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TPCマーケティングリサーチ、製パン・製菓原材料市場について調査、2018年度の市場規模は前年比0.2%減の1兆6億円規模に

2019.09.12 10:15 更新

 TPCマーケティングリサーチは、製パン・製菓原材料について調査を実施した。その結果、2018年度の製パン・製菓原材料の市場規模は、前年比0.2%減の1兆6億円規模となった。

 2018年度の製パン・製菓原材料の市場規模は、前年比 0.2%減の1兆6億円規模となった。同市場は、製パン・製菓市場の低迷に加え、天候不良・自然災害などの影響もあり、前年を下回る結果となった。各社は、機能性や作業性、汎用性を訴求した高付加価値品の投入、展示会・セミナー等を活用したメニュー提案等に注力し、新規需要の取り込みを図っている。

 2018年度の市場を用途別でみると、製パン用は前年比0.2%減の5837億円となった。夏場の猛暑や自然災害の影響などから、製パンメーカー向けの菓子パン用のフィリングやフラワーペーストなどの需要が伸び悩んだ。また、ベーカリー店向けについても、新規店の出店減少や既存店舗の閉店などから市場が低迷しており、各社とも新規顧客の開拓に苦戦した。

 製菓用はほぼ前年並みの4169億円となった。土産菓子の需要が拡大している一方、これまで順調に拡大していたチョコレート市場がマイナスに転じたことに加え、個店の和洋菓子店が苦戦していることなどから、トータルでは低調であった。

 なお、製パン・製菓原材料の主なメーカーの動向としては、日清製粉グループ本社が前年度比2.5%増の1091億円、カネカが同0.3%減の1045億円、不二製油が同2.1%減の1043億円、日本製粉が同3.3%増の692億円、ADEKAが同0.6%増の521億円などとなっている。

TPCマーケティングリサーチ=https://tpc-cop.co.jp/


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