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ミクシィ、家族とコミュニケーションに関する調査、SNSが親子のコミュニケーションの活性化に一役、親と子どものコミュニケーションの思いにギャップも

2019.06.18 13:06 更新

 ミクシィは、「ミクシィ コミュニケーション白書」第3弾として、小学生~高校生の子どもがいる男女600人、高校生の男女200人、小学生~中学生の孫がいる祖父母400人を対象に、「家族とコミュニケーション」に関するインターネット調査を4月に実施した。この結果、SNSが親子のコミュニケーションの活性化に一役買っていることや、親よりも子どもの方が親子間のコミュニケーションの量に満足している実態が明らかになった。また、多くの親が自分は子どもにとって話しかけやすい親だと思っている一方で、親と子どもの思いにギャップがあることも浮き彫りとなった。

 友人や家族など親しい人同士のコミュニケーションをテーマにしたサービスの提供に取り組んできたミクシィでは、コミュニケーションの視点から現代社会の実態に迫り、人々のより良い未来を考えるきっかけづくりのため、定期的に様々なテーマでの調査を行い「ミクシィ コミュニケーション白書」として発信している。今回の調査は、「平成とコミュニケーションに関する調査」「健康とコミュニケーションに関する調査」に続く第3弾となるもので、子どもや夫、妻、祖父母とのコミュニケーションの実態を探った。

 まず、親子の1日あたりの会話時間について聞くと、「30分~1時間未満」が最も多く、子どもが大きくなるにつれて会話時間は少なくなっていくことがわかった。子どもの携帯電話所有率は、小学生は38.5%、中学生は69.5%、高校生は93.5%で、子どもが携帯電話を持っている親子の1日あたりのSNS(LINE・Twitter・Facebook・Instagramなど)でのメッセージやメールのやりとりの回数は「3回未満」が最も多いという結果となった。

 SNSの登場で親子間のコミュニケーションは増えたかと聞いたところ、「変わらない」と答えた親(65.7%)が最も多く、子どもが小学生の場合には42.3%の親が増えた(「増えた」5.8%+「やや増えた」36.5%)と答えた。SNSがコミュニケーションの活性化に一役買っている側面もあるようだ。

 子どもとのコミュニケーションの話題について聞いたところ、子どもが男子の場合は、「勉強・授業のこと(66.1%)」、「友達のこと(52.9%)」、「部活のこと(33.9%)」、「流行っていること(32.9%)」の順で多く、子どもが大きくなるにつれて、「将来のこと」が多く話題になっていることがわかった。子どもが女子の場合は、「勉強・授業のこと(71.1%)」、「友達のこと(64.3%)」、「流行っていること(41.0%)」、「家族のこと(38.0%)」の順で多くなり、男子とは少し異なる結果に。とくに、小学生の女子を子どもにもつ親は、「流行っていること(52.5%)」についてコミュニケーションすることが多いようだ。

 また、約6割の親が親子のコミュニケーションは足りていると考えており、子ども(高校生)はさらに多い約8割が足りていると回答している。ただ、約7割の親が今よりもっと親子間のコミュニケーションを増やしたいと考えている一方、増やしたいと答えた子ども(高校生)は約半数にとどまった。親よりも子どもの方が、今の親子間のコミュニケーション量に満足している様子がうかがえる結果となった。

 親に、自分が子どもだったとき親に話しかけやすかったかを聞いたところ、話しかけやすかったと答えた人は52.8%だった。これに対し、約8割の子ども(高校生)が自分の親は話しかけやすいと感じていると答えた。また、自分は子どもにとって話しかけやすい親だと思っている親は約7割という結果となり、自分が思うよりも、子どもの方が話しやすいと感じるくらい親子の距離が近くなっている様子が明らかになった。

