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TPCマーケティングリサーチ、健康ドリンク6カテゴリーの市場について調査、市場規模はこの10年間で約2倍に

2020.03.19 18:20 更新

 TPCマーケティングリサーチは、健康ドリンクの中でも、参入企業の活発化や市場の急成長などで注目を集めている青汁、豆乳・大豆飲料、プロテインドリンク、酵素・酵母ドリンク、ビネガードリンク、第三のミルクの6カテゴリーについて調査を実施した。その結果、健康ドリンク6カテゴリーの市場規模はこの10年間で約2倍となったことがわかった。

 2018年度の健康ドリンク6カテゴリーの市場規模は前年比5.7%増の2198億5000万円。2009年度と比較すると、この10年間で約2倍に成長している。また、飲料総市場(4兆5447億円)に占める割合は前年比0.2ポイント増の4.8%。この10年間で2.0ポイント増となったことから、飲料総市場における健康ドリンクの位置付けは徐々に強まっているといえる。なお、健康ドリンクが好調の要因としては、高まる消費者の健康意識に伴い、健康食品のみならず、飲料のジャンルにおいても健康を訴求した商品の投入が活発化したことが挙げられる。

 2018年度における健康ドリンク6カテゴリーの市場規模をカテゴリー別にみると、青汁が788億円(構成比35.8%)で最も大きく、次いで豆乳・大豆飲料が643億円(同29.2%)で続いており、これら2カテゴリーで全体の6割超を占めている。青汁や豆乳・大豆飲料は、ともにより飲みやすい商品への改良や商品のバリエーションを拡充したことが功を奏し、“独特な風味が飲みにくい”というかつてのイメージが”おいしくて飲みやすい”に変化。徐々にユーザー層が広がっており、この10年間で青汁市場は約1.6倍、豆乳・大豆飲料市場は約2.1倍に成長している。また、第三のミルクの市場規模は、他のカテゴリーに比べて小さいものの、2014年度から急速に成長。この10年間で約35倍に規模は拡大している。これは国内メーカーの参入が活発化したこと、女性を中心にアーモンドミルクの人気が集まったことが要因として挙げられる。

TPCマーケティングリサーチ=https://tpc-cop.co.jp/


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