれの時期においても50%以上が希望している。

 2021年以降は、「飛行機で移動する旅行」(31.0%)や、目的では「買い物、アウトレット」(25.7%)などの需要が高まるとみられる。

 旅行者が施設に求める感染症防止対策として、感染症防止対策の徹底は大前提。対策を事前に告知してほしいという声も多い。旅行者が宿泊施設に対して求める感染防止対策は「従業員がマスク・消毒を徹底して行っている」(56.7%)が最も高かった。感染症防止対策を講じるだけでなく、その情報を告知してほしいという声も多かった。

リクルートライフスタイル=https://www.recruit-lifestyle.co.jp/


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