 一方で、高校生の子をもつ親の76.0%が、毎日子どもの話を聞きたいと思っているのに対して、毎日親と話をしたいと思っている子ども(高校生)は56.5%、高校生の子をもつ親の80.5%が子どもには何でも話してほしいと思っているのに対して、親には何でも話したいと思っている子ども(高校生)は35.5%と、子どもは話したいタイミングで話したいことだけを親に聞いてほしいと考えていることがうかがえる。自分が子ども(高校生)だったとき親と毎日話したいと思っていたと答えた人は36.0%、親には何でも話したいと思っていたと答えた人は30.0%と、時代は変わっても、子どもは、毎日、親から根掘り葉掘りいろいろな話を聞かれることを敬遠する傾向があるようだ。

 親に、子どもから聞かれたくない・話題にされたくないと思うことを聞いたところ、もっとも多かったのが「性に対する話題(38.3%)」、次いで「専門知識がないとわからないようなこと(35.7%)」、「年収や貯金額などお金の話(33.8%)」という結果に。

 また、高校生に、親から聞かれたくない・話題にされたくないと思うことを聞いたところ、男子高校生は、「性に関する話題(56.0%)」がもっとも多く、次いで「彼氏・彼女などの恋愛関係(47.0%)」、「お金の使い道(38.0%)」の順で多く、女子高校生は、「彼氏・彼女などの恋愛関係(71.0%)」が最も多く、次いで「性に関する話題(65.0%)」、「お金の使い道(27.0%)」という結果になった。

 家族での家事分担について聞いたところ、父親の約6割が分担していると答えた一方で、分担していると答えた母親は約4割と、夫が思うほど妻は家事を分担できていないと感じていることが判明した。

 また、母親の約6割が、今よりも家事を分担したいと思っている一方で、今よりも家事を分担したいと思っている父親と子ども(高校生)は、ともに約4割にとどまった。実際に、約6割の母親が今よりも家事の分担は難しいと思うと答えていた。ところが、父親の3人に1人、子ども(高校生)の2人に1人が、家事ができるか自信がない・邪魔になるのではと心配に思っていることもわかった。父親と子どもにも、積極的に家事を分担できない事情があるようだ。

 家族で家事を分担できていると答えた人の約7割が、家事を分担することで家族との普段の会話などコミュニケーションが増えた(「増えた」12.5%+「やや増えた」56.0%)と感じていた。

 子どもの家族と離れて暮らす362人の祖父母に、孫と会う頻度を聞いたところ、「2~3ヶ月に1日程度(18.2%)」がもっとも多く、次いで「1ヶ月に1日程度(17.7%)」、「半年に1日程度(16.3%)」の順となり、10人に1人が孫に会わない年もあることが明らかになった。孫に会いたい頻度は「1ヵ月に1日程度(24.3%)」と、思うように孫と会えていないことがわかった。

 66.8%の親が、「今より親に子どもの顔を見せたい」と思っているものの、「仕事の都合や距離の問題でなかなか子どもの顔を見せられていない(61.0%)」という現実が浮き彫りになった。過半数の親が、自分が子どものころよりも、祖父母が孫と会う機会は減ったと答えた。

 そんな中、約4割の親が、「祖父母がもっとスマートフォンやPCを使えれば子どもの様子を知らせたいと思う」と考えている。祖父母も半数近くが、孫とのコミュニケーションでスマートフォンやパソコンをもっと活用したいと思っている一方で、設定方法や使い方がわからず、孫とのコミュニケーションに活かせられていない祖父母も少なくない(17.1%)ようだ。祖父母の82.3%が、電話で孫の声を聞いたり、写真を見るだけでも嬉しいと答えている。

 思うように孫と会う機会がもてない中、祖父母の半数が、ついつい孫を甘やかしてしまうと答えた。それに対して、4割近くの親が、祖父母は「孫を甘やかし過ぎだ」と感じており、過半数の親が、「自分が子どもだったころより、親は自分の子どもを甘やかしている」と感じている。一方の祖父母にも迷いはあるようで、半数近くが「孫に対しどこまで厳しくしてよいかわからない」と答えていた。

 孫の教育について話す頻度について聞くと、「1年に1日以下」と答えた祖父母が最も多く、祖父母の約6割が「子どもと孫の教育に関しての話はあまりしていない」と答えており、祖父母の3人に1人が、「どのような孫との関わり方を自分に求めているのかわからない」と考えていた。

ミクシィグループ=https://mixi.co.jp/


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