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矢野経済研究所、国内ドクターズコスメ市場の調査、美白やエイジングケアなど機能性のある化粧品が好調に推移したことで2018年度は前年度比111.8%の1140億円に

2020.02.19 10:18 更新

 矢野経済研究所は、国内ドクターズコスメ市場を調査し、市場の動向、参入企業動向、将来展望を明らかにした。その結果、美白、エイジングケアなど機能性のある化粧品が好調に推移したことによって市場は拡大し、2018年度のドクターズコスメ市場は前年度比111.8%の1140億円に達した。

 2018年度の国内ドクターズコスメ市場規模(ブランドメーカー出荷金額ベース)は、前年度比111.8%の1140億円となった。主要企業が美容意識の高い顧客を獲得しており、業績が好調に推移したことが市場成長の要因となっている。

 従来のドクターズコスメは、にきびなどの皮膚疾患やトラブルに対応するというのが主な目的として製品化されてきたが、最近はエイジングケアや美白といった一般的な化粧品に求められる機能を追求した製品が増加している。

 「マイクロニードル」や「リポソーム化」、「ナノカプセル技術」、「ドラッグデリバリーシステム」、「幹細胞」、「遺伝子」、「光老化」などの美容医療や医薬品の開発で用いられていた科学的技術や医学的知見を活用して、機能性の高い化粧品を投入することで、ドクターズコスメとしてブランドの付加価値を高める動きが顕在化している。

 今後は、美容医療領域の技術を活用した、高機能を訴求するドクターズコスメが増加するとともに、化粧品の研究開発レベルが高度化していく見通しである。

矢野経済研究所=https://www.yano.co.jp/


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