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富士経済、乳酸菌・ビフィズス菌含有食品の国内市場調査、2019年見込では乳酸菌・ビフィズス菌含有食品市場が2018年比1.8%増の7930億円に

2019.08.09 15:36 更新

 富士経済は、ヨーグルトや乳酸菌飲料類をはじめとする乳酸菌・ビフィズス菌を配合した食品および清涼飲料の国内市場を調査した。その結果を「乳酸菌・ビフィズス菌含有食品市場調査」にまとめた。トピックスとしては、2019年見込(2018年比)では、乳酸菌・ビフィズス菌含有食品市場が、健康志向の消費者需要を獲得し、メディアに取り上げられたことで注目が集まり、伸長したことで、7930億円(1.8%増)に達する見通しだ。乳酸菌・ビフィズス菌含有菓子市場は、主力商品の続伸や様々なカテゴリーで各社から新商品の発売が相次いでおり、市場は拡大し、192億円(7.9%増)に達するものとみられる。

 この調査では、チルドデザート2品目、フローズンデザート1品目、菓子3品目、その他食品、乳性飲料4品目、その他飲料を調査・分析し、訴求機能別の動向や、購入シーンや食シーンといった消費者動向なども捉えることで、市場の実態を明らかにした。

 乳酸菌・ビフィズス菌含有食品は、明治の「明治プロビオヨーグルトR-1」を中心としたプロバイオティクス商品が健康志向の消費者需要を獲得し、また、メディアで乳酸菌・ビフィズス菌の健康情報が積極的に取り上げられたことで市場は成長してきた。2015年から2016年にかけては甘酒の健康・美容効果が注目されたことや、ロッテの「乳酸菌ショコラ」のヒットなどにより市場が大幅に伸長した。2018年は拡大を続けてきたドリンクヨーグルトが前年割れとなったが、各社の相次ぐ新商品の投入により市場全体は拡大した。2019年はヨーグルトや乳性飲料などの多くの商品で値上げが実施されたほか、「カルピス」ブランドが発売100周年を迎え販促が強化されていることなどから、伸びは鈍化するものの、引き続き市場拡大が見込まれる。

富士経済=https://www.fuji-keizai.co.jp/


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