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エウレカ、中央大学の山田昌弘教授と共同で「日本の恋愛・結婚に関する全国意識調査」を実施、恋愛に対する価値観や本音を表現できる「Pairs」の新機能も発表

2019.11.27 19:48 更新

 国内最大級の恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs(ペアーズ)」を提供するエウレカは、“婚活”という言葉の生みの親である中央大学文学部の山田昌弘教授と共同で、「日本の恋愛・結婚に関する全国意識調査(2019)」を実施した。11月27日に行われたメディアセミナーでは、同調査の結果と考察について山田教授が解説した他、「Pairs」の新機能として恋愛に対する価値観や本音を素直に表現できる「わたしの大切な価値観」を追加したことを発表した。

 「現在、日本では少子化が重要な社会問題となっており、婚姻率の低下にともない出生数も減少を続けている。当社では、結婚したいのにできない最大の理由は『適当な相手に巡りあわない』ことであると考え、かけがえのない人との出会いをサポートするツールとして、恋愛・婚活マッチングサービス『Pairs』を提供している」と、エウレカの石橋準也代表取締役CEOが挨拶。「『Pairs』は累計会員数が10万人を突破し、『Pairs』で恋人を見つけた人は25万人以上と、多くの人々の出会いを支えてきた。しかし、米国では4割近くのカップルがマッチングサービスなどのオンラインを通じて出会っている一方で、日本はわずか12%にとどまっているのが実状だ。そこで今回、日本の恋愛や結婚における実態を、さらに深く理解するべく、この分野の権威である中央大学文学部の山田昌弘教授と共同で恋愛・結婚に関する意識調査を行った」と、山田教授との共同調査を実施した背景について述べた。

 そして、「日本の恋愛・結婚に関する全国意識調査(2019)」の結果について、山田教授が説明した。「私は、40年近く家族や恋愛、結婚に関する研究を続けているが、最近は若者の恋愛離れが急速に進んでいると感じている。今回の調査でも、20代~30代の独身男女に異性との交際意欲を聞いたところ、半数以上の55%が『交際したい』と回答した一方で、身近に出会いがほとんどなく、交際相手を見つけるための活動も特に行っていないことがわかった」と、若者の恋愛離れが浮き彫りになったという。「異性と交際したくない理由については、『自分を曲げたくない』『相手に合わせたくない』という回答と、『交際は面倒』『恋愛は疲れる』という回答の大きく2つに分かれた。また、交際相手が欲しいのに活動をしない理由としては、交際経験が低いこともあり『どうしたらいいのかわからない』という回答が多かった。さらに、リスクに対して敏感であることも影響してか、恋愛に対して受動的な回答も目立った」と、現代の若者は、恋愛を面倒で大変なものだと考える傾向にあると解説した。

 「次に、20代~30代の独身男女で『交際したい』と回答した人に、異性との交際を考えた時に引け目を感じることがあるかを聞くと、男性の70%、女性の75%が何らかの引け目を感じていることがわかった。これは、何でも他人と比べたがる日本社会の特異性が影響していると考えられる」と、日本人は交際する前から相手と自分を比較してしまうのだと指摘する。「引け目を感じる内容は、男女全体では『容姿』『性格』『コミュニケーション力』がトップだった。男女で大きく差が開いたのは『料理の上手さ』で、男性と比較して倍以上の女性が引け目に感じていた」と、料理は女性がするものだという固定概念が、交際を考える際の気負いになっている人が多いと説明した。

 今回の調査結果を踏まえて山田教授は、「現代の若者の多くは、男女交際を“コスパが悪い”ことだと思っている。自分の楽しみを失ってまで付き合いたくないという『交際相手に合わせるコスト』や、とにかく面倒くさいという『出会うためのコスト』への意識が交際意欲を低下させている。また、男女交際におけるリスク意識も高く、『断られるリスク』や『自分と合わない人と出会うリスク』を避けるために、恋愛に対して受動的になってしまっている」との考察を述べた。「こうした状況の中で、交際相手探しのための活動としてマッチングアプリが2位に選ばれていた。マッチングアプリは、自分に合った多くの候補者と出会うチャンスがあり、出会うためのコストや交際後に相手に合わせるコストを低減させることができる。今後、マッチングアプリは、恋愛に対する『コスパが悪い』『リスクがある』という障壁を乗り越え、多くの若者に受け入れられていく可能性がある」と、マッチングアプリの普及が若者の恋愛意欲向上に寄与していくことに期待を寄せていた。

 再びエウレカの石橋代表取締役CEOが登壇し、「Pairs」で新たに提供開始した機能「わたしの大切な価値観」の概要について紹介した。「今回の調査結果を受け、恋愛や交際の面倒くささを軽減しながら、自分らしさを保ち、気負いなく相手探しや交際ができるようサポートしていく必要があると考えた。そこで、『実は・・・』という恋愛に対する本音を素直に表現したうえで相手と出会ってほしいという思いから、新機能『わたしの大切な価値観』を追加した」とのこと。「この機能によって、恋愛で特に大切にしたい価値観や趣味を本音で表現することが可能になる。また、マッチングする前に相手が大切にしたいことを確認したり、共通している価値観がわかるため、相性の良い相手を簡単に見つけることができるようになる」と、本音を伝えることができる機能を提供することで、恋愛への気負いをなくし、よりよい関係性を築けるカップルを増やしていきたいと話していた。

 なお、新機能の追加に合わせて、「実は料理好きな男性」と「実は料理に比べて食べることが好きな女性」など、恋愛の本音や大切にしたい価値観を素直に表現したことで結ばれたカップルをテーマにした新しいブランドキャンペーンを開始する。キャンペーンでは、11月27日から来年2月6日まで、JR東海・JR東日本など鉄道9社において車内中吊り・ドア横・トレインビジョンを展開する他、汐留、新橋、原宿、表参道、六本木、銀座など都内主要地点で屋外広告を掲出する予定となっている。

[調査概要]
名称:日本本の恋愛と結婚に関する全国意識調査(2019)
調査期間:2019年10月21日~10月23日
調査対象:全国の20歳以上の男女 計5000名(既婚者2500名、独身者2500名)
備考:中央大学文学部 山田昌弘教授とエウレカによる共同調査

エウレカ=https://eure.jp/
Pairsサービスサイト=https://www.pairs.lv/


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