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富士経済、スポーツ関連食品・サプリメント・認知機能サポート・睡眠サポートなどコンセプト別のH・Bフーズ市場調査、2023年のスポーツ関連食品・サプリメント市場は915億円と予測

2019.07.26 19:40 更新

 富士経済は、健康志向食品、機能志向食品、保健機能食品などに分類し調査してきたH・Bフーズ(H・Bフーズ:健康(Health)や美容(Beauty)に良いというコンセプトをもった商品)の市場を総括するとともに、コンセプト別、形状別、チャネル別など横断的に分析した。その結果を「H・Bフーズマーケティング便覧 2019-総括編-」にまとめた。トピックスとしては、2023年市場予測(2017年比)では、スポーツ人口の増加やユーザー層の広がりにより拡大、今後はシニア向けにも注目されることから、スポーツ関連食品・サプリメントは915億円(23.8%増)と予測した。

 H・Bフーズ市場は2013年に2兆円を突破し、これ以降も拡大を続けている。2014年は消費税増税の影響もあり伸び悩んだが、2015年に機能性表示食品制度がスタートし活性化した。2017年は機能性表示食品が好調な一方で、機能系ヨーグルトが苦戦し、H・Bフーズ全体としても伸びが鈍化した。2018年は機能性表示食品が特定保健用食品からの流入に加え、前年までの発売商品を中心に続伸している。また、スポーツ人口の増加によってプロテインやアミノ酸補給商品が伸長していることに加え、リラックスやホルモンバランスなども好調である。

 スポーツ関連食品・サプリメントは、プロテインやアミノ酸の補給などを訴求し、ウエイトアップやパフォーマンス向上、疲労回復サポートなどを目的とするH・Bフーズを対象とする。健康志向の高まりを受けたスポーツ人口の増加や、女性を中心にダイエットのトレンドが置き換えダイエットから運動による身体作りへとシフトしていることもあり、市場は拡大している。特に、プロテインはユーザー層がボディビルダーなどのプロに加え一般のライトユーザーにまで広がっており、幅広い需要を獲得している。2017年は手軽に摂取が可能であることから需要が伸びているゼリー飲料で商品投入が活発化し、二桁増となった。2018年もユーザーの広がりによるプロテインの伸びに加え、HMB補給商品が薬局・薬店をはじめとした店頭チャネルへの展開により需要の取り込みが進んでいる。また、現状ではシニア向けの比率は低いものの、世代を問わず健康維持を目的とした運動の重要性の認知が広がっている。2019年にはアクティブシニアを中心に50代以上をターゲットとしたプロテインが発売されており、今後もこういった商品の投入が活発化すると予想される。

富士経済=https://www.fuji-keizai.co.jp/


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