データ・リポート

矢野経済研究所、国内のスポーツ用品市場の調査、2019年の国内出荷金額は前年比102.1%の1兆5691億円の見込

2020.05.11 17:43 更新

 矢野経済研究所は、国内のスポーツ用品市場を調査し、製品セグメント別の市場動向や参入企業の動向、将来展望を明らかにした。その結果、2019年のスポーツ用品国内出荷金額は前年比102.1%の1兆5691億円の見込となった。市場規模の大きいスポーツシューズやアウトドア用品などが引き続き好調に推移する見通しであることがわかった。

 2019年のスポーツ用品国内市場規模(国内出荷額ベース)は、前年比102.1%の1兆5691億1000万円を見込む。アスレジャー(アスレチック[競技]とレジャー[余暇]を組み合わせた造語)スタイルの需要(スポーツウエアの日常着用需要)が下支えすることで、スポーツシューズやアウトドア用品などのカテゴリーが牽引し、市場は4年連続のプラス成長を果たす見込みである。ただ、少子化による影響から中学、高校の部活動での利用層が競技人口の多くを占めるチームスポーツ関連用品のカテゴリーは、苦戦を余儀なくされている。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、各種のスポーツイベントが中止、または延期に追い込まれている。各種イベントの自粛など、新型コロナウイルスによって生じたスポーツ界への影響は枚挙にいとまがない。

 スポーツ用品国内出荷市場では、中国をはじめとする海外工場の操業停止によってサプライチェーンは寸断され、リテーラーへ各アイテムがデリバリーされず、新学期商戦には大きな痛手となった。例年であれば、新学期商戦や各競技のシーズン開幕を迎え、賑わうはずの店頭からも消費者が消える事態となっている。

矢野経済研究所=https://www.yano.co.jp/


このページの先頭へ